来日している米大統領補佐官イバンカ氏の発信力の高さに驚く。


幼少から数々の修羅場も経験してきた貫禄もある。


そして、発展途上国の女性の起業を支援するための世界銀行の基金への協力についても、すばらしい演説ぶり。


ところが、それを報じる一部マスコミは、安倍総理がイバンカ基金に57億円、と。


これは、先のG20において公約し、すでに発表済の話であり、それを安倍総理からイバンカ氏にあらためて申し上げただけの話。


しかも、その財源は、外貨準備金と米国債であり、このような時に特定の使途がみとめられている資金だ。


国民一人あたり50円の支出になる。


それをなぜここまでイバンカ氏を厚遇するのかとの論調もあり、ここまでくると日本のマスコミのあり方が国際的なターゲットにもなりかねない。


正確な報道をしてもらわないと米国との関係や世界への発信にもなっているゆえ、責任は大きいが、その責任をとらないのも一部マスコミだ。


マスコミは真実を発信してこそ、マスコミュニケーションだ。