2023/11/28(火)  00:51

 

 

 

 

 

 

やっぱりこんなこと言ったら変だって思われるだろうけど、女性に生まれたかった。

 

なんてのを、既に齢28を迎えた男性が書いているのかって思うと、本当に死にたくなる。

 

人格とかじゃなくて、ちゃんと女性として生まれていたら。嫉妬なんて抱かなくてもよかったのに。

 

 

 

Twitterでは既に、何度も逢ったソープ嬢とは金輪際逢わないことは告げたようなものだし、実際全く想っていないし、それに嫉妬心なんてものも消えちゃった。理由は単純で、古参の太客で満足しているから。

対女性の中でもアイドルに特に嫉妬を抱くような私だから、誰か一人の男性に仲良くしてもらっているからって理由で現状に満足はできないかな。もっと意地悪く、貪欲に、愛を求めちゃうと思う。

だから仮に風俗の世界だったら、吉原の中でも格安とかスタンダードで満足せずに、徐々にグレード高い店へ移っていって頂点目指せるように頑張っちゃうかな。でも結局、ソープなんてのは男性と相手できる時間が短いし、大衆的に人気を得たところで逢ってくれるって無理だしそれだと実感持てないかな。愛されているってことの。

 

だから結局、風俗嬢じゃなくて、普通の女性として、普通の恋愛をして生きてみたかった。

なんてのは結局、女性として生まれられたらって条件が必要だし、そもそも女性で生まれたけど女社会とか人間関係とかが嫌って思ってる女性も普通に少なくないだろうし、そんな人たちからしたら孤独でも罷り通る男性って羨ましいってなるんだろうけど。

 

意地悪な人でも、金欠な人でも、何でもいいから、愛されてみたかったな、女性として。妖艶な男性から。

 

 

 

アイドルに妬いちゃうからって、別に彼女たちほどに綺麗で美しく生まれ変わりたいなんてレベルでは望まないから、せめて、彼女たちがアイドルとして生きる時代に、女性として生きて、人間関係も恋愛も、あとはそれぞれの年齢で向き合うことになる社会的な諸々込みで、どんな感情も、彼女たちの楽曲に重ね合わせて、もっと等身大に応援したかった。

もちろん、別の人格な彼、評論的な彼は、イコラブは女性ファンが多くこれまでの女性アイドルとは違ったアプローチでアイドルの素晴らしさや魅力を発信できている、なんて確かに称賛はしているけど、そんなじゃなくてもっと、直感的に、ストレートに、楽曲の世界観とか、歌詞とかメロディーとか、ただ浸るだけで良いなって思うことが、本質なんじゃないのかな。

 

どこが好きか言って、そこから強く抱いて、って歌詞だけでもう、彼が何度も愛したソープ嬢との眩しい時間を思い出しちゃうけど、でも今はそんな眩しさ、ちゃんと歪に見えてくるし、何よりも彼に直接キレて残り10分間を不幸な沈黙で圧し潰したこと、一生許さないんだから。せっかく高いお金出して逢いに来てくれているっていうのに。女性だからって、風俗業界で価値になると自己分析して身を置いているからって、どうしてそこまで傲慢になれるのかな。

散々アイドルを追いかけてきて、振り回されて、人としての魅力がすっかり薄まった彼かもしれないけど、その優しさに漬け込んであんな形で突き放すなんて、はっきり言ってどうかしてる。期待してた私がバカだったみたい。

 

ふと思ったけど、もし女性として生まれることができていたとしても、もし逆に男性の人格を有していたら、きっと今みたいにいろいろと後悔するんだろうな。男性だからこそ応援しやすい女性アイドルってのもあるし、具体的にはまだかつての地下現場の熱気が残っているようなところとかだと、やっぱり未だに女性は居にくいし、でもいろんなアイドルの現場が多様的になって新参とかと中和されて全体的に落ち着いているからこそ、ああいう昔ながらの現場も、残っていて良いと思う。

って考えると、女性で生まれたとて結局、もし男性で生まれることが叶ったのなら、なんて言ってるのかと思うと、一人格とはいえ一応不自由無い給料や人間関係な主人格を想えば、そう悪くないのかもしれない。

 

 

 

嗚呼、私が叶わなかった分まで、哀しい愛を重ね合わせてほしいなんて、我儘な責任転嫁だよね。(1907字)