チャオーーーーーーー!!!!








さぁ~~て、



ちゅんたんのワガママ祭り。





もはやこれは自己主張とかいう響きのいいものでもなく、


反抗期というものでもなく、




ワガママ。








一体、どうしたものかとすっかり手を焼き、


今、本気で私自身を変えようと努力中。






でね、



今、いろいろとやってみているのよ。






ワガママでヒステリックな人間ってよろしくないから、


なんとか軌道修正したいと思ってはいるけれど、




だからといって、




親の私が「こんなワガママな子、知ーーーらない」なんて言ってしまったら終わり。



どんなにワガママな子でも、

どんなに打たれ弱い子でも、

どんなにヘタレな子でも、




今のありのままのちゅんたんを受け入れてなけば前に進めないと思っている。







ダメなことはダメ。


しちゃいけないことはしちゃいけない。



でも、



どんな彼でもまずはあるがままを受け止めなくちゃ。

(ワガママを受け入れるんじゃないよ。)





だって、私には育てる責任があるから。





しかし、現実は


ドラマみたいにキレイなもんじゃないから、


一歩進んでも一気に散歩ズザザザーーーって下がるし、


ようやく二歩進んだか思えばまた振り出しに戻るし、


信じても裏切られ、それでも信じなおし、


ため息つきたくなることも山ほど。





それでも、


今、私にとって大事な課題が出来たなと思って過ごしてます。







今回、最初に不思議に思ったのは



「どうしてうちの子は、私に対してこんなに言い返してくるんだろう。」


ってことだったのよね。







母親を舐めてるっていう見方もできるし、


母親だから甘えてるっていう見方もできるし、



いろんな見かたができると思うから


何がどうなのかはわからないけれど、




よくこんなにも私に対して力の限りワガママ言えるな、ってところを入り口として、





自分自身の子供時代を見つめ直したのよ。





私、



親に対してこんなに全力でワガママ言ったこと、


一度もない。




だから、ちゅんたんやゆいたんの凄さに


驚きというか、ビックリというか、理解できなかったんだけど、


自分の子供時代を振り返って見つめなおしてみたわ。






あくまでここからは私の経験によるもので



あくまで私個人の意見ね。






私、思うんだけど、



子供を育てるって



・自分が親にしてもらって有難かったことを自分の子供にもしてあげる


か、


・自分が親にしてほしかったことを自分の子供にはしてあげる

か、


・自分が嫌だったことは自分の子供にはしない

か、


・自分が嫌だったのに同じことを自分の子供にもしてしまう


の全部が



色々と混ざってると思うのよね。






一人目の子供には過去を、


二人目の子供には現在を、


三人目の子供には未来を見る。



って聞いたことがあるけれど、





私の場合、まさに、




ちゅんたんを育てながら、





子供時代の自分を見つめ直すことが多い。







ちゅんたんを膝に乗せて絵本を読みながら


「私もこんな風に育ててほしかったな」


ちゅんたんを公園に連れていっては


「私もこんな風に育ててほしかったな」


そんな思いを抱えながら育ててきたように思う。








私がどういう子供だったかというと、




手のかからない子供だった。









親が「あなたは全然手がかからない子だった」


そう言うぐらい、



自分で言うのもなんだけど、


今の私を知ってる身近な人からすると信じられないかもしれないけれど、




手がかからない子だったと思う。









でもね、




本当は違う。





手がかからないんじゃなくて、




言いたいことがいえなくて、

親に対してすごく気をつかっていて、

お利口さんに育てば親が喜んでくれると思っていた。








その根源はまさに母親。






とにかく、お母さんが怖かった!!笑




超怖い。








でね、






親の顔色を伺って、

手がかからない子をしてた子供が大きくなるとどうなるかというと・・・・・









親に対しての感謝の気持ちが薄くなる。







これ、



「そんなこと言うなんて人としてどうなんだ」とか

「育ててもらったご恩を忘れるな」とか

本当にいろいろと賛否両論あると思うんだけど、




私はある一定数、同じような人いるんじゃないかと思っている。









はっきり言うけれど、



私は親に対しての情が薄い。


「育ててくれてありがとう。」


という感謝が非常に薄い。






こうゆう人、



きっと一定数いると思う。





あのね。



親が子供に対してしたことは

今度は自分に返ってくる。



最近、よく思います。








親が愛情持って育てれば子供は親に感謝し大事にするようになる。

親が子供の心に寄り添わなければ今度は自分がおざなりにされる。



それも、母親は母親で私たち子供のためを思って

これがいいと思って一生懸命やってきたんだと思う。

大人になった今ならは分かる。







でもね、

どんなに親が子供のためによかれと思ってあげていたことでも、

それが子供の求めているものじゃなければ心は満たされない。

母親が私に伝えたかったものは見事に伝わらず、


それどころか親に対して情が薄い子になってしまった。


(父はもう他界してます)






