いい仕事をするがTwitterの評判が悪いクリエイターと、
悪い仕事しかしないのになんかTwitterのフォロワー数だけは多いクリエイターと、
プロデューサーはどちらを選ぶのだろう?
お察しの通り、正解は後者だ。
これはクリエイターだけでなく、制作スタジオもそうだ。
業界がネットの風評に怯え始めて、もう16年になる。
詳しくは以下の動画を観てもらうとして、
もはやあらゆるクリエイターが奴隷のように生きるしかないのかな?と思いきや、むしろ最近声を上げる人々が増え、もう何が何でも業界を変えるしかない!という機運が生まれ出した、というのは「アニメ業界の『いま』」で語った通りだ。
さて、世のプロデューサーどもはどうするのか?
これはしょうがない話だが、もう大混乱なのだ。
現実的な判断のできるプロデューサーは、もう皆無と言っていい。
先日も新人の制作と、余りにご無体な製作委員会のイチャモンに「大変だね」と労いつつ、
「あのさ、いいこと教えてあげる。現場にいて『もうダメだ!付いていけない!』と思ったら、製作委員会に属するメーカーに駆け込むといいよ?あいつら現場にいた人間を『こいつ出来る!』と勝手に思い込む節があって、何の実績もないのにいい給料もらって、すっげぇ偉そうに現場を苦しめることができるよ!」
と、入れ知恵しておいた。
どんどん減っていることは熟知していたが、今「現場と共にちゃんと良い物を作る」気概とアイディアを持つ製作委員会Pは、とうとう死滅した。
そりゃそうだ、現場で使えなかった人間が委員会側に立って、そりゃまぁ気持ち良く今までの恨みを晴らせる!「イジメ」ができる!と鼻息荒いのだろう。
実名こそ言わないが、かつての僕の後輩も出版社(原作者)のプロデューサーの立場でああだこうだと上から目線で言いたい放題だったが、その実脚本の読み方すら知らなかった。
思いっきり怒鳴りまくってやったが。所詮バカにつける薬はない。もう付き合うこともないだろう。
江戸の仇を長崎で、ではないが、まぁこんな「下剋上」は業界にとって迷惑以外の何物でもない。
無能に金を扱わせない、そういう仕組みの再構築をしない限り、オイ委員会のバカどもよ、お前の地位は安泰ではないよ?
それだけは覚えておいて、それでもイキガりたいなら好きにどうぞ。もう興味ないから。
但し俺に近寄って来たなら、俺何するか解らんから、覚悟しとけよ、無能ども。