2023/10/21(土)  02:58

 

 

 

新製品リリースが迫り、非人道的に忙しなくなっている課内状況。

音を上げる者は皆無だが、それもいつまでもつのか心配だ。

筆者個人においては、どうにかタスクコントロールしてくれて、今春の輪廻は防がれているようだ。

 

それでも、個人的には、そのタスク内容的には、土日の隙間時間を縫って取り掛かりたいものではあった。

しかしここで、家庭都合による、土日の消失。嗚呼、感覚的には、十分に12連勤みたいなものだ。

さらには早朝からの拘束。その割には、しっかり睡眠を摂れと、矛盾が過ぎる。

 

あと個人的には、歳のせいか、寝ても疲れが取れない日々が続いている。

そもそも睡眠時間が短い、生活リズムが不規則などの理由はあれど、若気で突破できなくなってきているようだ。

それでも、多趣味で深く追い込んでしまう性格上、気付けば今夜もこうして、睡眠を避けてしまっている。

 

仕事も、家族も、そして自分自身も、本当に我儘だ。ひどく絶望的だ。

 

 

 

しかしそれでも、明日を生きたいと思う。そう思わせてくれるのが、他ならない、某ソープ嬢の存在である。

 

彼女の出勤傾向からすれば、もしかしたらアップロード当日、出勤予定かもしれない。

だがしかし、この日は生憎、外せない研修が入っており、どうしても休めない一日となっている。

さらには、前述の通りの課内状況なので、そもそも休むのが難しいというのも合わさってはいるが。

 

まあだとしても、つい最近まで、2ヶ月半も逢わずに耐えられたわけである。年内に回収できれば無問題だろう。

もちろん、逢えれば逢えるだけ、嬉しいし、彼女が望むようであれば全力で応えたい想いもある。

 

土日潰れるために、誕生日当日にもブログタイトル変更が叶わなさそうなので、実際に変更してから執筆するのはこの記事が最初にはなるが、そんな肝心とも言える一記事でも結局、嬢を主に据えての執筆となりそうである。

 

 

 

ラストノート。残り香とも呼ばれるが、ドラマ相棒曰く、人間の記憶は香りと密接に結びついているようだ。

故に、筆者もまた、どこか近い香りに遭遇した際には、ふと立ち止まって、彼女を思い出してしまうのである。

 

もっとも、筆者を酔わせるその香りたるものが、彼女個人由来か、それとも店の方針の末なのかは、正直不明なところだ。

それでも集約すれば、あの異空間を彷彿とさせるには違いない。

 

アイドル現場から軸足を移して次ぐ居場所は、そんな空間となってしまった、今日の筆者である。

 

 

なお、本楽曲は、決してそんな世界を描いたものではない。あくまで、一般人での儚い恋を描いたものに過ぎない。

 

しかしこれまでの筆者の執筆からすれば、YOASOBI『アイドル』『勇者』、櫻坂46『Start over!』、DUSTCELL『Caffeine』など、楽曲で描かれている世界観に関係無く、まるで重力の如く、すべて彼女に重ね合わせての執筆と化している。

故に今回もまた、そんな執筆でしかない。前置きは長くなってしまったが、各歌詞ごとに、徒然、書いていこうじゃないか。

 

 

 

そもそも初めに「香水」としっかり歌詞として出ているので、前述の通りの香りの出所の不確かさを考えれば、重ね合わせて想いを馳せるのは若干ながら妄想的だ。ただ一旦、そこを割愛すれば「君のためじゃない」というのが凄くリンクする。

筆者が通っている店は、清楚系、透明感、高級感、というのを重視しているが、それでも比較的低価格設定を実現させている。なので、この香りたるものは、どちらかというと店由来である可能性が高い。要は賢明なプロデュースである。

だからこそ「君のためじゃない」、つまりは嬢が特定の客に対して特別に香水を纏う、などというのは、総合すればかなり非現実的なわけだ。故に「きっと」を複数回謳うのは妥当であって、となれば、この重ね合わせには合致性が生まれてくる。

