おはようございます
゚・*:.。. ようこそ
.。.:*・゜
メイの無事を一緒に喜んでくださり
ありがとうございました
昨夜はほとんど
眠ることができませんでした
メイが飛び立ってしまった瞬間が
頭の中で無限ループ
もし見つけてあげられなかったら
もし着地点が道路だったら
もしカラスやネコに襲われていたら
もし目撃情報がなかったら
もしメイではなくモネだったら
遠くまで飛べるし返事だってしてくれない
恐怖に震え
鳥は飛べる
こんな当たり前のことにも
震えてるというね
バカ飼い主
お叱りを受けなければいけないのに
あたたかいコメントばかりで
眠れない昨夜から
何度も何度も読ませてもらっていて
ただただ涙しています
コメントくださった方
いいね!をくださった方
そっと無事を喜んでくださった方
皆さま本当に
ありがとうございました
まずは逃がした経緯から
なのですが…
過ちを繰り返さないためにも
非難され軽蔑されるのを承知のうえで
正直に書きたいと思います
いつもメイを肩に乗せたまま
宅急便の受取りをしていました
この日も普段どおり
メイを肩にのせたまま玄関を開けると
何かに驚いた様子で
見たこともないほど高く遠くへ
飛び立ってしまいました
クリップもしてるし
メイは私から絶対に離れないからと
過信していたんです
なんて愚かな…
どんなに後悔しても
起きてしまったことは戻せません
玄関から飛び立ってすぐに
敷地内右奥の桜の木で発見しました
住人の方がここに居ますよ~と
教えてくれたのですが
木が高くて途中まで登っても
メイには届きません
メイもこっちへ来たそうなのに
降りては来れません
鳥は上には飛べるけど
下には飛べないと
SNSで見かけたことがあるので
お宅へお邪魔させてもらって
同じ高さのベランダから
呼びかけてみましたが返事をするだけ
桜の木をゆすれば
私のところへ飛んできてくれるはず
これもまた私の過信で
驚いたメイは
私のところではなく
逆方向へ更に遠いカラスの住処へ
消えていってしまいました
この後の行方が
完全にからなくなってしまい
まさかメイが…
これって夢なんじゃ…
夢であってほしい
でも現実で
娘と2人
捜索がはじまります
柵を越え崖を登り
背の高さ以上の笹が生い茂る
カラスの住処へ
虫嫌いな娘も
藪の中を必死に捜してくれました
ほんと ごめん
私には大丈夫だよ!
必ず見つかるから一緒に頑張ろう!
気丈に励ましてくれたけど
私が居なくなると独り
絶望して大泣きしていたそうです
私はというと
暗くなるまでに見つからなかったら
ビラを作ってマンション全棟と
ご近所を訪問&ポスティングしよう
そんな使命感が先に立ち
涙は意外と出なかったんです
もう必死なんでね
大声で何度も名前を叫んでいたので
見覚えのある住人に
『うるさい!そんな騒ぐなよ!』
心無い事も言われたけど
その時は無感情
今頃になって
あのクソジジィーめ
カラスの住処の林を越えると
車が頻繁に通る大通りになっていて
通りを挟んだ向こう側には
メイが発見された短大があって
木々や住宅も密集していて
リニア新幹線の工事現場もあるんです
絶望の中
それでも諦めてはいませんでした
短大はコロナで入校禁止で
中に入る許可が下りなかったので
こっそり侵入して
小声で捜索をしていましたが
このときメイには届かず…
捜索後半に
娘が住人の方から
情報をいただく事ができたんです
『俺見たんだけど
林には止まらず越えていったようだぞ』
そのころ私は短大付近にいて
カラスの住処にメイを見かけた気がして
娘をこちらへ呼び出し
双眼鏡で遠くの木々を捜索していました
娘が到着してしばらくすると
男性2人が近寄ってきて
『もしかして鳥?』
短大の事務員さんでした
『もう4時間も前になるけど
中年の女性が
カラスに追われてるピンクの鳥がいると
事務所に伝えにきたんだよ』
『それで確認しに行ったんだけど
もう居なくてね…』
その女性がカラスを
追い払ってくれたそうなんです
メイだ!!
絶望から
一気に希望へと変わり
もうすでに
娘は泣いていました
入校の許可をいただき
目撃現場周辺を呼び掛けながら捜すと
ウェウェ!!
メイの元気が鳴き声が
娘の呼びかけに反応してくれました
メイここに居るよ!
メイちゃんだー
嬉しさのまり泣き崩れました
手を差しだすも
素直には乗ってくれず
よっぽど怖かったのか
私を怒ってるのか
木の奥に隠れて
しがみ付いて出てこないんです
体を握って無理やり引っぺがして
スーパーのレジ袋に入れ
人目も気にせず
娘とオイオイ大声をあげて泣きました
事務員さんにお礼を言い
レジ袋をそっと抱きしめて帰りました
目撃情報がなければ見つけ出すことは
不可能な場所に隠れていたので
住人の方にも
事務員さんにも
そして何よりカラスを追い払い
短大の事務所へわざわざ報告してくださった
見知らぬ女性の方には
感謝してもしきれません
ただひとつ思うことは
有益な情報はなかなかすぐには
いただけないものかと…
もっと早く教えてくれたら
藪で虫まみれにならずに済んだのに
必死に叫びまくり取り乱す母娘2人を
不憫に思ってくれたのでしょうか?
ようやく情報を
届けにきてくれたのですから…
4時間のサバイバルで
娘は全身が筋肉痛
私は持病なのか?筋肉痛なのか?
もはや わかりませんが
メイちゃんの存在が何より幸せで
人々に感謝
神様に感謝
奇跡に感謝
そして安全な場所に隠れて
じぃーっと私たちを待っていてくれた
メイにも感謝です
うぅ…涙が
もう決して
こんな思いはしたくないし
娘やメイにも
させたくありません
本当に…
奇跡は何度も起きないですもんね
いつも以上に
羽繕いが念入りな気がするので
ダニなんかも心配なので
しばらくしっかり観察しないとです
帰宅後に挽回したので
1日の食事量は変わらずでしたが
超久々の新記録達成!
体重298gに減少
うちでは気の強いメイちゃんだけど
真っ黒なカラスに追われ
知らないお外で独りぼっち…
怖かったよね
ごめんね メイちゃん
あぁ~だけど
悲しいお知らせにならなくてよかった
残りの人生
生ける屍になるとこだったわ
メイの無事を
一緒に喜んでくださった皆様
本当に本当に
ありがとうございました