皆さん、こんにちは☆
今日の記事は「けいおん2期」第7話の感想です(^-^)/
2期が始まってから「けいおん!!」関連の出費が尋常じゃないことになっている気がします(;´▽`A``
6月も搾取され続ける日々が続きそうですww
でも、グッズとかを買ってもあんまりじっくり楽しんでいる時間がないんだよなぁ・・・(><;)
☆『けいおん!!』第7話「お茶会!」の感想
脚本:横谷昌宏
絵コンテ:内海紘子
演出:内海紘子
作画監督:池田和美
今回は一つ大きなサプライズがありましたね。
・・・それは、脚本に横谷さんが起用されたということ!
吉田さん、花田さん、村元さんという3人の方が今まで「けいおん」の全話数の脚本を担当して来ましたが、この3人以外の方が脚本に参加したのはアニメ1期・2期を通して今回が初めてです。
横谷さんの最近の代表作(脚本担当作)としては、「ケロロ軍曹」、「とらドラ!」、「のだめカンタービレ フィナーレ」、「会長はメイド様!」などが挙げられます。
詳しくは知りませんが、脚本家としてかなり実績のある方みたいですね。
絵コンテ・演出は内海さんですね(^-^)/
「けいおん」で絵コンテ・演出を担当するのは今回が初めてになります。
作画監督は池田和美さんですね(^-^)/
アニメ1期では、第6話「学園祭!」、第12話「軽音!」で作画監督を担当なさっていました。
アニメ2期で作画監督として登場したのはこの第7話が初めてですね。
池田さんのキャラ作画好きです(*^▽^*)
「けいおん」の作画監督と言えば、堀口さん、秋竹さん、植野さん、そしてこの池田さんという4人の存在がやっぱり大きいんじゃないかなぁと思います。(まぁ、堀口さんは別格ですがw)
この4人が作画監督を担当している回は作画の乱れも少なく、キャラが可愛く描かれていることが多いような気がします。
これからも頑張って「けいおん」の作画を引っ張って行って欲しいです!
■ストーリーの要約
元生徒会長の曽我部さんから「秋山澪ファンクラブ」の会長の座を密かに受け継いでいた和。
尊敬する曽我部さんが残したファンクラブのために今までずっと何もすることができずにいたが、軽音部のメンバーに協力してもらいファンクラブのお茶会を催すことにした。
ノリノリで企画に協力する唯や律とは対照的に、主役である澪はやはり落ち着かない様子。
しかし、お茶会が進むにつれて少しずつ緊張も解れ、最後のバンド演奏ではボーカルを堂々とこなした。
曽我部先輩は大学のサークルの旅行中だったため今回のお茶会には参加できなかったが、ファンクラブが楽しく活動していることをメールで知り嬉しそうに微笑むのだった・・・。
該当する原作エピソード:3巻(17~24ページ)
■全体の感想
Aパートの澪たちの回想部分では原作コミックスのエピソードがほぼそのまま使われていましたが、Bパートのお茶会エピソードは原作にはないアニメオリジナルストーリーでしたね。
なので、第7話全体としては原作準拠のお話だったというよりもアニメオリジナル回だったなぁという印象の方が強かったです。
原作:アニメオリジナル=3:7
このくらいの印象でしたww
いや~しかし、曽我部さんのエピソードをアニメ2期で本当にやってくるとは・・・ちょっと意外でしたね。
今回の曽我部さんのエピソードは、原作では唯たちが2年生だったときの話でしたので、3年生に進級したところから物語が始まったアニメ2期には盛り込むことができないんじゃないかと思っていました。
※参考記事
・けいおん2期は唯たちが3年生の春を迎えたところからスタートらしい
第2話の部室掃除の話のようにあまり時系列を気にしなくても良いエピソードがアニメ2期で拾われることは十分にあるだろうと思っていましたが、今回のように時間軸が重要になってくるエピソードまでもが拾われるなんてちょっとビックリですね。