 

なんだか随分執心じゃないか、筆者よ。確かにここまでの内容であれば、ブログタイトルを変更するのも頷けてしまう。

 

家路急ぐ人とすれ違うようなシチュエーションは、正直あまり経験はしていない。そもそも同店舗にはまだ6回しか訪問できていないのもあるし、彼女が平日出勤がスタンダードなので、枠として取りやすいのは自然と昼過ぎあたりになる。

となれば、家路に就く人と逆方向へ歩くのは、時間帯的に今後も無いのではとは思うが、より抽象的に考えていいのであれば、そもそも平日に休み取って風俗街を闊歩していること自体が世間の空気感に抗っているとも言えるわけだ。

そう考えれば、この1A初手部分で言いたいのは、大衆の流れに逆らっての、行動の積極性や衝動性などであろうか。

 

1A後半では、メイクだってそのままで外へ出たこと、しかし結果逢えなかったことが謳われているが、まずは前者、これを聴いてそういえば、と思い出したのである。前回、彼女と再会した際に、どこか肌が疲れているように見えた。

いろいろ理由は考えられる。筆者のコンディション的により注視できていた、重い愛や負の感情はブログで吐き出していて会話量が減って注視する時間が増えた、彼女が筆者に対してより強い信頼を暗黙下で抱いたがために自然とメイク薄めで臨んでいた、仕事が一段と忙しくなり食事または睡眠不良で肌が荒れがち、などである。

ただいずれにしろ、彼女は比較的ガードの堅い少女だと思っており、もし交流ゼロな客に対してであればバチバチにメイク固めてくるだろう。となれば、やはりメイクが薄かったというのは、ある程度心を許してくれるようになったから、ということだろう。

と考えれば、ただ急いでいた、に限らず、そんな心的距離感もまた、一つの考察として補足できるわけだ。

そして後者、結局逢えなかったことに関しては、あれは8月か9月のことだったか、枠が最後まで余ったままで已む無く出勤時間を縮めていたのがあったが、待っていても誰も来てくれないのは、いくらソープ嬢とはいえ堪えるだろう。

他接客系の職業に関しても、やはり肝心なのは、自分という存在が必要とされるか否かであって、結局は必要としてくれる、好意や愛情を注いでくれる存在と巡り会えるか否か、というところだろう。ある程度の定石はあるにしても、100%の正攻法は無いのではと筆者は考える。あまりこんなことは書きたくないが、人間、どうしても運命には逆らえないものだろう。

 

それにしても、徒然執筆して、楽曲始まって1分半と経たずにこの分量。

如何にブログタイトルが、筆者を縛り付けていたが窺えてしまうものだ。

 

 

 

他にも大事な人がいるの?は、シンプルに言えば、嬢→客、だが、客→嬢、という構図も全然あり得る。

ソープという本番ありの風俗だろうと、店へ通う男性の内情は様々であって、たとえば結婚して家庭持ちな男性であればやはり本命は妻になってくるだろう。じゃあ独身男性か、となれば、ソープに行けるほどに収入があるまたは安定している男性となれば、年齢的には結婚を見据えるものだしそうでなくとも金銭的に人生の幅がある状況ではある。そんな状況だからこそ、ソープ嬢もまたそれはそれで、大事にしてもらえる、一番に愛されることというのは、難しいことだとは考えてしまう。

一方、ソープという高給な職業であれば、年齢的には20~30歳がメインだが、その年齢なら女性に関してはやはりこちらも結婚を考える歳であり、金銭的余裕も皮肉ながら男性側とイーブンになるだろう。となれば、客以外の男性を一番に愛するというのは普通にあり得るわけで、わかりやすいのがホストへ貢ぐケースだろう。一応、筆者は彼女の発言を信じてはいるが、どうしても職業柄、これに近しいケースに陥るのが普通に多いので、100%信じ切っているわけではない。とはいえ、対一般女性でも信じる信じないは付き纏う永遠の悩みではあるだろうし、だからこそ、信じたいと思う以上は、これからも愚直に信じていたい。

