イギリスを車で巡る
一人旅。
イギリスを北に向かい、
前回のリバプールを後にし、
ここからは「湖水地方」を巡りながら
エジンバラに向かって行きます。
「湖水地方」は
イングランドの北西部にあり、
その名の通り湖がたくさんあるエリア。
主な湖だけでも10、
小さな池なども数えると500以上あります。
この「湖水地方」は
イングランドの人々にとっては
夏のバカンスを過ごす一大避暑地。
イギリス人曰く、
「ここの雄大な自然は必見」とのこと。
期待に胸を膨らませ、
現地に向かいます。
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蒸気機関車を生んだイギリスの
蒸気機関車に乗ってみる!
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「湖水地方」で訪れるべき!
とイギリス人から言われたのが、
・ウィンダミア湖
・ケズウィック
の2箇所。
と言うわけで、
まずやってきたのは
ウィンダミア湖!
んー、
正直、別に感動はないですねー



もちろん美しいですが、
日本にももっと美しい湖は
たくさんありますし。。
このウィンダミア湖は、
この「湖水地方」最大の湖。
湖をぼーっと見ていても
つまらないので、
この辺りのことを調べると、
湖の南端で蒸気機関車が走っていて
乗ることができる、との事。
その蒸気機関車は、かつて
本当にイギリスを走っていたもの。
私は鉄道にさして興味はありませんが、
昔の蒸気機関車に乗れる、
とあればちょっと興味があります。
と言うわけで、早速
行ってみることに
。

駅で汽車を待つこと数分。
すると、、♪───O(≧∇≦)O───♪
蒸気機関車!(≧∀≦)!
蒸気機関車!(≧∀≦)!
勢いよく蒸気を上げて
シュシュポッポ走ってきます。
初めて見たー、
蒸気機関車

というか、
蒸気がすごくてよく見えない。。。
汽車の全体像が見えるように。
機関士さんたちが、石炭をくべて水を沸騰させ、その沸騰によって生じた蒸気の力で汽車が動く仕組みです
駅の横には石炭の山が!
石炭とはただの石ではなく、植物が腐敗して固まった一種の化石です。つまり、火がつく物質です
汽車はイギリス発祥で
リバプール〜マンチェスター間の
運転が世界初(1830年)。
(営利事業として)
その後の世界を一変させた
一大発明でした。
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では、蒸気がおさまったところで、
客室車両に早速乗り込んでみます。
昔のままの客室車両です!
中は、レール側に通路があって、ホーム側に個室があります
お金持ちはこの個室で
列車の旅をしたんでしょうねー。
続いて、
個室ではない、一般の車両。
正直かなり古い、、、車両。
シートもかなりへたってます、、
しかし、それが味で
スタッフの方々の努力で
今日まで残されているとの事です!
汽車が動き出し、
シュシュと山を登っていきます。
ところで、
蒸気機関車とは
先頭の機関車部分にだけ
動力があって、
残りの客室車両には
動力がなく、
先頭の機関車が後ろの客室車両を
引っ張っていきます。
これを「動力集中方式」と言い
この方式で列車は進化してきて
今でもフランスの高速鉄道TGVなど
世界の高速鉄道は基本的にこの方式です。
一方で、世界で初めて
高速鉄道の開発に成功した日本では(新幹線)、
各車両に動力がある
「動力分散方式」を採用。
日本の地震が多い地形学観点から
その方式が開発されましたが、
今では分散型のほうが
エネルギー効率の面などで有利なため
フランスやドイツでも分散型の
普及が進んでいるとの事です。
ちなみに、
世界で高速鉄道を自国で開発しているのは
日本とフランス、ドイツ、イタリアの
4カ国。
(中国は新幹線の技術を使って開発中ですが、フランス、ドイツの技術も取り入れています)
高速鉄道を開発できる国って
意外に少なくてびっくりです。
(イギリス、アメリカはもちろん技術はあるけど、予算面で頓挫)
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ピーターラビットが生まれた場所、
"ヒル・トップ"へ
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話が、「湖水地方」とは
関係ないところに行ってしまいました。。
蒸気機関車を楽しんだ後、
ウィンダミア湖を離れ
このエリアで最も人気があるスポットに
向かいます。
この「湖水地方」と言えば、
世界的にある物語で有名で、
今でも抜群の人気を誇っているのですが、
それは洋服を着たかわいいウサギの物語、
「ピーターラビット」。
ピーターラビットの話は、
ウィンダミア湖の
横にある山(高い丘)、
"ヒル・トップ"という場所がその舞台。
しかし、リバプールからずーーーっと
雨雨雨。。。
ロンドン近郊も
天気良くなかったですが、
イギリスを北上するに従って
ますます雨雨雨の天気。。。
滅入ります。。。
そしてやってきました
ヒル・トップ!
ピーターラビットの作者、
ポターさんの家が残されています。
ポターさんも見ていたであろう、窓からの景色
緑が絡まったかわいい家です(^^)
庭はこんな感じ。今にもピーターラビットが出てきそう?
家の中は、当時のまま保存されています(フラッシュ撮影禁止)
ポターさんも見ていたであろう、窓からの景色
ポターさんは、この
ピーターラビットの里が誰かの手に渡り
失われてしまわないように
周辺の土地を含め買い取り、
のちに史跡自然保護団体である
ナショナル・トラストに供託され
保存されています。
なるほど、イギリスの田園風景って
こうゆう感じなのですねー
。

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ヒル・トップを後にし、
イギリス人に勧められた
もう一つのスポット、
"ケズウィック"に向かって
北上して行きますが、
その途中、
通過したのが"アンブルサイド"という
小さな街。
この街が
また妙にかわいかったので
思わず下車して写真撮影。
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さらに、
山の中を走っていて
面白そうなので立ち寄ったのが、
妙なストーン・サークル。
とにかく広大な景色が広がり
周りを一望できる絶景の地に、
ストーンヘンジのような
石群が円形に広がっています。
これは
"カッスルリッジ・ストーン・サークル"
という新石器時代の遺跡、
とのこと。
この広大な風景の中、
風はうねりを上げて吹きすさび
360度遠くの山々まで
視界に入る範囲に私一人しかおらず、
神々しさと言いますか、
ちょっとした恐れを抱き、
なかなか感じたことのない
妙に気持ちになったのは
何とも神聖な体験でした。
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湖水地方の広大な風景
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寄り道が長くなりましたが、
イギリスの草の低い山肌を
横目に見ながら車を走らせ、
やっと到着したケズウィック。
以上で「湖水地方」巡りは終了!
次は一気に北上して
スコットランドのエジンバラに
向かいます!
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