貸倉庫から6千万円 ジャパンライフ元会長の隠し財産か   その1       

 家庭用磁気商品のオーナー(販売預託)商法を展開したジャパンライフ(東京、破産手続き中)をめぐる詐欺事件で、警視庁や愛知県警などの合同捜査本部が元会長の山口隆祥容疑者(78)=詐欺容疑で再逮捕=の関係先から現金約6千万円を押収していたことが、捜査関係者への取材で分かったという。警視庁などは隠し財産とみているそうだ。破産管財人が確認した山口容疑者の財産(今月5日時点)は約200万円だという。この6千万円は債権者への返金にあてられる可能性もあるが、億単位の出資をした顧客も少なくなく、賠償に十分な額にはならないとみられるという。ほとんどは分からないところに隠してあるだろう。見つかったのは本当に思わぬ失敗だったんだろう。
 捜査関係者によると、現金が見つかったのは東京都文京区の貸倉庫で、同社が約2千億円の負債を抱えて経営破綻(はたん)した2017年12月の前後に山口容疑者の妻名義で契約され、合同捜査本部が今月上旬に事件の関係先として捜索したという。
 これまでの捜査で、山口容疑者と、次女で元社長の山口ひろみ容疑者(48)が同社の破綻直前まで1カ月に約300万円以上の役員報酬を得ていたことが判明したという。破綻前後、山口容疑者が個人口座から約6千万円、ひろみ容疑者が約1800万円を引き出したこともわかったという。

 

 

  特殊詐欺をする人間は大儲けはできるが捕まることもある。だが、医師はつかまらない。医療ミスもセクハラも医師は処罰されない。そういう意味では医師の方が悪質と言える。

 最近では女性患者の胸をなめたと訴えられた医師が、患者の体から異常に多い唾液が検出されても無罪になった。検察は唾液が垂れたんだろうなどと言ったという。無茶苦茶だな。証拠があっても無罪。手術中患者の胸に唾液を垂らす医師がいるだろうか。そもそも、マスクをしているだろうに。

 奈良県総合医療センターに勤務する20代の男性技師が血液製剤を誤って解凍し、そのミスを隠蔽したなどとして懲戒解雇されたという。

  奈良県立病院機構によると、懲戒解雇処分を受けたのは奈良県総合医療センターに勤務していた20代の男性技師で、今年8月に本来必要なものとは異なる血液製剤を誤って解凍したということだ。解凍された血液製剤は再び凍結させると効果が損なわれる恐れがあるため、その時点で廃棄する必要があるが、男性技師はミスを隠蔽しようとして、血液製剤を元の場所に戻し再び凍結させたということだ。別の担当者が気付いて発覚したが、男性技師はその後も虚偽の説明を繰り返していたといい、奈良県立病院機構は「医療者として許されない行為」として懲戒解雇したという。こういうことはほかにもありそうだ。見つかったのが不思議なくらいだろう。

  また、男性技師は自身が指導していた女性の実習生に対してセクハラ行為をしたことも認めているということだ。

 こんな風に処罰されるのは立場の弱い技師などで医師が処罰されるということは非常に少ない。医療ミスをし放題で、医療ミスがあったら医療関係者が全員で隠蔽に取り組むという今の状況は、医療だけちっとも進歩しないということの原因になっていると思う。がんの死亡者は、人口が減っているのに増えている。がん治療が進歩していれば、少なくても増えるはずはない。その言い訳には詐欺師の論理が使われていてあまりに情けないと思う。

 医療が進歩しているのなら、そして、人口が減っているのなら、がんによる死者は当然減っていいはずだ。反対に増えているということは医学が後退しているからじゃないか。その言い訳には、「がんになる人が激増している」という言葉が使われていて、テレビでも当たり前のようにこの言葉が流され、誰も不思議に思わないようだ。

 年寄りが増えたからがん患者が増えたと言うが、昔は年寄りはがんの成長が遅いから放っておいても大丈夫だと言われていたものだ。180度言うことが変わっている。それに、若い人のがん患者も多い。仕事をしながら治療を受けられないかという取り組みが多いのも若い人ががんになることが多いからだ。

 いずれにしても、がんになる人が多くなったという論理には疑問点が多い。だが、なんと、「二人に一人はがんになる時代」と堂々と言われ、それに真っ向から疑問を投げかける人はいない。安愚楽牧場は最適な投資対象だと言われていた頃、誰一人、あれはおかしいと声を上げなかった。今の「二人に一人はがんになる」というのも全く同じだね。確かな論理的根拠がないが巨大な力を持つものがそう言っているから反論はしない。

  安愚楽牧場がそうだったように、それを利用して儲けようとする人間がいる限り、論理的根拠なんて関係なく怪しげな論理が幅を利かせる。

 安愚楽牧場なんて、出産した雌牛の肉が一番安いことを考えれば、出産を終えた雌牛を購入時と同じ値段で売れるはずがないことは誰でも気付くことなのに、出産牛を購入時と同じ価格で販売するので購入価格は保証される。さらに、子牛の販売価格から手数料を引いた分を配当金として7パーセントくらい確実に渡せますなんてなあ、、、、

 子牛を毎年確実に生ませることやそれが確実に育つなんてあまりに都合の良い論理なんだが、、、、

 でも、当時、こういう疑問を持った牧畜業の人はいたが、マスコミにはのらなかった。「二人に一人はがんになる」なんてのも、疑問を感じている医療関係者はいるだろうが、声を上げない。結局自分を守るのは自分の勉強しかない。

  投資詐欺は今でも大型が進行している。名前は挙げられないが入居者募集で悩んでいる大家が多い時代にアパートなどを経営してもうかるとはとても思えない。

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