2024/6/16(日)  17:48

 

 

 

さて、諸々家事を済ませて、風呂も済ませて、生執筆に臨む。前回、乃木坂46 35thSGアンダーライブを生執筆してかなり楽しかったし、グループとして今後の期待感の高い櫻坂46は観るしかない、と抱き、ここまで準備を整えた所以である。

 

まあ、唯一挙げるとするならば、アンダラと比べれば、時間が長いことだろうか。1イベントのサイズ感という点では、あれぐらいが丁度良かったかもしれない。ただ、あの時は、前日に某地下対バンに参戦したし、若干疲労も溜まっていたし、で、地上地下関係無く、アイドルのライブへの求心力自体が弱まっていたのも否めない。そんなところだろうか。

 

そういえば、この6/16、セパ交流戦最終日ということだったが、巨人は日ハムとの対戦ということで東京ドームを使わずであった。ニュースでは交流戦真っ盛りな様子を感じていたので、よくこのタイミングで東京ドームが使えたものだと思うところではある。そのあたりはきっと専門家がいそうなので、ただの所感程度に留めておこう。今は既に、筆者は俄の部類である。

 

それにしても、連日の夏日である。最高気温は30℃に達し、熱中症等の心配もあるが、家に籠って冷房をケチった方がそのリスクが高いという意見もある。などと考えれば、今、画面に映るように、何らかのライブイベントへ赴いて、休日を遣り過ごす方が賢明なのかもしれない。そう考えれば、夏といえば野外一択だ、などという議論も一概に正とは言えなくなってくるものだ。

 

 

 

さて、陰ナレである。よし、生執筆頑張ろう。担当は山﨑と山下である。恒例の如く、注意事項のアナウンスである。ってか、こっちも乃木坂同様に女子動員普通に多いな。あれ、山下が漢字弱いか。そんなことないか。サイリウムがアップになるけど、文字が入ってるのか。凝ってるな。ファンを煽るところもなんだか可愛らしい。このテイストが、今の櫻坂の大衆的魅力の一つである。ああ、あと配信の字幕が日本語と英語あるのが凄い。確かに海外の知名度を考えれば良い対応だろう。

 

ゆるやかにSEが大きくなり歓声が強まる。そして止むと同時にスタンディングだ。OP映像からの抜群の歓声。いや、もはや現場どうこうじゃない。もはや地下現場などと比べるのは失礼だ。文化だ。これが櫻坂46の現場、居場所ということか。この時点で称賛しか見えないとか、何なんだ。

 

時計な映像と、秒針を刻み続ける。Go on back?の照明は一瞬だ。山﨑の登壇。ソロパフォーマンスで非常に堂々としている。割と尺も長い。やっぱり、アイドルというのは「私を見てくれ!」というエネルギーがあってほしい。それを言葉でもメロディーでもなく、雰囲気で創れるのが、やはり天性と呼ぶべきものだろう。乃木坂と比べれば、こうしたステージ支配なパフォーマンスに尺を割いてくれるのが、観賞側としては、もう、たまらない。

 

階段を上り、コインを投げて、始まる音楽。何歳の頃に戻りたいのか?曲名を出し続けてくれるのが嬉しい。しかも歌詞もしっかり表示させてくる。良い。サビの混ざりが、この大人数でしっかりまとまっているのが良い。とても耳心地が良い。これで生歌唱なのか。歌割りをよく観てみたが、もはや、期がどうとか完全に境界が無くなっている。2サビの歌詞も観れるのが良い。ヤバい、もう1曲目で泣けてくる。音楽を生かすだけでなく、彼女たちもしっかり活きている。そうだな、やっぱりライブ音楽とは、こうあるべきだ。落ちの眩しさは圧巻だ。ラスサビでやっと、アシンメトリーな衣装に気付かされる。よくパフォーマンスできるなぁ。村井の笑顔が刺さる。

 

