無駄で非生産的な時間こそ

テーマ:

趣味をつくれと さんざん言われます。

精神を平らかに保つには まず のめり込める趣味を作れと。

 

趣味というと

なにやら 生産的なことを想像してしまう人もいるかもしれませんが

お茶とか お花とか 手芸とか 音楽鑑賞とか 農作業とか?

ぶっちゃけ

好きなことをする時間が 趣味に当てはまると思いますよ。

 

うちの娘は

英語の辞書を眺めると わくわくするし 自己肯定感が高まってめちゃ元気になると申しております。

しかし 真面目な彼女は

自己肯定感という自分の傲慢な感情を助長するために英語の辞書を眺めるのは

趣味とは言えないのではないかと言いますが

違います。

どんなものでも

趣味とは人が思ってくれないことでも

それに費やす時間が幸せで楽しいなら それが趣味です。

 

どんなにくだらないと思えるものでも

 

自分が楽しけりゃそれでいい。

 

小さいころは 私も

百科事典をただただ 意味もなく眺めるのが好きでした。

文字を追うことが好きなので そのうえさらに美しい挿絵が付いている辞典は

楽しみの塊だったというわけ。

現在は家に百科事典なんかないから 出来ないけど。

 

最近は 動画でテレフォン人生相談を聞くのが面白くてしょうがありません。

以前は 政治や経済の自称ジャーナリストと言われる あまり有名でない人たちの

政治経済解説動画を見るのが 楽しみでしたが

今は 時間があると これにはまっています。

なんの役にも立ちそうにないし 自分の技術も上げないし 無駄な時間みたいだけど

一日の終わりに たわいもない相談を聞いていると 身体が緩んでくるし 楽しいのです。

 

あなたの趣味はなんですか

と聞かれたら

今は テレフォン人生相談を聞くこと。

いろんな考えや 思い込みをしている人がたくさんいるなあと 楽しんでいます。

のめり込むほどの 好きではいけどね。

 

時間を忘れるほどのことは

私の場合 読書しかない。

でも 読書は老眼にはもうかなり厳しい。

それに代わるものは 耳を使うことなので

もっぱら 聴くことをやっているというわけです。

 

だとすると

私の場合 時間を忘れるほど没頭する時間はないなあ。

体力を無視してやってしまうことならある。

たまにやる 大掃除かな。

ベランダ磨きとか そういうの結構好きかも。

 

あと ヨガをやりまくるのも好きかも。

鶴太郎が 一日3~4時間くらいヨガやると聞きましたが

なんか分かるきがします。

あと 伸ばしていない筋肉はどこだ~って感じでストレッチしたり

筋肉を酷使するのが 気持ちいい。

 

決して筋肉をもっとつけようとか

健康になろうとか

そういう高い意図をもっているわけでないところが

趣味と言えるかな。

 

スポーツは好きじゃないけど

身体を使うことは好きなんだな。

 

ただただ 気持ちいいと。

早朝 窓を開けて 風を感じながら ヨガをやっていると

すごい幸せを感じる。

自分の筋肉が どんなふうに繋がっているのか これを伸ばすと内臓がどんな感じなのかを

実感しながら動くのがたまりません。

勉強とか練習とか訓練とか 全く思わないでやるところが いいんでしょうね。私の場合。

 

書いていて分かってきたぞ

私は

身体を使って 肉体のあり様を知ることが楽しいのだ。

肉体は 宇宙そのものだと感じるから。

 

じゃあ 私の趣味は いろんな方法で肉体のあり様を調べるのが

趣味?

変なの。

 

でも これって 趣味が仕事に繋がってますね。

なるほど だから 楽しいのか。

って 今更?