2024/2/4(日)  21:03

 

 

 

桃鉄ワールドを100年プレイしたことで学べたのは、世界の地理よりも、どのタイミングで何を行動すべきかという判断決定能力だったように思えてならない。もちろん、大方は世界地理に準拠したものであり学べないことはないのだが、物件駅が多いのはアジアやヨーロッパやアメリカあたりに集中しており、特にアフリカについてはマイナス駅で埋めた感が否めない。また、某攻略サイトのコメントにもあるように、世界遺産関係のオブジェがただの描画でしかなくイベントにそこまで繋げられていないこと、歴史ヒーローで世界要素を賄っている感が否めず能力のブレが大きいこと、などが挙げられており、筆者が昔、ブラックボンビーや北海道大移動などで学んだ日本地理ほどには、世界地理習得要素が薄いと感じてしまった。物件の薄さも気になる。

 

もっとも、じゃあ日本を舞台としたものと同程度に世界へ、となれば、それこそ超大作なほどに開発工数も、そして値段面でも相当なものとなり、任天堂の一ゲームとは収まらないレベルにまで膨れ上がってしまうので難しいところであり、理想を高く設けて臨んだところで何かしらまた別の課題が浮上するために、まあこれぐらいが良い塩梅なのでは、と思っておこう。

 

なお、今回の表題だが、人間3VSエンマ1を100年でボコボコにする、というのは既に達成したので、あと気になっていた1000兆円イベントを、ということで、100年終わったその直後に、とくべつマップ解放の動作確認も兼ねてやってみたのだが、案外あっさりと1000兆円達成できてしまった。大きな要素としては2つ、全員人間にして目的地に着かせないこと、一頭地を抜くカードや刀狩りカード以前に精霊協会駅でダビングできる原資を稼いでおくこと、ぐらいを気を付ければいいだけで、あとは雪だるま式に全員の持ち金があっという間に増えていき、11年目で全員が持ち金カンストするという状況となった。

 

あと気になったのは、ここで伝染病イベントが発生していたが、それによって得られる収入での持ち金表示では1000兆円を超えた金額がテロップ表示される。他の臨時収入では999兆円のカンスト表示にも関わらず。まあ、バグじゃないといえばその程度なものだし、ターン開始時の持ち金表示ではちゃんとカンストになっているので、特に問題は無い認識だ。

 

 

 

他のやり込み要素としては、役職解放が一応あるが、8大秘宝も8大UMAも割と年数重ねないと発生しないイベントなのでそこまでモチベ上がらない。ヒストリーモードは10年トライアルみたいな感じでサクッとできるところが悪くないが、どのイベントもゲーム進行全体への影響が大きいものだし、そもそも100年プレイで経験済みなので新奇性に欠ける。

 

全駅踏破もあるが、じゃあそれで何が得られるかというとメリットは薄いし、動く目的地は発生確率は低いし、などと考えてみると、もしかして、ソロプレイの限りではそこまでやり込みたくなる要素は無いんじゃないかと思えてきてしまっているこの頃である。まあ、平日休日問わず寝る間を惜しんでゲームに没頭してしまうような事態は防げるものの、ふとした時にチマチマやっても楽しい、みたいなソロプレイお楽しみ要素があってもいい気がしてきた。そんなこと言ったら昔の桃鉄なんて感も否めないところだし、そもそも一介のゲームに高い理想を求めている感も否めないので、これぐらいにしておこう。

 

なお、もしまたやるとすれば、人間1VS赤鬼1VSエンマ1VSさくま1、な構成でやってみたい。某攻略サイトの評価記事のコメントを見る限りでは、これで100年やって2位が赤鬼、という結果だったらしいので、そんなにさくまが弱いのかは試してみたいところではある。筆者がとくべつマップ解放でやった構成では、エンマを最下位に陥れるよりも、人間全員に対して貧乏神からの攻撃を極力受けないように調整する方がしんどかった。ということで、人間が1だけとなれば、その1人だけをトップへ押し上げるように、シンプルに勝ちにいけばいいので、割と気兼ねなくプレイできそうだ。とはいえ、人間1だとリセマラができないので銀次対策をしっかりしておかないととは思うが、序盤での稼ぎ方、そして銀次回避は100年プレイおよび1000兆円達成でかなり慣れたので、たぶん勝てる。しかし、じゃあこれをやったらとくべつマップ解放同等の何かがあるかというと何も無いし、正直なところ、とくべつマップ、とは名前ばかりで大差ないものだったので、あの時間を返してほしい感すらある。