泣かせて Hold me tight! 櫻坂に関しては乃木坂ほどには楽曲広く聴いていない筆者なので、2曲目にして早々に初見というのは有難い。やっぱり音楽に生きる彼女たちをもっと知りたいので。いやぁ、やっぱり歌詞込みでがっつり楽曲と向き合えるのがいいし、それがライブ音楽と融合していると思えるのも、歌詞を明瞭に歌えているからこそだ。いや、地上なら当たり前なのかもしれないけど、地下に目を遣れば、そんな基本中の基本だ、できていないアイドルがあまりにも多過ぎる。もっと楽曲というのを、音楽というのを、大事にすべきだ。そんな地下から改めて櫻坂46という地上を想えば、音楽を大事にできる者が確かに残っている、生きている、継いでいるというのが、有難いことだ。

 

よし、だいぶ生執筆に慣れてきたので、このメロディーで楽曲を繋ぐところもつい執筆したくなる。映像も本当に凝っているなぁ。照明も凄い。恋が絶滅する日。良い。前奏が良い。未来なんて、の音程の流れが良い。絶滅するかの村山がイケメンすぎる。サビのどういう形での揃い、強弱も完璧だ。高速な歌詞でも普通に聴き取れる。英語の発音も完璧じゃないか。ずっと山﨑がセンターで戦っている。本当に底が知れない。彼女に任せておけばまず大丈夫だと思えるぐらい圧倒的なのが良い。

 

そして再び映像や音で繋ぐが、今度は森田のソロパフォーマンスだ。超ルックス云々書こうとしたら、山﨑も魅せてくる。そこからの摩擦係数。自然すぎる。個々人の歌唱を贅沢に楽しめるのが良い。先程の楽曲と比べれば遅く思えるし、かつメロディーが油断したら詰む。歌詞のアタックが定石だろうと思っていたら、森田が滑らかに組み立てるのが技ありだ。ここで小池ですか。からの2集団でのダンスを展開。しかしやはり印象に残るのは森田/山﨑のタイマンだろう。明けてのCメロも普通に難しいはずなのだが、ラスサビでの全員歌唱までしっかり成立させてくる。やっぱりこれで4.6Kは安い。

 

そろそろMCに入ってもいいぞ、と思ってたら一安心だ。そうか、確かに人数多いし、横一列に集まるだけでも時間かかるよなぁ。安定の松田である。小池。ヤバい泣けてくるな。メンバー全員で立てることが嬉しいと、当たり前なんだけどしっかり言葉にするのが良い。ありがとうございます配信もしっかり楽しめてます。初めて櫻坂ライブに来た人、もそれなりにいそうだ。メンバーに振る。中嶋。海外ファンも来てくれているので、来てくれてありがとうベストを尽くします、的な英語を披露。続いて藤吉。韓国語がシンプルにかと思っていたらしっかり話せているじゃないか。そして田村。東京ドームすごーい!というハイテンションぶりだ。全席ソールドアウトは本当に凄い。この先の景色も見ていきたい、みんなとならどこへでも行けるという、まずは今日最高に楽しんで今日を忘れられない日にする。松田が最後に締めるが、思いますき、で噛むが、そんなところも可愛い。転換させて本当に安定している。MCの完成度、いやぁぁここまで魅せられたらもう言葉が出ないですね。

 

港のような音が流れて、森田からのNobody’s fault。1A初手の歌唱がかっこ良過ぎる。1Bでの歌唱も個々の声色と組み合わせを楽しめるのが良い。ヤバいな森田ってどこを切り取っても完璧に美しいな。言い訳ばっかりでうんざりの歌い方が絶妙だ。そういえば、本楽曲がリリースされたタイミングでは櫻坂46の方向性で若干迷いがあって、それもあってもっと寄せ付け難いセンター表情となっていたはずなのだが、今はそのアクが無いながらも世界観の良さはしっかり残されている。良い演者だ。

 