やはり原作コミックのストックが少ないので、その中で拾えるものはなるべく拾ってしまおうという方針なんでしょう。
結果的に曽我部さんのエピソードをアニメで観ることができたのは良かったし嬉しかったですが、こういう安易な過去回想シーンに頼って原作の飛ばした話を再現するという手法はあまり採用して欲しくなかったですw
実際、そのせいで問題も発生してしまいましたし↓
※参考記事
・曽我部さんの設定が矛盾している(?)件について考察【けいおん!!7話】
さて、原作との関係についての議論はここまでにして、さっそく感想の中身に入って行きましょうか☆
今回はギャグ回という印象が少し強かったですねww
第2話ほどギャグが前面に押し出された回というわけではありませんでしたが、笑えるシーンがかなり多かったです。
第1話、第3話、第5話などよりは確実にコメディタッチなノリが強かったと思います。
でも、そこに和の想いや卒業した曽我部さんを上手く絡ませることによって、単なるギャグ回に終わらず、ちょっとしんみりと感動できる部分もちゃんと盛り込まれていましたね。
ギャグと感動のバランスが良い具合に取られている話だったんじゃないかなぁと思いました。
面白かったです!!
ただ、ファンクラブのためのお茶会という非日常的なイベントがメインになっていたのでいつもの「けいおん!!」のようなゆるやかさがあまり無かったり、原作が元になったAパートと完全アニメオリジナルのBパートで全然雰囲気が違ったりするなど、全体のストーリー内容に少し違和感を感じたのも事実です。
もしかしたらこの辺には、脚本と絵コンテ・演出がいつものメンバーではなかったということも多少影響しているのではないかと思いました。
・・・まぁ、ストーリー全体にどういう印象を受けるかは人によって全然違うと思いますがww
で、次にキャラに焦点を当ててみますが・・・
澪がメインのお話でしたね(*^▽^*)
昔の澪だったらファンの子たちの前でボーカルをこなすなんて絶対にできなかったでしょう。
というか、そもそもこういうお茶会を開くことですら絶対に許さなかったと思いますww
でも、澪はもう昔のような恥ずかしがってばかりの澪ではありません!
完全に恥ずかしがり屋な一面や気の弱い一面を克服したとは言えないけれど、この2年間軽音部として過ごしてきたことによって精神的にホントに成長してくれたと思います。
「目立つのは正直嫌だけれど、曽我部さんや自分に憧れを持ってくれているファンの子たちの気持ちに応えられるように頑張ろう!」と思えるくらい強い娘になってくれました。
澪は澪らしさを残しつつ、ちゃんと前に進んで来たんです!
・・・そういう澪の成長を感じることができるストーリー内容でしたね。
あと、こういうふうに澪がしっかりとメインで描かれる話は2期では初めてだったような気がします。
第3話が律メイン、第5話が梓メイン、第6話が唯メイン、そしてこの第7話が澪メインとすると、まだメイン回を担当していないのはムギだけですね。
これから先どういうムギのメイン話を見られるのか楽しみです♪
さて、次に焦点を当てたいのが梓です(^-^)/
梓は今回、曽我部先輩へ強い気遣いを見せてくれていましたね。
曽我部先輩の澪ファンだという気持ちはきっと消えていない!と、一生懸命になって律を説き伏せたり、
お茶会の様子を撮った写真を曽我部先輩に送ろうとしたりする・・・などなど。
(しかもその際、アドレスを生徒会で調べるように和に強い口調で頼むくらい本気でした)
ぶっちゃけ、軽音部のメンバーの中で梓が一番曽我部さんを意識していたように思えます。
なんで梓がこんなに必死になって曽我部さんへの思いやりを見せていたのか、最初はよく分かりませんでした。
