安室奈美恵さんに栄誉賞 沖縄県庁で翁長知事が授与(『日本經濟新聞』 2018.5.13)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30870360T20C18A5ACYZ00/

 

 

安室奈美恵さん、翁長知事死去でコメント

 

翁長雄志知事の死去の訃報を受け、県出身の歌手、安室奈美恵さんは9日、公式ホームページでコメントを発表した。

 

「お悔やみ申し上げます」と題した一文の中で安室さんは「体調が優れなかったにもかかわらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました」と県民栄誉賞授与式を振り返り、「沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております」と知事の冥福を祈った。

 

安室さんは5月23日、沖縄県から県民栄誉賞を受けた。翁長知事は膵臓がんで闘病中だったが、授賞式には出席し、安室さんに表彰状を手渡した。
 
《安室さんのコメント全文》

 

翁長知事の突然の訃報に大変驚いております。

 

ご病気の事はニュースで拝見しており、県民栄誉賞の授賞式でお会いした際には、お痩せになられた印象がありました。

 

今思えばあの時も、体調が優れなかったにも関わらず、
私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました。

 

沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、
これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております。


心から、ご冥福をお祈り致します。

 

安室奈美恵

 

琉球新報 『安室奈美恵さん、翁長知事死去でコメント』記事(2018年8月9日 06:40)

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-778660.html

 

 

先日8日、翁長知事が亡くなられました。

 

既にお写真にあるように、ガン闘病の末の訃報であり、やせ細った姿が、かなり痛々しいものを感じます。

 

今回のニュースについて、翁長知事が「安倍政権の沖縄いじめに命を削って抗った」とする見方がある一方、単に「安倍政権VSリベラル」という、小さな対立軸に収めてはいけない気がします。

 

正直、沖縄の問題は、どの歴代政権でも米軍基地はなくせなかったし、何も安倍政権だけが悪いのではなく、今までの政権にしたって、それを温存してきたのは事実です。

 

そして不思議なのが、リベラルから誰一人とも「米軍基地」そのものの在り方について、議論をするのではなく、いつもの型にはまった『反安倍』の論理で、彼らだけが酷いのだと、それさえ排除すれば、あとは全て解決するという議論の雰囲気には、どうも納得がいきません。

 

その典型が「沖縄いじめ」であり、事実をしっかりと受け止めれば、そもそも、なぜ『基地問題』が存在するのか、物事の大本から類推すれば、それがアメリカによる「日本いじめ」の結果だからです。

 

私たち日本人は、よくもわからず東アジアに「(自国にとって)危険な国が多くある」と思い込んでいます。

 

ソースはテレビなどの既存メディアか、日本語のインターネット検索がもっぱらで、最近のトレンドはYOUTUBEの政治チャンネルでしょう。

 

しかし冷静に考えてみると、本当の意味で「向こうの人たち」と何ら接触点を持っていないことに気付くハズです。

 

我々は英語が出来ないために、恒久的な相互コミュニケーションを通じた「友達作り」が出来ず、結果自分たちの「頭の中だけ」で作りだした東アジア像を思い浮かべます。無論、それを形作っている媒体は上記のメディアに強く依存します。

 

実際英語を独力でマスターされたMichikoさんは、ご自身の英語ブログを通じて、海外の人々と積極的に意見交換をし、時には本音をぶつけて、特にアメリカの白人たちは激高していました。

 

その中で、色々と汚い言葉を浴びせつけられながらも、精力的に活動を続け、彼らの「世界観」を抽出することに成功し、そのフォーラムサイトでのやり取りの結果をブログなどで逐一発表されたりしています。

 

反面、アジアの人々とも、積極的にメッセージを取り交わし、現代文明の英知であるインターネットの力を最大限に利用する形で、何年も英語でやり取りをして、本当の意味で、彼らこそが、アジア地域のことを本気で思っていることに気が付かれました。

 

結果、中国の人々が願うことは、アジアの平和であり、その中での「各国の独立」です。

 

無論、琉球もその一つで、現代のように『沖縄』として併合されようとも、中国の首席と、琉球の長が、共に笑顔で写真を取り、融和を求めていると、それは過去400年間の「悔恨」の清算として、さらに別のアメリカ在住の中国の方が、「(沖縄は)中立になるべきだ」と、日本と中国のどちらにも偏らず、中庸を保つ国家となとなるべきだと、翁長知事がお亡くなりになり、習主席と握手することが叶わず、非常に残念な気持ちではありますが、沖縄の人たち自身が「そう思えるとき」が来れば、おのずと願いは満たされるのです。

 

 

<参考資料>

 

・日本經濟新聞 『安室奈美恵さんに栄誉賞 沖縄県庁で翁長知事が授与』記事

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30870360T20C18A5ACYZ00/

 

・琉球新報 『安室奈美恵さん、翁長知事死去でコメント』記事

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-778660.html

 

・拙ブログ 『‐【歴史の悲劇】明は、なぜ琉球を助けられなかったのか(Michikoさんのブログより)‐』記事

 

https://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12393606808.html

 

 

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