SKZからの昭和テレビな映像。からのCool。こんなステージの創り方があるなんて。もし筆者が地下アイドル運営だったら頭を抱えていたに違いない。発想そして演じ切る人財。そういえば全然メンバーの名前を書けていないけど、本当に誰が映っても良過ぎるから良い意味で全然書けない。御世辞とか無しで、誰もが良くパフォーマンスできているし、かつ、評論的な見方でヌケモレが無いかとかも観てはいるけど。本当に無い。幸坂の可愛さがヤバい。つい魅入ってしまった。

 

なんだかんだでそんなに書けてないんじゃないかとも思えてきたけど、まあいっか。信号に佇む森田。良く楽曲を表現できている。交通事故を音と照明だけで良く作れるな。Dead end。映像がコマごとに掘りたくなるほどに作り込まれている。Bメロ前半がとても心地良いメロディーだ。サビの歌唱も良いまとまりだ。なんだかこれが当たり前なんじゃないかってバグってくる。それぐらい安定している。かといって個別歌唱で聴けないものでもないから。2Bでの森田ソロも上手い。はあはあの田村の表現も良い。どのメンバーも笑顔が多い。からのCメロを完璧にこなしてラスサビで疾走だ。良い。こうしたわかりやすいフレッシュな攻め方も良い。観ている人もしっかり笑顔にさせてくる。

 

ヤバいな、本当にどの楽曲も完成度が高いが、さすがにそろそろ間を長く持たせたい。水をも使った演出というのは、贅沢なものだ。そして月に映る守屋である。彼女の美しさを上手く活かしている。桜月。この展開は素晴らしい。ここでゆったりした楽曲で、1A初手に山下をも起用してくる。1Bの武元の表現も良い。サビでの晴れやかな守屋の笑顔が泣けてくる。フォーメーションダンスも上手い。そういえばそうだな、こうしたヒロイン的なセンター展開もできるのが、櫻坂46含め大人数グループの強さだが、その分、センターの人財が求められる。はずなのだが、そこもクリアしてくるから、これほどにプロデュース願望を満たしてくれるのは、そんなアイドルグループが、たった一つでもいい、確かに現存するというだけでも、嗚呼、今という時代に生きててよかったと、強く思える。そして落ちでの歌詞もまた、泣けてくる。いやもう、言葉にならない。完璧だ。

 

桜月の世界観から繋げるように三味線。なるほど次は炎ですか。照明だけでも十分暑いはずのステージだが炎までも。そしてここでダンスパフォーマンス。田村を中心とした展開だ。彼女は笑顔の眩しさやバラエティーでのコメントなど、かっこよさとは違うところが注目されがちだが、櫻坂46のクールなパフォーマンスとのギャップで魅せてくるのがまた良い。流れ弾。そうだな、本楽曲リリース時は、櫻坂46自体の戦術の幅が限定的だったこともあって、彼女を唐突にギャップでもってくるかと違和感を抱いていたが、今ほどに多才かつ多彩と化したアイドルグループだ、ここでようやく、本楽曲の位置付けが見えてきたようなものだ。良い。一層と自由な表現が良く見えてくる。田村の表情もとっても良い。いやぁぁ、今というタイミングで改めて本楽曲と向き合えたのは大きな収穫だ。そして赤く染まる月で再び楽曲が流れる。ラスサビでは彼女の長身そして超ルックスが贅沢にセンターに、という展開が良い。やり切ったという締めの表情もまたとても良かった。

 

気付けば既に四千字を超えているのか。うむ。地下対バンに行って事後に時間作って書くよりも全然楽しいし有益じゃないか。村山が手紙を書き上げられずに惑い、歩き、何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう。これも初耳だが、こんなにアップテンポで、ちょっと待ってくれ、村山の歌声が美しすぎる。続く歌唱が全然耳に入ってこない。彼女という人財を、良いチームで良く活かしている。もうそれだけで泣けてくる。表現者を表現の場に投じれる、そんな素晴らしく良いアイドル界になったというだけでも、嗚呼、本当に生きてて良かった。本当に、良かった。

 

