川崎クラブチッタを出てからは、店頭ポップの鯖丼に惹かれて開拓してみたものの、店内が思ってたより狭く、若者が多くて場違い極まりなかった。それでも、孤独のグルメなスタイルでメニューと向き合って選り抜いて、やはり狙ってた鯖丼だったが、そこまで新鮮味は無く、旨味も薄かった。暑さのためかサラダが需要高く品切れており、已む無くキュウリを頼んだが、味噌が美味しかったぐらいで所詮キュウリでしかなかった。そんなわけで、疲れ切った体に押し込んで、店を出るに至った。

 

結局、この参戦レポの執筆というのも、参戦翌日は割とだらけてしまってろくに進められず、キンマーこと近代麻雀水着撮影会の投稿を追うので精一杯だった。本当に多くのアイドルが水着で活躍するようになっただけでなく、AV女優からの参入、アイドルかわいい系の子が本当に増えたと。もっとも、水着撮影会についてはいろいろと大変だっただろうが、イベントの価値そして魅力というのを、理解して協力いただけたのではと考える。そこまで考えてしまうのも、やはり今の時代、アイドルにしろAV女優にしろ、その職業だけに限定して戦術展開しなくてもよくなった、むしろマルチに顧客獲得するのであれば多様的な方が望ましい。などと考えれば、ここに挙げた主だった2つの職業、世間的なイメージの刷新というのは、今後も努めていく必要がありそうだ。

 

 

 

さて、本記事がアップロードされる頃には、既にGWも終了しているはずだ。絶望を抱く者も少なくないはずだ。筆者個人としては、仕事という形で規則的な生活を強いられる方がまだましだと感じてしまう。とはいえ、これはあくまで筆者の個人的な話になってしまうが、このところ、何故仕事をしているのかが解らなくなってきている。いやもちろん、一定の収入を稼ぐためではあるものの、日々趣味を追い、充実した人生を送るにあたって、どうも支障と感じるようになってしまった。貯金だって十二分にある。今は金銭よりも時間を欲している。となれば、極端な話、給料を8割へ減らしていいから、週5日ではなく週4日勤務にしたい。とにかく時間が足りない。

 

なので、GWが終わろうとどうだろうと、引き続き、忙しない日々が待っているだろう。おまけに、昇級に伴い、より高度な仕事を求められるようになった。やってられない。

 

久々に帰路、飛び降りて楽になろうかな、と思ってしまった。

 

確かに生き様で学べるアイドルはいた。確かに存在する。それでも、どうも今の仕事に熱中できない自分がいる。自己対峙の時間が減ったからか。自分自身が見えていないのか。葛藤する時間すら確保できていないということなのだろうか。わからない。まだ明確な答は導けていない。

 

 

 

孤独からの脱出。一つの解消ポイントにはなるだろう。しかしそうなのか。筆者も結局は、どこにでもいる普通の、人間味が棄て切れない我儘な生物だということだろうか。

 

脱却にあたっては、今こうして身を置いている、アイドル文化からも身を引く必要があるだろう。しかしそれは避けたい。などと考えれば、初めから今の普通の会社、普通の人と解り合おうとするのが間違っているのではないだろうか。なんだかそんな気がしてきた。これを現時点での正式な回答としてしまっていいのかはさておき、そうだな、そういえば、こうして寝言のように執筆するということさえも、すっかり喪っていた習慣なのかもしれない。よし、とりあえず方針は固まったが、かといって、余暇のすべてを享楽へ捧げるのも違う気がしてきた。もちろん過度な時間外労働も同様だ。

 

参戦直後のレポ執筆。叶わなかった理由を改めて考えてみれば、中途半端に天気が良く、もう一日外出しようか微妙に迷っていたのが一つあるだろう。かといって、じゃあ、平日の貴重な隙間時間を縫ってまで、これほどの長文を一気に仕上げるのか。だとしたら日頃SNS追うのもすっかり遠ざかってしまうし、衝動の本質としては、正直、そこじゃない。いや、そう感じるのも参戦から一週間近く経った今だからこそであって、直後は確かに、執筆に励みたかった。それが叶わなかったこと、一概にゲームという中毒行為に責を押し付けるのも違うだろう。一昨年と比べてみる。他に何が違うか。

 

業務的な逆境。これだろう。今はどうにか、時間が無い状況、というか心境を作れているからこそ、時間は貴重だと解る。だとすれば、筆者に不必要なむしろ、平穏に違いない。

 

 

 

そうだ。そういえばそうだった。何故筆者は、大手企業を蹴ってまで、とりあえず一部上場しているだけの実質的な時代遅れの中小企業へと就いたのか。刺激が欲しかったからだ。

 

だとすれば、この執筆している本当に今、まさに、タスクを大量に押し付けられて、さて、GW後半戦の幕開け、どう隙間を縫って時間外労働しようかと良い緊張感と高揚感に包まれている。そんな状況へと追い遣ってくれた課員皆に感謝しなければならない。非常にカオスだが、これがいい。

 

そんな混沌の最中であれば、様々な物事に対して、別の視点から、そしてどこか懐かしくもある視点で、向き合えるに違いない。今回のレポタイトル、確かに、眼鏡を変えたことによる物事の見え方の変化はあったが、如何にその気付きが表面的だったかを嘆きたくなるものだ。

 

この呟くような執筆という形式での発出もどこか懐かしい。そうだな、ブログとは本来、これぐらい崩れたものでよかったんだな。あまりにも綺麗にまとめ過ぎた。そんなの、後日読み返すにあたって、人間味が無いじゃないか。自由というか、もっと雑でいい。その温度感が丁度良い。

 

 

 

ということで、参戦レポ執筆はとっくに完了して、終盤はもはや本筋とは関係無い、参戦を追えて一週間過ごしての感想みたいな内容になってしまったが、これでだいぶ、精神的な整理ができたし、晴れ晴れとした気持ちでGWを迎えられそうだ。なんてのを、できればリアルタイムで上げてもよかったものの、そこはGWで諸々の用事が控えているため、ということで言い訳をさせていただきたい。

 

とりあえず、これぐらい雑な執筆でもいいんだなと気付けたし、その分、今後はアイドルと関係無い、もしくは間接的な関わりしか持たない記事がいろいろと生まれてきそうだが、まあ、アイドルに絞って言語化するというのも、とっくに限界だったようだ。もっと仕事に関して、愚痴というほどでもないが、執筆を通して、自分自身を見詰め直す、そんな時間に充てていきたい。

 

その第一歩の準備として、生き様で魅せてくれたアイドルの存在は、欠かせないと言ってしまっては、あまりにも後付け過ぎるだろうか。まあ、アイドルを語る、ヲタクが紡ぐ物語というのは、きっとそんなものだろう。それが結果、他に無い味になると信じて、本記事の執筆を終えたいと思う。(2833字)

 

 

 

日時:2024/4/28(日)、11時半~20時

会場:川崎クラブチッタ

タイトル:UP-T FESTIVAL NEXT vol.2

出演組数:21組