唯たちや和のように曽我部先輩と何か深い繋がりがあるわけでもないのに、どうしてこんなにも積極的な行動に出たんだろうか・・・そう疑問に思ったわけです。
単に「梓は思いやりのある娘だから」では説明がつかないくらいに必死な言動でしたよね。
この点に関して、多少の違和感を感じていました。
梓はどうして曽我部先輩に対する強いこだわりを見せたのだろうか・・・。
でも、ちょっと考えたらこの疑問はすぐに解決できましたww
ずばり、梓は自分と曽我部先輩の姿を重ねていたんだと思います。
卒業して澪たちと離れなければならなくなった曽我部さん。
大好きだった澪を当たり前のように毎日見守ることができた日々はもう戻ってきません。
そして、梓も近い将来に大好きな澪たちと離れなければならない日を迎えるわけです。
澪たちはいずれ卒業し、梓は軽音部に残されることになります。
今こうして当たり前に楽しんでいる軽音部の日常も、そう遠くない未来に当たり前ではなくなるんです。
曽我部さんと梓の間には卒業した側か残される側かという違いはあるけれど、卒業という出来事によって澪たちと離れ離れになってしまうという点はまったく同じですよね。
梓は、自分が曽我部先輩と同じように一人になってしまう側の立場だということをちゃんと理解しているんだと思います。
自分も曽我部先輩と同様に、いずれは澪先輩たちと離れることになってしまう・・・。
離れた後はきっと凄く寂しい気持ちになるんだろう・・・。
梓には曽我部先輩の気持ちがまるで自分の気持ちのように痛いくらい分かったのだろうと思います。
梓が曽我部先輩に抱いた感情は、きっと、ある種の親近感だったのではないでしょうか。
一人になった曽我部先輩とやがて一人になるであろう自分の姿が、重なって感じられたんでしょう。
つまり梓は、曽我部さんと自分自身を少なからず同一視していたのだと思います。
だからこそ、こんなに必死になって曽我部先輩を気遣うような言動を取ったわけです。
卒業して離れ離れになっても、みんなの繋がりは決して消えたりなんかしないですよね!
卒業する人も残される人も、お互いのことを忘れたりなんかしないですよね!
・・・そういうことを曽我部さんという存在を通じて確かめたかったというか、自分に言い聞かせたかったというか、信じたがっているというか・・・。
梓の必死な言動の裏にはこうした想いがあったのではないかなぁと思いました。
卒業する側である澪たちは、自分たちの卒業についてまだぼんやりとしか考えていないようだけれど、一人残されることになってしまう梓だけはすでにこの卒業という問題を強く意識しているんですね。
あぁもう、「けいおん!!」は本当に深いなぁ!!
では、最後にキャラの作画について。
うん、今回もかなり良い作画でしたね♪
キャラが一つ一つのシーンでしっかり可愛く描かれていました。
第5話、第6話、そしてこの第7話と、かなり安定しているような気がします。
キャラ作画の丁寧さや安定感は間違いなくアニメ1期よりも2期の方が上だと思います!!
このクオリティを今後もしっかりと維持してほしいですね(*^o^*)
■個別の感想
気になったところや面白かったところをピックアップ!
①少しずつ迫って来る卒業という二文字
「全体の感想」に関連して、少し真面目な考察を。
唯「なんか大人な発言・・・」
ムギ「女子大生だもんね」
澪「私も・・・私も卒業したらそんなふうに大人になっちゃうのかな・・・?」
この辺りの一連の会話の内容が今後の「けいおん!!」の鍵になってくることは間違いないでしょうね。
つまり、少しずつ目の前に迫って来る卒業という二文字・・・!
まだまだ今の段階では唯たちに切迫感はあまりないけれど、時が経つにつれて徐々に卒業というものの存在の大きさに気づかされて行くことになるんでしょう。
最終的に唯たちはいったいどんな形で卒業を迎えることになるのか・・・。
見守って行きたいですね!
