2024/1/13(土)  20:00

 

 

 

ということで、仕事について何も考えない休日を過ごしているわけだが、気付いたら土曜が終わろうとしてしまっている。まあ、昨夜遅くまで起きてて、昼頃に起きても基本ダラダラしていたら仕方ないといったところだろうか。とはいえ、なんだかんだでプチ目標としていた、冬服をクリーニングに出すとか、最近何かと疎かにしていた食事状況だったのでコンビニでイイ感じのを爆買いするとか、やりたいと思ってたことはとりあえずひと通りできた。自宅近くのつけ麺屋も開拓できた。

 

ただ、ライブ参戦はしなかったのか、と詰められれば、やはり筆者はすっかり、純然なドルヲタではなくなってしまったなぁと再認識させられるが、一応理由はある。一つは、平日に仕事頑張り過ぎたのでゆっくり家で休みたかったのと、もう一つは夕方から雨だったからだ。とあるアイドルに、ライブ行くのは晴れの日だけかなぁと呟いたら、へぇー天気で決めるんだねぇーと雑に返された記憶がある。当たり前だろう。アイドルからすれば、晴れでも雨でも、ライブが組まれたらステージに出て続けて物販する必要がある。特に最近であれば、どんなに寒い日でも出番が早帯であれば早朝頑張ってライブ会場へと向かう必要がある。

 

などと考えれば、先日の記事にも著した通り、ライブアイドルとは、かなり過酷な職業とも言えるだろう。しかしそれでも続けたい、アイドルとして務めたいと願う者が確かに存在することは、改めてにはなるが、本当に有難いことだと思う。だからこそ、Twitterで情報追ったり拡散したりするだけではなく、実際にライブへと足を運んで貢献したいと願うばかりである。

筆者個人としては、金銭面ではすっかり問題無いし、むしろ時間的拘束とかがネックになってくる。移動時間、エンドツーエンドで考えれば、など、今回の表題通り、そもそもライブ参戦をするのか否か含めて、今回の土日、筆者は如何様にしてライブ参戦決定および選定をしたのかというのを、いつもの通り前置きが長くなってしまったが、徒然著してみたいといった所存である。

 

 

 

まずは参戦するか否か、という判断からである。これはシンプルに、ライブに行きたいと思うか否かである。筆者の場合はすっかり仕事人間であり、仕事で自分が作業すべきタスクが残っているか否かがまず大きな要素であり、次いで昨年からすれば自明に近いが風俗回収をしたいか否かも無視できない要素だ。前者については、この土日はちょうど何も残っておらず、後者については今月頭に既に開拓済みであり念願のフィニッシュも果たしていて不完全燃焼的なものも無い。

 

そんなわけで、トータルで考えても自由時間が多く、かつ体調面でも何ら問題無い健康状態だ。ちなみに体調管理で気を付けているのは、睡眠負債を次週に回さないこと、暖房は点けっぱなしにして寝ること、性欲を溜めないこと、ぐらいだろうか。あとは業務時間外でも適度に仕事をして、ストレスを溜めないための最善の行動選択を都度行う。ぐらいに自由に振る舞えるのも、一人が故の特権とも言えるが、普通の人であれば、ストレス解消なるものは他者に依存しがちだ。もっとも、筆者も言ってしまえば、アイドルや風俗に頼っているあたり、同じ穴の貉といったところだろうか。

 

 

 

 

では、参戦が決まったとして、肝心なのは、どの対バンへ挑むか、である。

ということで、ここからは完全にアイドル専門な内容になるが、順に著していこう。

 

【1. 横浜1000CLUB】

YOKOHAMA SUPER LIVE 2024。マニアックなアイドルが多めで、地下アイドル文化を堪能するには素晴らしい出演者揃いではあるが、物販スペースが会場動線または屋外と、冬に開催するにあたって不利とも言えるライブ会場だ。もっとも、知名度的にも、物販は閑散としておりそこまで動線を阻害しないだろうが、やはりホールなどと比べれば物販回収是非をゆっくり考えられないというのがつらいところだ。なお、同様の理由として、新宿BLAZEなども挙げられはする。