そして、




大きくなって記憶に残るものといえば、




買ってもらったものでもなくて

美味しいものでもなくて

お気に入りの服でもなくて、


結局、




言葉


なんだよね。







親が自分にかけてくれた言葉。発した言葉。浴びせた言葉。



残るのは


言葉。






言葉って


想像以上に重大。








こっから先恨み節みたいに聞こえるかもしれないけど、決してそんなつもりはないんだよ。









私はこう見えて小学校の頃、


とても心配症な子で、



低学年の頃、



夜寝る前になると、翌日の持ち物が気になって寝れないことが多かった。






布団に入ると


「あのプリント、ファイルに入れたっけ・・」と気になって


子供部屋に戻ってランドセルの中を全部確認して布団に戻る。



それでも数分経つと、


「いや・・・もしかしたら見逃したかもしれない・・・」と不安になって、


また子供部屋に戻る。


何回か繰り返してようやく眠りにつく。






今思えば子供なりに何かしらのストレス抱えてたんじゃないかと思うけど、


当時の私に分かるわけもなく


ただ、夜寝る前になると不安になってしまう症状が続いた。







そして、中学年頃になると、




学校のトイレが怖くて仕方がなかった!!






時は「トイレの花子さん」「学校の怪談」最盛期で、


人面犬だの花子だのコックリだのこーーわいこわい!!




想像力が豊かでイメージがどんどん膨らんでいってしまうタイプの私にとっては


シャレにならないほど怖くて、


そして全然シャレになってなかった!!笑







恥ずかしながら、



ずーーっとトイレに失敗してました・・・・。




3年生とか4年生とかで・・・。







そして、高学年になると今度は体の発達。





授業では習うけれど、いざ自分に直面したとなると


まずは母親に報告しないといけない。





けれど、



どうしてもいえない。




どーーーしてもいえない。だって怖いから。







このそれぞれの場面で、




私が望んだことはいたってシンプル。





「どうしたの?」

「なにが不安なの?」



ただ寄り添って聞いてほしかった。



そして、


「大丈夫だよ」って安心させてほしかった。








しかし、現実は



いずれの場面においても、


母親の反応は見事なまでにズレていて、



低学年の不安症の時には



「何やってるの!早く寝なさい!!」と叱り。



中学年のトイレ恐怖症の私には


「何やってるの!臭い!!」と叱り、



高学年の発達の悩みに対しては


「何で報告しないの!ちゃんとしなさい!」





結局全部において叱られた。







あちゃーーーーーー!!!笑








小学生の私。




自分がダメなんだと思い続けて、


あぁ、ごめんなさい。


と思っていたけれど、





その後、ずっと大きくなってから、自分の中での整理がつくようになったら、





受け止めてほしかった。


寄り添ってほしかった。




その思いだけが残り、




そして、




大人になってから


反抗期になっちゃった!!笑












こんな子供時代を振り返りながら、





今回、ちゅんたんがこれだけワーワーギャーギャー思いのままに私にあれこれ言うのって、


全然よくないのかも知れないけれど、



いい子だった私からすれば、



よくぞこんなにも精一杯本性表せれるなぁ・・と驚きでもあり、


我慢してるよりもいいか・・・と思ってもみたり、








なんにせよ、








今、私がちゅんたんに取った行動、言葉、態度が

いつか必ず自分に返ってくる。


これは確実。







私が今、ちゅんたんに寄り添わなかったら


ちゅんたんに愛情を示さなかったら、


ちゅんたんが求めている言葉をかけてあげなければ、




それはいつか私自身に返ってくる。







ワガママは親にとってはしんどいけれど、


ちゅんたん、友達の前や学校では別にワガママじゃないし、うまいことやってるの。



私の前でだけ。






それを「母親のこと舐めてんのか」って責めるんじゃなくて


まずは受けて止めなければ。




めっちゃ腹立つけど!!笑



めっちゃ内心、グギィィィーーーー!!!ってなるけど!!笑







でも、


将来、この子の中に、母親に愛してもらったって記憶が残るように。


大事にされたって記憶が残るように。


自分は愛されて育ったんだって自信が持てるように。




(ちなみに父親の存在は衛星みたいなもんであんまり記憶にありません(笑)そのへんにフワフワ飛んでた、みたいな。)






一歩進んで三歩下がるズザザザーーーだけど、



努力してみます。








あ、ちなみに、現在の私、

かつての子供だった時の自分とは全然違う人格になって

なんとかなるさ!的な、ど根性的な、ガサツな性格になりました。(笑)



ちゅんたんの人格もこれからどんどん変わっていくと思う。


友達との関わりで影響されていくほうが大きいかもしれない。



けれど、



根幹の部分はやはり親。





親の愛情(言葉)がすべて。







今の私があるのは



意外かもしれないけれど




夫のおかげです。







世間からしたらキツすぎる夫だけれど


私を


非常識街道から救い上げてくれた人です。










私、出会う人が悪かったら



悪気なく道 踏み外してたかも知れないって思う。