2024/8/13(火)  13:37

 

 

 

課内で休暇取得者が多いこと、そして筆者自身夏季休暇に限らずとも休暇が溜まっておりどこかで消化しておきたいという想いがあったので、どさくさに紛れて連休に繋げる形で夏季休暇消化したのは、我ながら正解だった気がする。そんなわけで、上記の通り、平日の真っ只中での執筆なのだが、実はこの日、3連休明けの火曜日、快晴に恵まれていた。ただ筆者としては、土:サマジャン参戦、日:家族で伊豆旅行、月:屋台メシを口実に川崎ゲーセン巡り、といった感じで連日出掛けていたので、4連休最終日ぐらいは家で休みたいなぁと思って、こうして家に籠って執筆しているわけである。

 

そもそもこの夏、外に出掛けること自体が危険である。ということでそのまま本題に繋げていきたいが、気温が高いだけでなくそれなりに湿度もある。その点でも熱中症になりやすい気候だと考えるが、それでもやはり、夏ということで野外ライブは散見される。まあ主催側の気持ちも解るし、というか筆者自身何度も参戦しているため言える立場でもないのだが、ただそれでも改めて、危険な暑さである、ということは念のため言っておきたい。別に夏でも変わり無く屋内での対バンライブは開催されているし、会場によっては会場へ着くまでに屋外に出る必要の無い、または出たとしても直接日差しを浴びる恐れの無いものもあるので、そこも一つ、参戦判断における材料の一つにはなるだろう。

 

それでもやはり、推しが出るライブには行きたい!と思うだろうし、正直、野外ライブに参戦しても熱中症含め体調不良に陥らなければいいだけの話ではある。なので、別に野外ライブに行くこと自体は悪いことではないと思う。となれば何らかの対策が必要なのだが、ではここで、実際に対策しないで参戦したらどうなったか、ということで、順に追っていくが、まず入場したのは12時過ぎ、ちょうどサブステージでLADYBABYがライブをしていた。そこから約30分程度、パラディーク出番終了まで残って沸いて、メインステージへ移動。iLiFE!だったが、既に席埋まってて後方スペースもそこまで空いてなく、狭い中で沸いてもなぁとまだ意識ありつつ、再び完全野外なサブステージへ移動。ここでヒロインズ研究生が鬼セトリで畳み掛けてきたが、この出番終了時点で一度目の熱中症近い状態へ陥った。1時間半にも満たない中でかなり早いダウンだったが、朝飯を食べていなかったこと、ろくに水分補給していなかったこと、そして日傘や帽子やファンやうちわなど熱中症対策を一切していなかったこと、などで、想像より早く、発症に至ったのである。

 

水分補給しつつ日陰で休むこと20分、参戦復帰である。いやこの時点で本当は帰るべきなんだろうが、それはさておき。ナナコロビヤオキ初見だなぁとか、ぜろすたでの零Tがかっこいいなぁとか思っていたが、次いで出たのがアダムリリス。そういえば事前にタイテ見た時に、ヒロインズゾーンな時間帯があったなぁと思い出し、聖域侵害しないようその場を去ったのであった。

 

メイン行くか、とも思ったが、そういえば何も食べてないなと思った矢先、再びヤバい状態になりそうだったので、適当に食べ物買って再び日陰で休んだ。今度は呼吸も荒くなってた。今度は30分程度の休息だった。もはや食べ物が普段とは明らかに違い喉を通らないか抵抗強いかだったが、さすがに後続で何も食べずに挑むのはまずいと思い押し込む。なお書き忘れていたが、既に汗は相当かいており、Tシャツの汗染みも言わずもがなといった感じであった。

 

 

 

 

あとは、メインステージでLIIiENとのんふぃく見て沸いて、君キュンとのらくらで沸いてまた休んで、締めにiLiFE!候補生で動員多くてSECURITYの目が厳しくなって体力の限界もあって、その場を去ったのであったが、最寄り駅に向かうのもまた、一苦労であった。Tシャツの汗染みは感想して塩分で白枠が出来上がってたし、炭水化物食べてないことに気付いて帰り際に買ったカステラを頬張りながら駅へ向かいつつ呼吸を整えつつ、無印良品で焦るようにタオルを購入。

 

はぁこれでどうにか家に着けるかなもうひと踏ん張りだな、と無印良品を出たあたり、ロータリーのベンチだ、バスから出てきたカップルのうち、女性が明らかつらそうな表情でベンチに腰掛けた。隣に居た男性が声を掛けるも反応浅く、男性が自販機で水を購入して、までしか見ていなかったが、どう考えても、ヒロインズ目当てでカップル参戦して熱中症なった感じだろう。言わずもがな女性の方がヲタクっぽいのだが、前述の通り、ヒロインズゾーンな時間帯だった14時35分から16時までの約1時間半、ろくに対策していなかったら詰むだろうなというのは身に染みて解っていた。そして気付いたのは、バチバチに対策していた女ヲタと比べて、さほど対策していなかったということだ。

 

 

 

そんなわけで、この参戦を踏まえて、夏野外参戦するなら、このあたりは男性でも用意しておきたい。

 

・帽子 (目が焼けて疲れるのを避ける)

・タオル (ちゃんと吸水性の良いやつ)

・ファンとかうちわとか扇子とか (ちはやぶるの影響で扇子にしました)

・着替え (最低限上半身だけでも。2セットは欲しい)

