《前編》 より
【「我慢」と「わがまま」】
学校でも家庭でも、こう教わりませんでしたか?
「我慢はえらい人、わがままはダメな人」
わがままはどんな場面でも否定され、我慢することを強いられました。
その定義、間違っています。
我慢の本当の意味は「我が慢心」であり、自分に執着している状態です。
つまりエゴなのです。(p.84-85)
《参照》 『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』西原理恵子(角川書店)《前編》
【我慢の功罪】
そうではなく、わたしたちはわがままに生きましょう。
わがままは我欲そのもの(エゴ)と教えられましたが、これも間違いです。
エゴではなく、その逆のエコ、つまり「心にストレスをためないエコシステム」そのものです。
わがままは「我がまま(あるがまま)」であり、その人の本質です。
本質を否定すると、その人から個性が消えます。個性が消えると、何のためにこの世に生まれて来たのか、わかりません。
本来の自然なあり方そのもの、それがわがままです。(p.85)
そう、神に通づるのは、「我慢」できる人ではなく、「我がまま」な人。
《参照》 『悟りは3秒あればいい』 小林正観 大和書房
【迷惑をかけて感謝して生きる】
【「誰かの作った枠の中で働くことになじめない」】
学校に行かない、会社に行かない、そんな人が世界中で増えていますが、これは「誰かの作った枠の中で働くことになじめない」という真っ当な感情の表れであり、わがままに、自由に、自分に意識を向けて生きている証拠です。(p.93)
チャンちゃんは、経済力をベースにして醸成されている “社会意識というコントロールグリッド(枠)”の中で生きること自体に馴染むことができなかった。スターシードに多い “一匹狼気質” の人々は、先天的にそう思っていたはずである。「世間体? それがどうした。カネ? それがどうした。長いものに巻かれることしか能がない連中が、それらに囚われて生きているだけだろう」と、学生の頃からず~~~っと思っている。だから、この人生における就業年数なんて僅かに20年ほどで、プー太郎(=脱牢獄=脱奴隷)生活を選択したのは40代である。
《参照》 『アセンションの超しくみ』 サアラ (ヒカルランド) 《前編》
【社会意識(コントロール・グリッド)という檻から出る】
《参照》 『宇宙マスター神「アソビノオオカミ」の秘教』 松久正 (青林堂) 《後編》
【組織に入らないこと、食べるものをつくる人間にならないこと】
【悩みに対する結論】
「悩みは、まじめさに比例し、いいかげんさに反比例する」
これが私の悩みに対する結論です。
まじめな人ほど悩むもの。かつての私がそうでした。(p.128)
近年、地球に生まれてくる子どもたちには、スターシードが多い。そんな子どもたちは、従来の地球人の固定観念では計れない魂を持っている。それを知らずに、従来の地球人の固定観念に則して子どものことを心配する親たちは、たいてい知見が狭い “まじめ” 側の人々なのである。しかし、親たちが生きてきた時代の成功方程式は、今後の地球では多くが通用しなくなる。そんなのは、もはや言うまでもないこと。
悩みの原因となっている「自分自身の固定観念を取っ払うのが先」だっ🐭こと。
《参照》 『ブッタとシッタカブッタ2』 小泉吉宏 (メディアファクトリー)
【自分の価値を押しつけるブタ】
【親の立ち位置】
かつて子供に厳しく接したとき「どうしてそんなこと言うの」と悲しい目で見られたことがあります。そのとき私は気づきました。
成長のプロセスは、親が押し付けるものではなかったのです。
子ども自身が持って生まれた性質に基づいて成長する、それが「魂の学びルール」だと知り、深く反省しました。
親は何かと周囲と比べがちですが、その子には個性があります。その子なりの学びの時間があり、独自の選択権があります。
対話は必要ですが、強制は不要です。あなたのために生まれて来たわけじゃない。そんな子どもの叫びは正しいのです。親の役目は見守ること。親という漢字は木の上に立って見ると書きます。お互いの学びを尊重しましょう。(p.172)
「親がなくても、子は育つ」という諺の通りだろう。
親に、自分自身の “魂の向上” という人生上の視点がないと、自ら魂に資する何かを学び向上しようとする生き方がないから、意識が子どもばかりに向くのである。そういう親の場合は、「親はいないほうが、子は育つ」と言い換えた方が正しい。
【競争から共生への魂のシフトチェンジ】
競争というのは男性性の強い時代の産物です。
勝ち負けを明確に決めたがるのは、男性という生物が持って生まれたある種の役割です。(p.115)
世界はこれから「女性性」の流れが主流となります。
女性性、つまり「共生」の流れがメインとなります。搾取と非搾取という関係を終わらせ、他者との比較や争いを終わらせ、マイノリティ、例えば同性愛や性の不一致に悩むような少数者、あるいは少数民族が、堂々と生きられる方向へと進みます。
私自身、不食を始める前と後ですっかり人生が変わり、競争から共生へと魂がシフトチェンジしました。生きることがこんなに楽だとは思いませんでした。(p.116)
最後の2つのセンテンスに関することは、『誰とも争わない生き方』という著者さんの別の本もあるけれど、勝ち負けを明確にするのが仕事の弁護士稼業をしながら、“誰とも争わない生き方” を見出した過程及び実践法は、本書にもそのポイントがコンパクトに書かれている。
【究極の結婚】
ぜひ、次の事実を知ってください。
「誰の中にも、男性エネルギーと女性エネルギーが同居している」
究極の結婚とは、自分の中の「男女のエネルギー」がバランスよく手をつなぐこと。肉体レベルの結婚を超越した魂レベルの融合こそ、究極の結婚です。(p.168)
《参照》 『宇宙マスター神「アソビノオオカミ」の秘教』 松久正 (青林堂) 《後編》
【男性性と女性性】
《参照》 『金星人オムネク 地球を救う愛のメッセージ』 オムネク・オネク (徳間書店) 《前編》
【性別を通じての魂の学び】
<了>
秋山佳胤・著の読書記録
『あなたの宇宙人バイブレーションが覚醒します!』 松久正・秋山佳胤