 

【2. 新宿ルミネゼロホール】

GIGA GIGA SONIC。地下アイドルよりかはライブアイドルと呼ぶべきな実績あるアイドルが揃っているため、ステージングの完成度や作品性という点では1.よりも贅沢な対バンとも言える。しかし今回のイベントは、マスク着用の上で声出しOK、という制限があり、今日、コロナが明けてすっかりマスク着用云々を問わなくなってきている世情とも相反するような強い制限だと感じられる。もっとも、筆者は既に諦めを抱き令和なアイドル現場には声援面では期待はしていないものの、声援制限の結果として広範的な現場、つまりは会場雰囲気がより冷めた、寂しいものと化し得る。そういったヲタクとしての本質という点では、今の時代でもブレていないと筆者は考えるからこそ、この制限が如何に政府や都や区によるもの、もしくは会場やイベンターが昨今の感染症事情を踏まえて判断したとしても、筆者としてはどうしても同意しかねるものだ。百歩譲って、声援封印、観賞特化と考えたとしても、この会場は座席は立体展開型、有楽町ヒューリックホールなどの備え付けではないため、座り心地では劣り、さらにはジャンプだけでなく体重のある男性が行き交うだけでも揺れるほどに、不安定な足場となっている。故に完全な矛盾である。イベント意図を解釈できずに参戦断念となった。

 

【3. バトゥール東京】

かなり良い条件ではあった。コロナ前から長くライブアイドル界を活気づけているGRAVITYが中心となったタイテ様相であり、この事務所は基本的に全グループ一斉に対バン出演なので、こうした機会を逃せばまた参戦が遠のいてしまうため、できれば回収したかった。しかし、出番時間があまりにも早く、楽曲や歌唱力で大いに期待しているラプラスは開演直後、トップバッターでの出演であり、開場から開演まで15分という短さ、周辺で時間調整してから参戦というのは、日々の残業や深夜作業の結果、夜型の人間と化した筆者にとっては、休日なのに早起きと、割ときつい条件に感じられた。また、仮にGRAVITYを軒並み参戦スキップしたとしても、対バン後半での出演者がそこまで強くなく、最終参戦からそれなりに経っているとはいえステージング改善の面では期待の乏しいアイドルばかりであった。ただ、新宿立地でも割と北東方面へ歩く必要があり、新宿散策も兼ねて行えるために終日フリーなこの土日には行きたい会場ではあった。タイテ的に已む無く断念である。

 

【4. 横浜ランドマークホール】

そして選ばれたのは、GIRLS DELIGHTであった。見たいアイドルは対バン後半に固まっており、都心から離れているので家を出る時間などで逆算すれば朝割とゆっくりできるのが嬉しい。もっとも、移動時間が食われて対バンを楽しめる時間が短くなるなどのデメリットはあるが、移動時間は資格の勉強でもすればいいし、何よりランドマークタワー自体が飲食店が充実しているのが良い。この土日も人は多かろうと、さすがにクリスマス前週よりかは空いているだろう。久々にレディキスやセイラを回収するのも悪くない。ということで、チケット購入したのであった。

 

 

 

あと肝心になってくるのが、どのあたりのアイドルを目当てとするかぐらいか。

 

Layn、chuuum、comme moi、make mie、AVAM:すべて初見なので普通に楽しみ

 

カリめん:LIVE PLANET現場の中でも、少数精鋭なのが味がある。たとえばドリモンは古参中心で群れ合い、スイアレやハイスピは新規も含め大人数で、といった現場構成だが、比較的少人数で現場構成することでLIVE PLANET界隈ならではの突発的火力や一体感などをよりシンプルに味わうことができる。ステージング面でも以前と比べて確かに改善されており、両面楽しめる贅沢さがある。

 

レディキス、セイラ:共に歴史の長いグループであり、古参界隈はセイラの方に多く残っている所感。正直なところ、現メンバーを追い切れていないところがあるので、あえて下調べをせず、ライブを観て初めて、あっこの子ここに移籍していたのか、みたいな発見をしてみたい。物販開拓済みなメンバーに久々に逢っていろいろ話すのも良さそう。

