過去・現在・未来~「原点」に向き合った先に見えた景色 | ゴンの徒然ノート

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一人の人間として、女として、母として、介護士として
時に迷い、泣き、笑い、
そして「よろこんで あきらめて 運命とよばれるものにノックダウンされよう!」

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※備忘録


2~3年前から、漠然とやりたいと思っていたのに、なぜか進まなかった事が、この数週間で、一気に具体的に進み始めたo(^-^)o

仕事でのスキルアップとその他に、仕事とはまた違うが、この2~3年漠然とやってみたかったことがあった。
それが面白いように情報が集まったり、
物ごとが運んでいく。

自分自身の過去を振り返った時に、なぜ
そういう経験をしたのかを考えると、
自然と、「それ」の為かもしれないと思ってきたことでもあった。
そして今は、「そうしたい!」と自分の心の奥深くから湧き上がる願い。


すべてのことに「意味づけ」をしようという訳ではないが、ある出来事や誰かとの出会いは、その時には気がつかなかったり、意味もないように思うことも、数ヶ月、長い場合は何年も何十年も経ってから、
「あっ!この日の為か!」
「あ~!このことの為だったんだ!」
そんな風に、気がつくこともある。
そんな風に感覚的にものを捉える性格だからかもしれないが^_^;
自分の人生の中で起こる出来事や人との出会いは、ジクソーパズルの一つひとつのピースのように、自分の人生という絵を完成させる大事なピースだと思う。



思い返せば、ブログを始めてこの2年間は
【過去】と徹底的に向き合う時間だった。

ブログを始める以前にも、納得出来ていると思っていた【過去】は、まだまだ蓋をして、見ないようにしていた部分があった。
そこに向き合う事がこの2年間は必要だったのだと思う。
もう大丈夫、もう毒出しも終わったと
思っても、角度を変え、何度もそれに向き合わせられる日々だった。
最終的には、「しっかり見て確認してこい!」と言わんばかりに、【過去】である
「原点」へと自分の意思とは関係なく
引っ張られたような感じで、パンドラの箱が一気に開いた先月の出来事。
そして、感じた【過去】への自分の思いの変化。


JWを自然消滅という形で、辞めてからの
この二十数年は、ただ目の前の現実を
生きるのに精一杯だった。
【過去】は、蓋をし見ないように目を瞑ってきた。
そして【未来】には、夢を描くなんて余裕はなかった。
それは、JW2世であるが故の思考パターンもあったと思う。
将来の希望はすべて楽園へ持ち越しで
この世の中で希望を持つことも、未来を思い描くこともできない子供時代を過ごせば少なからず、ただ目の前の現実をどうやり過ごすかしか考えられなくなるかもしれない。

少なくとも、私はつい数年前までそういう生き方だった。
仕事は、生活の為だった。
結婚についても、旦那には申し訳ないが
結婚というものに、将来的な夢は描けなかった。(たぶん誰と結婚しても同じだったと思う)
家を買うという時も、そんなにこだわりもなく、大きな喜びもなかった。

なにが、自分の望みなのか、未来はどうしたいのか、どんな生き方をしたいのか、
そういう事があまりない、ただ【現在】を生きるだけの生き方だった。


仕事も今はライフワークと呼べるものに出会えた。
結婚も、大きな夢を見なかったからこそ
幻滅も少なかった(笑)
何より、お互いに適度な距離を持てているからこそ、お互いに自由を尊重しあえている。
だから結果的には、【現在】を生きることに精一杯、それで良かったとは思うが。


今回、しっかり【過去】である「原点」に
向き合い、本当に昇華出来た!と
思えたことで、これからの【未来】の夢や自分の本心の願いが目の前に、現実味を帯びて浮かび上がってきた。
その途端、不思議なほどやりたいと漠然と
思ってきたことが、具体的に目の前に思い描けるようになり、同時に物ごとが進み始めた。

それは、【過去】を肯定出来たからこそ
どんな【未来】を生きたいかが浮き上がってきたからなのかもしれない。

考えてみれば、そのやりたいことは、
自分が【過去】をきちんと昇華出来ていなければ難しいことでもあったのだ。

まるで、「もう進んでいいよ!」と
やっと背中を押してもらったように
感じるこの数日だった。