プロフィール
- プロフィール|ピグの部屋
- ニックネーム:日本ファミリーオフィス協会代表理事
- 性別:男性
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亡くなられた伊藤英吉さんの長男、伊藤公一さんは表には出ず「裏」で社会貢献をする人だ。表立って「自分は社会貢献しています」というのはご本人の得意のセリフ「田舎者のすること」だからだ。ご先祖の伊藤忠兵衛の建てた豊郷小学校の校舎保存にはかなり力を入れていた。
たまたま、伸助司会の最後の「何でも鑑定団」になった放送で、「出張鑑定」が豊郷町だった。その放送で修復された豊郷小学校が映った。数年前に、当時の町長がこの豊郷小学校の校舎を解体して新たな小学校をつくるという計画を立てたそうだ。それに公一さんは真っ向から反対して、修復させたのだ。ご先祖様のつくったものを壊されるのは堪らなかったという意味もあろう。
ダムにしても行政はとんでもない計画を立てて、住民が反対しても実行してきた。もちろん必要なことはしなくてはならないが、ゼネコンと結託してやってきた不要な事業もあろう。こんなことは我々の身近にもいろいろある。つくらなくてもいい校舎や道路をつくったりしている。新橋の「マッカーサー道路」などは今日的に必要なのだろうかと疑問に感じる人も多いだろう。
でも我々が何も言わなければ、国は厳しい財政事情にも係らず無駄な公共事業をするものだ。そういう仕事に携わっている役人がいる限り、その役人は自分の仕事をつくる。そうしないと自分が失業するからだ。国のためなら自分が失業してもいい、なんていう役人は誰もいない。
我々は国や地方自治体が血税を使って行う事業をもっと監視しなくてはいけない。ここは本当に日本人の弱いところだ。伊藤公一さんのようなアメリカで教育を受けた人にとって、税金を使う事業を監視するのは当然のことなのだろう。