前半戦かっ飛ばしたけどどうですか楽しい!!??っていう田村のテンションが良い。良い。本当に彼女も良い人財だ。ここで増本指名だ。マイクを通さずに大声を出してみたいと。ヤッホー!あれか、みんな静かにしてるから、聞こえるっていうやつかな。そして田村に返ってくる。いいなぁ。楽しい企画だ。リハーサルでも大声出して楽しくできていたと。守屋に振る。朝から晩までリハをやったりたまに早く終わったり。夏だねぇ。急に扉。レッスンスタジオを開ける。めちゃくちゃ明るい。かき氷屋さんに行ってみた。1人で。汗かいた後だったのでめちゃくちゃ美味しかった。かき氷から展開する田村。1人かき氷は確かにちょっとレベル高い。ここで小池だ。全然1人で行けたと。大園もトークに入ってくる。松田も。なんだかこのトークが自然に膨らむ感じが良い。デンマークに1人で旅行は凄い。飛行機使って来てくれた方いますか~?と振るのも上手い。帰るまでが遠足?ライブなので、という優しい締めも良い。そして武元に振る。コール&レスポンス。良い煽りだ。

 

恋は向いてない。藤吉の歌声が綺麗すぎる。村井も中嶋も良い表現だ。楽曲の世界観を、三者三様をベースに展開する、そんな人財の幅広さがまた想像を掻き立ててくる。贅沢だ。こうした少人数のユニット曲でもパフォーマンスできるというのがまた、櫻坂46の強みである。

 

続けて、真夏に何か起きるのかしら。JK。山﨑が無双している。歌詞としては大人へと成長したいけどできないもどかしさを歌っているように感じたが、シンプルに女子高生な姿を笑顔で展開するというのが、直前のステージングを踏まえて良く表現を調整できている。

 

心の影絵。森田が長尺で魅せて、谷口と山下だろうか。重機に隠れてうまく視認できなかったが正しかった。山下の歌声もなかなか良い。3人とも、歌声に滑らかさがあるから、歌唱混ざってシンクロ感がえぐい。いやぁ、本当にいろんな楽曲があるなぁ。本当に視聴して良かったなぁ。

 

そして再び繋ぎの時間である。どの繋ぎも本当に凝ってるから、魅入ってしまう。武元のソロパフォーマンスだ。全身で楽しい!って感じの表現がとても良い。パフォーマンスとして、観ている人を楽しませる、笑顔にさせるというのは、アイドルにおいて大事なことだ。杖を使ってのパフォーマンス。これも上手い。いろんな表現がある。いろんな音楽がある。そんなことを再認識させてくれた。油を注せ!初手の武元の歌唱も本当に良い。Bメロも良かったし、サビへの展開もごく自然だ。2初手で遠藤(光)と村山の映りが支配的だ。石森のごめんねも良かった。やばい、本当にどこを、誰を切り取っても完璧すぎる。アイドルだ。ダンス多く大変な中、良く楽しんでいる。

 

静寂という名の音が存在する。ここには、音も光もない。あるのは、静寂。暗闇に吸い込まれるように全て無になる。無音な最中のダンスが圧巻だ。静寂の暴力。そうか、この楽曲から既に、愛のホログラムに似た悲傷を謳うのか。どのメンバーも良い表情管理だ。楽曲の表現に忠実に生きていける。これもまた、泣けてくる。静寂を息遣いが壊す。音楽が、これほどにも昇華される。言葉をも喪う。

 

そうか、さっきの楽曲でサイリウム消していたのか。凄い現場だ。赤一色の照明、そしてベタにも思えてきてしまうサウンドだが、それも束の間、手拍子と共に登壇が浮かび、終盤に向かって盛り上げてくる。マンホールの蓋の上。そこさくで話題になったマンホールも筆者は初見。かっこいい楽曲だ。歓声もまとまりが良い。いつだってはぐらかされる、の箇所だけでも圧巻の完成度だ。ヤバい、執筆を忘れてつい魅入ってしまうし、何か記そうと思ってもルックスも歌唱も完璧でキャパオーバーが続いている。間奏で煽る熱量が良い。そしてダンスパートだ。相当体力もってかれているはずなのに、ラスサビで一層の笑顔だ。清々しい表現もまた、観ていて圧巻である。

