2024/6/9(日)  20:02

 

 

 

ということで、乃木坂46、35枚目シングル、アンダーライブの生執筆を終えたばかりではあるけど、興奮冷めやらぬということでとりあえずエディタ立ち上げて、再度執筆ということで。やはり一番に思うのは、配信ライブでも、十分魅力が伝えられるということだ。配信であれば、メンバーの表情などよく見えるし、それ込みでいろんな視点からライブを楽しめるのが良い。

 

などと考えれば、コロナ禍、奮闘した地下アイドル界だが、限定的な配信機材や通信状況、さらにはライブパフォーマンスのヌケモレなど、もちろん生執筆を楽しめてはいたものの、それが称賛ではなく揶揄な方向からだったので、今回のように、最初から最後まで称賛で完走できたというのは、初めてのことになる。それに、なんだかんだでメンバー全員名前知ってたし。

 

そんな感じでしみじみ振り返っていると、急に空腹を感じた。確かに昼過ぎ以降は何も食べていなかったが、在宅勤務の時でも、休みの日に家でゴロゴロしてる時でも、ここまでわかりやすく拒食感も無く空腹を覚えたのは久々のことな気がする。このところ、夢中になれることがあったか。たぶんそこだろう。仕事はあくまでお金貰ってやってるだけだから夢中よりかは使命感とか責任感に追われているし、ゲームとかテレビとかは家事とか気分乗らない時に紛らわす程度でやってるだけだし、日常化したSNSチェックももはや作業と化している。なので、夢中になれたのは、確かに久々と言っていいだろう。

 

 

 

なお、このアンダラ最終日の前日、つまり土曜のことだが、一応、某地下アイドルの対バンに参戦してはいる。Appare!というアイドルグループが武道館でのワンマンライブが決定、というか、迫っているので、その景気づけに開かれたものだ。しかし、呼ばれているアイドルの知名度や動員量の割には、恵比寿リキッドルームという会場はあまりにも狭く、かつ真夏にも関わらず屋内で勿体なく感じたので、わずか3時間程度の参戦時間となっている。ちなみに、この対バンのチケット代は、入場時のドリンク代も合わせれば3.6Kである。一方で、アンダラ配信視聴チケットは3.5Kということだ。一概に優劣は比較できないものの、ライブパフォーマンスに実力およびアイドルとしてのプロ意識を求めがちな筆者なので、これが同額ということに驚きを隠せない。

 

あとはそもそも、昔、筆者は在宅ヲタクだった、ということが強く影響しているだろう。アイドルのパフォーマンス観賞にあたって、画面越しだろうとそれが現実のものであればそこまで抵抗感は覚えないし、既にアラサーともなって別にイケメンでもない筆者である、外へ出掛けること自体がどこか億劫になってしまっている。それに、若くて綺麗なヲタクが本当に増えた。彼らと話すのと筆者と話すのと、どちらが幸せかと考えれば自明だろう。故にいろいろ重なって、地下アイドル、そして対バン参戦への抵抗感が強まっていると、残念ながら、客観的に分析してそう導き出される現状である。

 

サコフェスの件もあり、現場の治安、というところでも、現場意識が低下しているのも否めない。もちろん極めて少数であるのは事実だし、全てを嫌悪するつもりも無いのだが、かといって、100%リスクが無い、とも言い切れない。現場という空間は、他者が介在する以上、リスクをも併せ持つものだ。かといって別に地蔵派でもない。コールもMIXも大好きだ。なのでその側の懸念、つまりは令和になってから地蔵で現場を済ませる者が殖えたこともまた、現場への期待感を削ぐものとなっている。

 

 

 

我儘を並べてしまったが、とはいえ、今後、乃木坂46がライブを頻度高く行うわけでもないし、そもそも配信ライブともなれば確実に限定的だろう。他事務所のアイドルなど考慮したとしても同様だろう。ということで、ライブ観賞における実現性、という点では、今後も地下アイドル対バンへの参戦は行っていく必要があるだろう。とはいえ、一昔前ほどに使命感を有しているわけではなく、あくまで晴れたら行こうかな、程度である。家に居たとしても、溜まった家事への着手や、仕事タスクの整理および着手、そしてマッチングアプリの攻略()など、やれること、やらなければならないことは数多い。

 

そもそも、昔とは違い、平日5日間、みっちり働いて残り2日間、という自由時間のバランスという点でも、さほどライブ参戦に時間は割けないものとなっている。それは移動時間込みで考える必要があるのもある。だからこそ、今回、配信ライブというのはとても助かった。もし現地となれば、FC入会してチケット抽選して、とか、いろいろと時間取られたはずだ。

 

とりあえず、次シングルのアンダラの配信とか、あとは他事務所や他グループでの配信ライブなど、いろいろとアンテナを張っておくとしよう。そうすればきっと、ライブ観賞全体のうち、質の良いライブを占める割合が増えて、アイドル業界全体へのヘイトが低いままを維持できるはずだ。まあ少なくとも、昨年同様に風俗に狂うことは無いのだが、かといって、マッチングアプリもなんだか億劫になっている。全然マッチできない。タイパが悪い。かといって街コン行く度胸も無いし、ひとまず、ドルヲタを粛々と続けるのが一番、精神的に安定する。甘えかもしれないが、そんなわけで、今後も可能な限り、ドルヲタとして生きたい。

 

そう強く思える、今回のアンダーライブ配信であった。改めて、素晴らしいライブに感謝を込めて。(2261字)