先々回記事「このままでは真のお父様直筆の原理原本の日本語訳はまったく違う著作になってしまう!」を、原理原本の日本語翻訳者である中村仁史氏に読むようにリンクを添えて、彼のブログ「統一原理マスタークラブ」の問い合わせメールで「私の願い」を送りました。
「真のお父様が、私たちには理解できない神様の本質世界を意識しながら、地上の人間に合わせ、また摂理的展開の条件の中で、計り知れない意味と意義を込めて書かれた原理原本ですから、たとえ翻訳者の理解の範疇を超えていたとしても、そのまま文字にするべきです。」
上記の記事の最後の内容に添えて、次の一文を添えて送ったのです。
「どうか、日本民族の今後の為に、誠意ある対応をお願いします。」
それに対して、思いがけず返答が返って来ました。
**中村仁史氏返答**
> どうか、日本民族の今後の為に、誠意ある対応をお願いします。
この件については、(私が考える)誠意ある対応をさせていただきます。
一般的に翻訳については様々な意見があります。
菅井さんのように直訳にすべきという考え方もあれば、読者が理解できなければ翻訳の意味がない、意訳すべきと考える方もいます。
この直訳と意訳の間で、どこに基準を置くかによって訳文が異なります。これが、翻訳者によって訳文が異なる理由です。
『原理原本』の場合、基本は当然直訳です。これは今後も変わりません。
上記の理由により、今回の公開したところでは、原文から表記変更した理由を提示しました。
翻訳という作業の性質上(日本語にない韓国語を翻訳する場合など)、結果的にそうなってしまうことはあっても、意図的に『原理原本』を改変するということ
はありません。
もしそうなっていれば、今回のように指摘していただければ、対応させていただ
きます。
以上です。
中村仁史
**引用終了**
「上記の理由により、今回の公開したところでは、原文から表記変更した理由を提示しました。」
返答にはこのように書いてありますが、たとえ理由を添えたとしても、原文を変更してしまったら原理原本では無くなるという事です。個人の原理原本解説書になってしまうという事です。ですから、真のお父様の原理原本日本語訳として出すのなら、変更してはいけないのです。
どうしても間接を添えたいのであれば、別の個人の著作の原理原本解説書として発刊するべきです。原理原本は真のお父様が解説しなければ、意味が分からないとお父様自身が語られているのですから、分からなくてもそのまま直訳にしなければなりません。日本語に無い言葉であれば、その旨を書いて、その言葉自体にふさわしい言葉を当てるべきです。文章の流れから自分で解釈した言葉を当てはめてはいけません。
そうすれば、原理原本原文の意味が分からないほどに、いろいろな視点から見た解説書や研究書が志ある方々によって出されて行くはずです。その中から選ぶのは、王王妃一人一人の自由と責任です。
この内容は、中村氏にも送ります。中村氏に意見やアドバイス、あるいは激励・感謝等のある方は「統一原理マスタークラブ」の問い合わせメールに送りましょう。
「統一原理マスタークラブ」
https://unification-principle.com/
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