 

放課後プリンセス:フレッシュな様相からおそらく大人っぽさが増して、表現できる楽曲の幅が広がっているはず。舞花やささらなどのベテランメンバーが紡いだ世界観は筆者の記憶の中でもすっかり褪せてしまっているので、そろそろ現メンバーで塗り替えたいお気持ち。

 

シーシャノ、トゥラブ、夢アド:14~15時の出演であり、日曜開催、つまりは翌日の仕事に備えて早めにライブ離脱する人からすれば、これぐらいの時間帯がむしろゴールデンタイムではある。故に、このあたりから会場入りして終演まで残るというプランでも全然あり。ちなみに、この3組は、レッスン頻度や経歴の長さなどから、比較的ステージングが安定しているライブアイドルという認識であり、一緒に体を動かして音楽を楽しむという点では程よいアイドルである。だからこそ、ここから参戦し始める、というのが一つ、理想的な参戦プランとしては挙げられるわけである。

 

ワンウィー:令和な今日でも、全力で沸ける数少ない現場の一つ。やはり沸ける楽曲が昔から変わらず続いているのが良い。17時頃と、時間帯としても程よいと言えるだろう。

 

アキシブ、てんはな:女子からの支持も強い2組。前者はコロナ前では熱い現場だったがメンバー刷新によりインフルエンサーな方針で知名度復活を果たしている。後者はヒロインズ所属なので。しかしこの2組に挟まれた花いろはが、どこまでアウェーフロアに戦えるかに期待したい。

 

あげもん:同会場参戦時の前回MVP。どこか漂う現実への妥協と悟りが趣深く感じられる。

 

ハイスピ、ピンスパ、リンセント、ドリモン:対バン終盤特有の少数精鋭現場に期待。

 

などと考えてみると、難しい。これじゃあどのタイミングで参戦しても優勝じゃないか。

嗚呼、あと懸念すべきなのが、後方チケットが2Kという安さなので、同日対バンの多さや極寒などでそもそも参戦数自体が少ないか、それともこの安さで多いか、そのあたりだろうか。

 

 

 

 

いずれにしろ、これで遅めに起きても無問題ということが判っただけでも、十分な収穫だ。やはり如何なる内容だろうと、ブログに書き起こすことで、良い整理になるし、不満やストレスを吐き出すなどにおいても十分効果的だ。そもそも、一人暮らしで友達や恋人なども皆無な筆者なので、人と話す機会が極端に少ないからこそ、ブログ執筆こそが言葉を発するにあたって貴重な機会とも言えるわけである。となれば改めて、結局休みを謳歌することで忙しかった土曜の最中、合間を縫って執筆に励んで正解だったというものである。なお、実はこの執筆の合間に、仕事メールを確認したところ、また1企業、サポートが挙がってきていたので、事象内容的にも本当は土日返上して対応すべき事案なのだが、本記事冒頭などにも書いたように、先輩や上司がハンドリングするような余裕が無いので、空気を読んでしっかりこの土日休もうという判断に至ったわけである。なんだか、現実逃避の都合良い言い訳のようにも聞こえ得るものでもあるが、これ以上過負荷をかけて貴重な仕事仲間を喪うぐらいなら、サポート対応を雑にあしらって顧客をいくつか喪った方がましというものだ。

 

なんだか最後の最後にかなりブラックな内容を吐き出してしまった気がするが、組織について、人間について、そして未来について真剣に考えているからこその、苦渋の決断である。もしこれで悲惨な将来を生んでしまうのであれば、その際に反省すればいい話だ。

 

まあ、昨年などは頻度高く書いたものでもあるが、筆者自身、既に未来は棄てた。いろいろと人生選択を間違えてしまった。だからこそ、仕事仲間だろうとアイドルだろうと、そして風俗嬢だろうと、まだ未来ある者たちには、どうか幸福であってほしい。未来をまだ夢見ていてほしい。諦めずに。

 

そんな願いが衝動と化し、こうして対バン参戦へと行き着いたわけだ。

結局のところ、そんな他者優先な意識こそが、参戦決定の真の理由なのかもしれない。(5000字)