 

ここでBANですか!森田の初手がえぐい透明感だ。この楽曲で的野の表現が観れるのは今の体制ならではだ。森田のパートを谷口が持っていく感じが良い。誰もが表現に変な忖度が無いから、誰もが個性を喪わずに楽曲を、自分を、表現できる。武元も良い笑顔だ。ふとした瞬間に幸坂。BANの2サビ歌詞を改めて読む。2集団に分かれてのダンスも良い。おかしい。相当踊ったはずなのに、どうしてまだ踊れるんだ。楽曲を、東京ドームでライブができているという瞬間を、全身で楽しめている。ラスサビ初手の指先難しいダンスも完成度良く仕上げられている。ラスサビ締めの森田も良かった。

 

ヤバいな、本当にずっと楽しいな。ネオン街的な演出に変わり、承認欲求である。あれ、2曲連続で森田センターか。しかしブレないパフォーマンスだ。そして声援も凄い。田村の表情が眩しい。2初手からA全体の表現も良くできている。間奏のダンスも美しい。森田のソロの支配力である。ドームを煽る。階段下りて割と早く左右に分けてきた。連携が良い。

 

軽くマサイな繋ぎからのメロディーでフロアの熱気は最高潮だ。男女問わずこの盛り上がりを楽しめている空気感が良い。そして藤吉。Start over!。これは難しい楽曲を、後半に疲労問わず。素晴らしいチャレンジ精神、いや、もはや彼女たちはその領域をも制覇済みなのだろう。完全なアイドルだ。肝心な後半、2番観ていこう。ダンス良い。やっぱり増本いるか。2B初手の藤吉の表情が凄い、もはや陶酔。そうか、サークルで中央不在か、それも一つの良い答だ。そしてラスサビだ。良い解放感満ちた表情だ。良い。とても良い。そのまま締めて完璧だ。

 

銃のスコープっぽい映像からサウンド展開。時折テクノ音も良い。気付けば既に20時か。普段であれば雑にTwitter見ていただろう。退屈な日々から、たった1日とはいえ、こうして脱却できているのは有難いことだ。そんなことを考えていたら、LAST SONGの文字だ。山下。自業自得。待っていた。既に解釈済みな楽曲だが、ステージパフォーマンスは確かに観ておきたかった。やっぱり的野の表情が良い。中嶋のピースから垣間見える表情も良かった。山下、なるほどそんな表情もできるのか。MVとは違って明るい場所でのダンスなので、これはまた、違う解釈ができそうなのが、フレッシュな楽曲ならではの強みとも言える。大園の陶酔感も良い。2サビ直前の完璧に揃ったダンスからの、メッセージが刺さる歌詞が続く。間奏で改めて、山下をセンターに観れてよかったと思う。完璧だ。ラスサビをこんな気持ちで迎えるなんて。いやぁぁ、完全にやり切った。最高に楽しかった。

 

 

 

アンコール発動前でトイレ済ませられるだろうとすぐ戻ってきたものの、既に発動済みだった。なるほど、配信視聴でもやはり気は抜けないし、何より、バチバチの熱気が視聴でも伝わってくるという、如何に彼女たち、櫻坂46が広く愛されているかというのを、改めて、そして強く、認識させられるのである。歌、そしてダンスなど、パフォーマンスに徹し、楽しむ。そんなアイドルを、正当に、正面から愛してくれる人の多さに想いを馳せれば、胸が熱くなってくる。既にアイドル現場からはすっかり遠のいてしまっている筆者ではあるが、それでもやっぱり、アイドルが好きだ。そんな筆者をも、まだドルヲタでいていいのだと、そう思わせてくれる。泣けてくる。大袈裟ではなく、生きててよかった。辛い日々も乗り越えてきて、よかった。

 

中嶋が煽りながら登壇。Anthem time。メロディーが好きだ。歌詞が刺さる、と打とうと思って暫し。数滴、落ちていくのを感じた。嗚咽吐きながら泣いたのは久々だった。