 

いや、それについては、昔、と言っても小学生ぐらいだが、地元静岡に居た頃は、東京ほどにはレジャー関係が充実していなかったこともあって、家で遊ぶことが多く、両親が買ってくれた人生ゲームをひたすらやっていた。それが人生ゲームEXと呼ばれるもので、ベーシックとワールドの2面遊べたのが、かなり遣り甲斐があった。それと比べるべきではないし、それこそ開発工数が2倍に跳ね上がるので避けるべきではあるが。何とも言えないところだ。

 

 

 

なので、購入時や直後に抱いていた桃鉄愛というのは、今ではすっかり薄まってしまった。かといって、風俗への欲求がぶり返しているわけでもない。じゃあ今の生きるモチベーションはというと、資格受験を申し込んだこともあって資格勉強と、あとは桃鉄ハマっていた期間で疎かにしてしまっていた地下アイドルへのライブ参戦である。

 

まず前者については、とりあえず午前問題については、合格ラインを軽く超えて安心圏内という状況。もちろん受験当日までも隙間時間でコツコツ解きはするが優先度は低い。それよりかは、午後問題を一切着手できていないというのが課題で、近日中に手を付けたいと考えている。有難いことに、家族との用事については、4日間から3日間に減り、しかも帰省1回にまとめて対応すれば済むというのが、資格勉強にあたってはまとまった時間が取れるためにかなりプラスになる。もちろん、対人面では疎遠になってしまうのは一応デメリットとして挙げられはするが、対人不足など、今の時代、いくらでも解消方法はある。

 

それについては、後者と良く絡んでくる要素で、ライブ参戦の復活、と言うよりかは、頻度を微増させて、ただの在宅ニートヲタクから卒業するというのが2月の目標として、前述の予定キャンセルもあって、かなり現実的になってきた。ライブ参戦こそまとまった時間が必要だからだ。ただ、曇天でも構わず参戦するかというとそれは違う。普通に、寒い日に外には出たくないし、週2回の出社による寒さやストレスなどで、家でゆっくり休むことの重要性というのが、若い頃と比べて、かなり高くなっているのを感じる。それにしても、一応まだアラサーなので、40代50代になったら、というのは考えたくも無いことだ。

 

なお、ライブ参戦と言えども、土日全部潰すつもりは無い。それだと今度は資格勉強に支障が生じるからだ。なので程よく、ということで、晴天の日に限るというのは、そんな側面もある。ちなみに執筆現在、週末の3連休でわかりやすく晴天なのは日曜だけであり、土曜は曇りメイン、月曜は雨の可能性もある。もっとも、1週間のうちに天気は大きく変わり得るものだし、すべて好天か、もしくは悪天か、どちらの可能性だってまだある。なので、一応3日間すべて、TLに対バン予定が流れてきたら記帳するようにしているが、2/12(月祝)だけ日比谷公園しか候補が無いのがつらい。さすがに野外は避けたい。

 

そんな感じで、2月は割としっかり、普通の暮らしができそうだ。ゲームに溺れることも無さそうだが、そもそも何故購入したのかと考えれば、精神的に追い込まれていたというのがある。となれば、じゃあまた同等な精神状況に陥ったら今度は何に縋ればいいのか、また街ぶらりして探す必要がありそうだ。久々に吉原に行ってもいいが、どうだろう。今はそこまで行きたいとは思えない。まあ、またしんどくなってきたらでいいだろう。とりあえずは目先の衝動、資格勉強やライブ参戦に専念しよう。

 

春の訪れを待たずとも、充実した日々を過ごせること、一享。感謝を忘れずに生きていこう。(3359字)