2024/6/16(日)  22:19

 

 

 

結局、櫻坂46の配信ライブレポはすぐに上げてしまって、リピート配信を誘う旨の内容もおじゃんになったようなものだ。まあ、リアルタイム性を狙うとか、そもそも分量多いから前日とかに上げても全部は読み切れないとかあるので。そんなことを考えると、これまで地下対バン参戦レポを上げる時に凄い時間空けてしまうとかあったので、如何にそのあたりの求心力が低減してしまっているかを考えてしまう。まあいいか。地下アイドル、ライブアイドル、どう呼び方を変えようと、その活動範囲たるものは極めて限定的だし、どうしても知名度というか、レッテルが全然違ってくる。だからしょうがないんじゃないか。

 

東京ドームチケット完売という盛況ぶり、さらには配信ライブを観て実際動員量が凄まじかったことなど踏まえれば、やはり坂道グループの人気というのは、しばらくは衰えることは無いだろう。乃木坂46は綺麗系、櫻坂46は楽曲派、日向坂46は親近感をそれぞれ売りにして、憧れ、音楽、友達、といった向き合い方で女子ファンからの支持も十分根強いと筆者は考える。

 

こうした地上アイドルの健闘ぶりを踏まえると、ライブアイドルはじゃあ、どう戦っていくべきなのかと考えれば、やはり、一番わかりやすいのは頻度だろう。地上アイドルはさすがに、そんなに高頻度でライブを組めない。会場もそうだし、セトリに即した練習などメンバー側の負担でも然りである。もっとも、リアルミーグリなどでアイドルと交流できるイベント、という点では全然あるのだが、筆者のように超ライブ派な者からすれば、応援対象として地上だけでなく地下も、というのは全然あるだろう。

 

しかし、じゃあ頻度多くこなせば地下はいいのか、と言われれば、結局は「対価に見合うだけのライブパフォーマンスなのか」といったところが問われてくる。これはアイドル側だけでなく、参戦する側も留意すべきである。というのも、結局上記、参戦側の所感にて最終決定されるからだ。筆者個人としてこれを具体化すれば、参戦できるだけの余裕ある状況か、がまず問われるだろう。仕事が溜まっていないか、家事を溜め込んでいないか、疲労が溜まっていないか、などが必須事項になる。

 

 

 

それにしても、ライブ音楽という原点に立ち返る、という点では、その実行者が筆者である必要は無い、というのもまた、今回の配信ライブの視聴を通して、再認識することができた。いやそれなら乃木坂アンダラ視聴でも認識できたのでは、と言われてしまいそうだが、前述の通り、櫻坂46の方がより多彩な音楽が揃っていると筆者は考えており、だからこそ、もちろんメンバーを推していることはドルヲタとして不可避なのだろうが、結びつける要素として楽曲、音楽が確かに存在していること、という、ドルヲタとして楽曲派でいること、これを望む者が筆者の想像を遥かに超えて現存していること。本当に嬉しかった。

 

じゃあ筆者はどう生きるのか。既にアラサーだし、仕事も安定してきたし、で、婚活に踏み込むのも悪くはないが、自己分析して改めて思うのは、趣味が合わない人と話を合わせるのが本当にしんどい。仕事上なら仕方ないにしても、それ以外の時間でそこに労力を割くべきなのだろうか、と考えた時に、どうしても「否」と判断してしまう、今日の筆者である。

 

AKB48『ポニーテールとシュシュ』からアイドルを好きになったので、多々あれど、かれこれ十年以上にはなる。それほど長くこの世界を見て、今、改めて考えてもやはり、アイドルが好きだ。この想いに変わりは無い。

 

昨年についても、結局はアイドル側が勝手に裏切ってきたことだし、あくまで筆者は、生き様含めてアイドルとして称賛できる者を崇拝していきたいだけだ。かといってじゃあ、ライブアイドルや地下アイドルに無理をしてほしいわけではない。あくまで自然な衝動で動いてほしいだけだ。その結果として、地上以外のアイドル領域が全滅してしまっても、構わないとすら思っている。

 

櫻坂46という、音楽を愛し、表現に徹する、そんなアイドルグループが1組いるだけで、この世界は十分、輝かしい。(1703字)