 

ドローン旋回中。この楽曲も良い。シンプルにアイドルを表現する、そんなところも全然アプローチできるのがまた、櫻坂46の良さだ。

 

そして再び Anthem timeに戻る。ヤバい、歌詞が刺さって全然書けないじゃないか。泣ける。

 

そして再びドローン旋回中に戻る。こんな展開、よく考えたなぁ。ステージから、一面にタオルを回すフロア、相当眩しいだろうなぁ。海外ファンが笑顔でライブ楽しむ姿が映って、ふとサコフェスの件を思い出した。よかった。海外の方もアイドルのライブを笑顔で楽しめる空間で、本当に良かった。

 

Buddies。さっきガチ泣きした衝撃が抜けないままだが、山﨑の浄化的な歌唱からの大園のアクセント。松田のレスが積極的で良い。アンコールでBuddiesを歌い上げる。アイドルとして、音楽の素晴らしさを表現する。言葉にならない。うちわもカンペも本当に多い。メンバーを、グループを強く愛してくれる。それを悦びとする者が、アイドルとして生きてくれて、本当に良かった。最後も安定の山﨑だ。魂の込められたメッセージ、そして会場全体で歌おうと誘う。素晴らしかった。

 

MC。松田も安定だ。いやぁぁ本当に視聴してよかった。お知らせの映像。なんだって。特報。4th year anniversary live開催決定。11月末とのこと。嬉しい。これも配信あったら観よう。ZOZOマリンスタジアムをどう制覇してくるのかも観てみたいなぁ。森田にトークを振るが、こんなに汗かくって!?空間もホントに熱くて。一期一会。ここに今こうして集まっている瞬間を噛み締めている。ツアーのテーマとも重ねて、成長した姿を魅せられたんじゃないか。チーム櫻坂46スタッフにも感謝。Buddiesになってくれて出逢ってくれて感謝。これからも支え合いながら歩いていきたい。続いて中嶋。大好きな櫻坂46のライブを客として最後に観た場所で、今は自分がステージに立っている。3期生が加入することが良い変化であってほしい。感謝の気持ちが伝えても伝えきれないから、これからももっと伝えていきたい。これからいろんな場所で知ってもらって好きになってほしい。最後に山﨑。こんなにも素敵な景色を見れると思っていなかったので嬉しい。大きな会場に隅から隅までBuddies、そして配信を観てくれるみんな。私たちが楽しむだけじゃなくて観ている人にも楽しかった!って思ってもらいたい。本当にメンバーのおかげでプレッシャーを良い意味で感じずに乗り越えられてきた。最後に東京ドームでライブできたのが嬉しい。まだまだ上があると思って。一緒にいろんな景色をこれからも見ていきたい。一人一人にいろんなことがあると思うけど、辛い時には私たちのことを思い出して気持ちが少しでも軽くなってほしい。松田が最後に締める。ライブを観ていただけたことへの感謝。いろんな想いを持って観てくれた人。私たちはどんなBuddiesからも力を感じ、支えられている。櫻坂46に出逢ってくれたことへの感謝。だからこそみんなを幸せにしたい。そして最後に1曲。

 

櫻坂の詩。礎となる楽曲を、最後に据える。当然かもしれないが、本当に、本当に大事なことだ。相変わらずサビが上手い。最後までずっと、こんなに聴き心地の良い歌唱というのは、やっぱり、凄いことだ。音楽を届けるという姿勢、本当にいろんなアイドルに観てほしい。ライブにあたってアイドルとしてどう生きるか。そんな導にもなっていると思いたい。最後に松田が熱いメッセージを。ライブは皆さんと同じ時間を共有できる、とても大切なもの。これからも一緒に、満開の桜を見に生きましょう。桜色の東京ドーム、この景色を、彼女たちは忘れることは無いだろう。

 

最高の時間だった。生きる力を与えてくれた。著しい感謝を以て、生執筆を終えるとしよう。(9323字)