2024/4/14(日)  01:14

 

 

 

嗚呼、今日もまた、すっかり深夜になってしまった。このところ、自由に使える時間が少ない気がする。

 

土曜は月2回へと増えた帰省イベントにより半日、起床している時間という点ではほぼ終日時間を取られたわけだ。まあ、仕事以外の人と話すという点では、大切な時間であったことは否めないものだ。そして金曜については、早朝から夜まで会社全体でのイベントがあり、大抵の人は終わったら飲み会なのだが平日の疲労も溜まっており早々に帰宅へ。

 

じゃあ平日はと振り返ってみれば、いつも定時で上がるところを毎日平均1時間程度残業するようにしたために、地味に削られる形で自由時間が減ったのは否めないが、終盤へと追い込みをかけての桃鉄ワールドでのスタンプ周回でネット対戦を隙間時間でこなし、それと並行でTwitterのタイムライン監視。マルチタスクで追い込まれていたのも認めよう。

 

ここで肝心な根本に気付く。筆者よ、もうすっかり、大人な歳じゃないか。アラサーにもなって、どうしてこんな形で時間の使い方を間違え、参戦前日、定期的なブログ更新に追われて、こうして深夜を削って執筆に励んでいるのだろうか。

 

 

 

いくらでもチャンスはあった。SNSやゲームなどの時間を減らせば済む話だし、帰省だってかなりの頻度でやってるから所要時間を縮めることだって全然できたはずだ。それをどれもやらなかったというのは、結局、自分自身に甘く、歳相応の振る舞いができていないからではないだろうか。じゃあ相応の行動となれば、結婚に向けての行動選択となるのか。

 

どうなんだ。昨今賑わせている、通称離婚禁止制度、どう考えてもおかしい法案がスピード可決され得るほどに、政治家と国民の結婚や育児に関する価値観や理解というのは大きくずれていると筆者は考え、それに加えて、そもそも一人で居る時間が好きとか、不特定多数ではなく誰か特定の女性一人に人生を拘束されるのは嫌だとか、そんな性分を備えている筆者と一緒に居ることが相手にとって苦なんじゃないかという自己嫌悪とか、いろいろあって、ずっと逃げてしまっている。

 

結婚しないという人生選択は、相変わらずイレギュラーらしい。当然、どちらかと言えば少数派になる。正直なところ、学生時代に学業に全振りしたというのが、今の人生、かなり悪影響と化している。故に筆者個人の意見でしかないが、学校ではもっと、他者との交流、仲良くなることについて、集団ではなく個々人と向き合って教育すべきではないだろうか。

 

しかし、教師ほどにブラックな職業は無い。明らかに人が足りていない。教師というのは、未来を担う若者を育てるという点で必要不可欠な業種である。看護系などもそうだ。少子高齢化社会が一層と加速したがために、昔以上に人が必要だ。他にも運送系など、社会の根幹として欠かせない職業は数多いが、そのどれもが低収入であることは、本当に嘆かわしい現実である。

 

社会に必要とされる職業か、そしてそれに必要なスキルは、と考えれば、果たして学業は本当に必要なのだろうか。

 

 

 

冒頭に挙げた会社イベント、本当にこれは苦痛だった。どうにか本調子が出てきた夕方あたりで、チーム別でのボウリング、そして酒を交えての懇親会である。どうやって接すればいいのか、やはり一番に思うのは、筆者という存在が今目の前の相手と仲良くなろうとすることが相手にとって不愉快ではないだろうか、という自己嫌悪感であり、だからこそ自然と口数が少なくなってしまう。教養を積めばどうにかなるのだろうか。仮にそうだとしても、そんな時間がどうしても、回りくどく感じられてしまう。

 

理想的にはアイドルについて多々議論したいところだったが、どうしても現状、そんな精神的かつ時間的な余裕は無さそうだ。どうにか、明日というかもう日付的には今日か、アイドルのライブ参戦によって回復を図りたいところだが、そこまで期待はしていない。別に出演するアイドルがどうこうという問題ではなく、知名度なども関係無く、結局はアイドルも人間であって、上に挙げた他者交流での障壁というのはどうしても棄て切れないものであり、だからこそ超人的に魅せてくることは無いだろう。

 

かといって、そこまで憂鬱なわけでもない。これほどに気持ちが浮かないというのは今に始まったことでもないし、昨年など振り返ればもっと落差は激しかったはずだ。逆に言えば、今ぐらいの絶望が物足りなく感じるほどだ。自由時間の不足、後輩からの働き方に関する痛烈な指摘、他者交流スキルの致命的な欠落。嗚呼どれも、もっと、もっと絶望を見せてほしい。

 

死をも願うほどに絶望的な方が、風俗回収など、現実逃避にも似る快楽には望ましい。

中途半端な絶望というのが、真に苦しいものかもしれない。深夜がそう思わせてくるのだろうか。(1973字)