朝から夕方まで仕事をして、なんとかギリギリ締切に間に合わせた。

初めてZOOM会議したけど、壁が映るので準備が必要だった。

お昼は魯珈でカレーを食べた。ここ1ヵ月、職場と家族以外で自分を名前のある個人として認識してくる人と接するのはよく食べに行く店だけだとふと気づいた。

 

 

昼に「政治的発言」云々みたいな話を見てイラっときた。

多くの人が指摘しているけど、「ミュージシャンは政治的発言はしないでほしい」と言われるときの「政治的発言=政権批判」で、「今は文句を言わないで一つになりましょう」とかいう批判をポエムで封じるような物言いは”現在の政権が取っている対策を一切批判するな”という極端な政治的態度の表明で”政治的発言”なのに、「政治的発言はしないでくれ」と言われることはない。”穏やかな大人の態度”みたいに受け取って問題視する人はほとんどおらず、安倍首相とツーショット”みたいなことについても誰一人として政治的な態度表明として問題にすることはないのが現状だろう。要するに、「政治的発言をするな」というのは、「政権に楯突くようなことを言うな」といっていることと同義になっている。「政治的発言をするな」という物言い自体が「政治的」であるということに気づかない間抜けさ…

「政権に楯突くこと」だけが政治的発言なのではなくて、「政権のやっていることを是認又は黙認すること」も明白な一つの政治的な態度表明で「政治的発言」なのに、片方しか問題にならないのは明らかにおかしい、ということにすら気づかないで(考えようともしないで)、なんとなく「文句言ってる人っていやね」みたいな単細胞の感情論みたいなものに流されて、黙っている自分は関係のない安全圏にいると思い込んでいるんじゃないかと思う。

何もせず黙認することは”非政治的でいること”ではなく、”中立であること”ですらなくて、(消極的ではあるけど)”現在の政策を是認する”という一つの政治的な態度決定だし、さらに進んで他人の政権批判を委縮させようと「政治的発言をするような人だなんて思わなかった」みたいな幼稚なことを言い出すのは、傍から見れば現状を追認するための積極的な言動を行っていることでしかない。そういう他人の行動・自分の行動の意味を考えすらせずに、「怒っている人ってやだね」「穏やかな人がいいよ」みたいな感情論に安易に流されて何も考えないのはほんとバカだと思うし、こんなくだらないことがさも論点であるかのようになってしまう時点で、日本ってほんと民度激低国家なんだなとがっかりした。そういう真面目な面したバカの発言を目にしたおかげで昼は結構イライラしてた。

怒ってる人みたいに思われるのもなんだなと思ってたけど、何も考えずどんなひどいことが起こっていてもヘラヘラ笑ってるのが「穏やかな人、大人」だというならそんなもんくそくらえだし、そういう超幼稚な価値観で生きていない人も世の中にはちゃんといることは知ってるので、そういう人と付き合っていきたい。こういう幼稚な人達には「政治的発言をするなんて、ファンやめます」みたいなことを言われるかもしれないけど、俺は声をあげてくれた人のことはばっちり信頼できる人として心に刻んでおく。

 

夕方には仕事が終わって気分がよくなった&疲れてこれ以上仕事ができなくなったので自転車で実家に帰った、途中で吉田カレーでチリトマト豚弁当を買って帰った。

実家では相変わらずキズのPVを延々と観ていた。

 

 

ちょうど出る直前、18時にDADAROMAがBLAZEでラストワンマンをする予定だった20日に、無観客配信をするという発表があり、グッズの情報なども出て一気にテンションが上がった。

今何よりも嬉しいニュースかもしれない…よしあつさんが「何もしないとでも思いましたか?」とツイートしててかっこい~となると共に、まあ活動休止を言い出したのはよしあつさん一人のようだし、正直気持ちが切れてもうやる気がないって可能性は大いに考えてややあきらめモードでした、サーセンwとも思った。2年前のDVDじゃなくて、今の最高にかっこいいDADAROMAの姿が見られるし、映像にも残る。これはほんと嬉しい…20日をいい気分で迎えられるようにそれまで1日1日がんばるぞ、とマジで気力がわいてきた。

 

昼にKOTOちゃんの「アイドルオタクのアイドル離れという言葉を聞きますが…」というツイートを目にして、まあライブが好きだからこそ今の状況では興味が持続しなくなってるのは俺だけじゃないんだろうなと思いつつ、アイドルから離れているのにアイドルオタクとは…wとも思った。根がアイドルオタクなので、アイドルを見なくなってもアイドルオタク…でもこれはある意味では正しいようにも思えていて、ライブがない今は一時的にアイドルから離れても、根がアイドルオタクである以上、ライブができるようになったらたぶん戻っていくと思う。

正直配信は飽和状態で逆にどれも見る気が起きないし(ちゃんと音楽活動と関係しているものはそれでも見たいと思うので、内容を練ってくれれば…あと内容がしょうもなくてもBGMにそのグループの曲が流れてれば退屈な聞き面にはならないと最近気づいたので、みんなBGM流せばいいのにと思う)、ZOOM特典会ってのもなんか生々しい感じで夢がない…

やっぱり今の状況でできることってネットを通じた交流がメインになってしまうから、アイドルやバンドは夢のある見上げる対象であってほしいと思っている自分みたいな人にとってはどうにもなれあいを延々と見せられることで安っぽく見えてしまってやや幻滅するだけ、と心から楽しめるものではないので、もう今は俺の出番じゃないと割り切って、在宅での交流が好きな人に向けてやってることとして目をそらしていればいいかな、という感じ。まあ資金不足とかがあれば方法を示してくれればできることはするし、向いてない方法での応援を無理してしなくていいかな、と思った。