 

まあ正直、うちわ系は仮に使っても温風になっちゃうので、高機能ファンとかでちゃんと冷風が来るやつの方が良さそう。あとはそもそも風通しが良い場所であれば不要。着替えについては、インナー込みで用意した。Tシャツ直だと汗染みもあるし。といった感じで、ヒロインズサマーフェスでの敗北(?)を踏まえて参戦した、サマジャンであったわけだ。リベンジも兼ねてのことだ。

 

 

 

コンディションを整えるという点でも、前日から肝心になってくる。睡眠時間を確保するために早めに寝ることが望ましいが、仕事が溜まっていたこともあって就寝が深夜になってしまった。この場合、如何に目当てなどいようと夏野外参戦となれば犠牲にしてまでも睡眠を確保するべきだ。ということで筆者は、朝8時起床予定だったが10時まで先延ばした。なお、早帯での目当てはサイサイ物販開拓ぐらいだったのでさほど問題無かった。久々にもかに会ってみたかったが、やはり今のグループでは男一人で参戦および物販開拓するのは望ましいことではないだろう。立派な聖域侵害だ。

 

話を戻せば、睡眠時間からもそうだが、移動時も焦らないように意識して行動した。どう足掻いても参戦最中は疲れが溜まっていくので、数分程度の短縮でダッシュするのはコスパ(?)がよろしくない。それにしても、最寄りである青海駅から出て会場への道中も、凄い日差しだったなぁ…

 

 

 

 

 

さて、いざ会場に入ってから、なのだが、ヒロインズサマーフェスでの反省を活かそうとしていたものが一つ、失われていった。それは、食事改善である。いや一応、キッチンカーはいくつかあったしどれも複数メニュー用意はしてくれていたのだが、ラインナップが微妙だった。1台目はオムライスやハヤシライスなどで真夏野外にしては論外、2台目はかき氷があるがヒロインズ投票イベが絡んでか900円という法外()な金額設定だったし、3台目は一番ましだったがこちらもホットドッグは900円という夢の国を彷彿とさせる価格であった。まあ無理矢理炭水化物を捻じ込むとかチャレンジしてもよかったものの、軽めに粘れるなら、と思い、400円の豚串でひたすら粘った。

 

ソフトドリンクぐらいは良心的であってほしいのだが、なるほどサマジャン、このあたりも凄いことになってた。1本300円なのはまあいいとして、ペットボトルを冷やすよりも早くドリンク交換または購入ではけてしまったので、中盤以降はぬるい状態で渡されることが多かった。なお、Xで見た限りだが、水が尽きていたらしい。自分はアクエリアスか緑茶しか買わなかったので気付かなかったが。ああでもそういえば、綾鷹が尽きて安い緑茶に変わっているとかはあったが。

 

とりあえず、最低限の食事と水分補給を(頼りないが)頼りにして耐久、といった感じだが、さてここで熱中症対策である。帽子を被り、おかげでだいぶメインステージ観る時に見えやすくなった。一瞬外した時にかなり日差し強く目が焼かれるような感覚を受けたので、今回のハイライトで帽子持参は欠かせないポイントだろう。また、吸水性がヤバいタオルを持って行ったのも良かった。偶然ロフトで割り引かれていて買ったタオル、普段使いする分には水分という水分が取られるので逆に乾燥してあまり使い道が無かったが、ここで活きてくるとは。当てた瞬間に汗が消えるという。

 

着替えのポイントとしては、参戦最中で1回、そして帰る直前でもう1回である。もう帰るなら着替えなくていいのでは、とも思ってしまうのだが、尋常じゃないぐらい汗をかいてニオイが籠っている状態で電車に乗るのはさすがに躊躇われる。帰路でも自信持って臨めるか、というのは、参戦=思い出、であるからには肝心な気がしている。ちなみに、サマジャンのトイレは仮設トイレでかなりひどかったので、会場出てからdivercity前の公衆トイレで着替えた。なお、自分はあまり下半身が汗かかないタイプなので上半身だけの着替えにしたが、必要であれば上下一式あった方がいいかもしれない。

 

あとは、真夏野外参戦で一番大事なのは、無理をしないことだ。応援の使命感とか、推しとの距離感とか、そういうのを気にして体調不良になってしまっては元も子もない。何よりも自分自身の健康が一番大切だ。なので今回の立ち回りとしては、振りコピも、声援も、そして観賞も、どれをやりたいかという衝動に任せた次第である。なお、サブステージは2つあったが、中盤以降は上記選択肢を選べなくなるほどに人が増えてかつ皆地蔵だったので、壇上に見たことある推しに近いアイドルがいたとしても断念してメインに徹した。それにしても、野外なのに地蔵…、いや考えないようにしよう…

 

 

 

そんなこんなで、真夏の野外参戦を攻略したからには、あとは回数重ねて実践といった感じだが、また東武動物公園に行くかは正直微妙だ。そもそも遠いし、ゆうて一ヶ月しか経ってない中での参戦だし、何より、音漏れで物販回収無理なのがつらい。さすがにそろそろ行ってあげたい。

 

なんだか中身がありそうで結局薄く延ばしただけの記事になってしまった気がする。やっぱりブログ更新もまた、義務感とかに追われて向き合うものでもないだろう。書き残したい思い出だって全然あるのだが、それは果たして、晴天に逆らってまでやるべきだったのか、正直疑わしいものだ。(4327字)