(アニメ2期で卒業までが描かれるのかは不明だがw)
②澪グッズwww
どうしてこうなったヽ(;´Д`)ノ
目が虚ろ過ぎるwww
これ絶対に唯か律が撮っただろwwww
・・・でもこの意味不明なグッズはちょっと欲しかったり(〃∇〃)
割り箸とか・・・もったいなくて使ったあと捨てられないじゃないか!(///∇//) ←オイww
③唯&律の司会コンビ良いね☆
この二人はやっぱりトーク力がありますなぁ(///∇//)
司会を難なくこなしていましたね!
・・・まぁ、司会というよりはお笑いコンビみたいな感じもしたけれどww
息がぴったり過ぎてホントに可愛いかったです♪
④ケーキカット!wwww
ご結婚したんですね、おめでとうございます!(≧▽≦)
・・・えっ!?違うの?
というか、このときの二人の表情がヤバイww
マジで大笑いしましたよwww
いやしかし、なんでこんなに巨大なケーキをわざわざ用意する必要が?(^▽^;)
無駄に金かけ過ぎだろっ!ww
あっ、ムギの財力ですね、分かりますwwww
⑤発見!澪&律の中学時代の制服姿!
ここのシーンで澪と律は何気に中学時代の制服(だと思われるもの)を着ていますよね(*^.^*)
緑色の制服だったんですね~(*^▽^*)
ちょっと貴重な物を見せてもらった気分です♪
⑥「ぴゅあぴゅあはーと」キター!!
ついにバンド演奏シーン&新曲が来ましたね!
うぉおおおおおおおっ!(〃∇〃)
澪メインボーカルだぁああああぁああぁぁああ!(///∇//)
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
明るく元気で力強いロック!という感じの曲でしたね(≧▽≦)
澪がメインボーカルを務めているということもあってか、なんとなく曲の系統としては「ふわふわ時間」に似ているような気がします♪
まだ数回しか聞いていないけれど、メロディラインがとても綺麗でかなり耳に残りました!
新たな名曲が生まれましたね!(*^▽^*)
演奏シーンの描写は・・・
まずまず丁寧だったので好印象を受けましたよ(^-^)/
ちゃんとキャラの手元が映っているカットも多かったです。
まぁ、会場設備がショボかったので迫力にはイマイチ欠けましたがww
「けいおん!!」は本気でバンドをやるような熱血部活アニメではないということはもちろん分かっているけれど、迫力のあるバンド演奏シーンも見たいと思うのがたぶん多くのファンの本音だと思います。
なので、学園祭本番のライブでは今回以上のしっかりとした演奏シーンの描写を期待したいですね!
あと、ちょっと気になったことを一つ。
上の画像を見てもらうと分かるかと思いますが、律のドラムセットにフロアタムが追加されていましたね!
(一番左側にある大きめのドラムがそうです)
カッコイイ!
・・・ただ、この角度から見ると若干フロアタムが小さいような(^▽^;)
一番奥に置いてあるから小さく描いてあるだけなのかなぁという気もするけれど・・・。
ちょっとだけ気になりましたww
そして、最後にもう一つ!
「ぴゅあぴゅあはーと」の発売日は6月2日(水)ということみたいですね♪
いや~、かなり早い発売ですな~Σ(・ω・ノ)ノ!
というか、2日の時点でまだ第7話を放送していない地方って結構多いはずでは・・・?(^▽^;)イイノカヨ
その上、今回は挿入歌のシングルCDということもありますし、前回(OP&EDのCD)のように売れまくるということは難しいかもしれないですね(><;)
でも、頑張ってランキング上位を目指して欲しいです!
※関連記事
曽我部さんの設定が矛盾している(?)件について考察【けいおん!!7話】
※他ブログ様の感想記事
●「たまごまごごはん」さん
今の楽しい時間のこと、大人になったら忘れちゃうのかな。「けいおん!!」第七話
いつも素晴らしい感想記事ありがとうございます。