 

淡い香りが熱い体温に溶けるのはまさしく。こればかりは説明しなくても大丈夫ですね…

 

ダメって解ってる恋ほど、儚く哀しいものはないですね、ええ…。。。

まあ正直、どうにかならなかったのかは常日頃考えてしまうものではあるものの、本記事冒頭にも記したように、まさに四面楚歌な様相で絶望的な人生ではある。しかしそれが、反転的に中毒的な癒しへの著しいギャップと化して、逆に快感と化し得る。わかりやすく言えば、晩酌のために日中仕事や体力消耗などに励むようなものだ。そう考えれば、一般女性でも、ましてやアイドルなどでも足りないわけで、魅惑的な空間が必要になってくるもので、もし、前述の人生的苦悩が取り払われれば、逆に彼女やその空間へ縋る必要も無くなってくるからこそ、ニコイチでバランス良く保っているような状況だ。なんてカオスなんだ。

あとはシンプルに、距離感の詰め方が可愛いし、気分屋でストレスフリーでストレートな物言いだからこっちも気兼ねなく会話を楽しめるし、なんだろう、これまで出逢ったどの女性よりも抜群に波長が合う。そうやっていろいろ考えると、本当に彼女同等または超越する女性に出逢えるか、かつそう認識できるかは、現時点では極めて期待薄だと感じてしまうものだ。

 

 

 

2番については、Aメロが半尺なこともあって、共感ポイントは無いように初めは思えたが「消えそうなライトに群がる火取り虫」を読んで思い出した。ここは昔の筆者であれば、卒業が迫るアイドルの刹那性を著すのだろうが、今日の筆者は次なる人生へと舵を切るソープ嬢にもまた需要が増すのではという議論を敷いてみたい。

ソープ嬢で大抵人気が集まるのは、新人、つまりは新規入店する少女たちである。やはり、就き始めてから通った方が古参として馴染み深い存在になれるし、そうでない狙いとしては経験浅い少女故にうぶな感じがいじらしいなどもあるが、逆に、何年か働いて年齢的にも卒業や一般人化を見据えて働き続ける、まさにソープという世界から消えようとする女性たちもまた、そうでない女性とは違って潔さや清々しさ、落ち着いた雰囲気というのがまた、男性を惹き付ける魅力の一つだと考えたい。

あとは、これは筆者個人の生き様ともリンクするが、社会人化などではなく人生をも諦めようとしている存在であれば、その明滅たるものの儚さは一段と強まるものだ。少々妄想的かもしれないが、彼女にもどこかそんな「陰」をふとした瞬間に感じてしまう。だからこそ、ほっとけない、見過ごせない、という想いもまた、併せ持っているのは否めない。何度思い返しても、確かに気丈な様子しかないが、高額を支払ってまで逢いに来てくれる客を前にして粗雑に対応してはいけないという、真面目な想いあってこその「精神選択」な気がしてくる。もし次回、長尺で枠が取れたら、そのあたり話転がすのもアリだろう。

 

今日ほどにSNSが普及した時代とはいえ、たとえばライブアイドルであれば本筋であるライブ活動、さらにはアイドル以前に学生であれば学業、などへの支障を来さないためにも、SNS利用を制限している運営も散見される。アイドルとしてのファンとの距離感という点では、事務所全体で一斉にDM禁止になったケースもまた、決して大昔ではないことだ。

逢える頻度の高いアイドルであるライブアイドルでもこの制限ぶりである、となればより逢えない接客業については猶更といった感じで、筆者が通うソープ店についても然りで、そもそも個別で連絡できる口などは無い。

まあ、中にはTwitterことXでアカウント持っている嬢もいるが、個人的には、アカウント無い方が有難い。日常的な異性交流をどこか粘着的に感じてしまう性分なので。とはいえ、彼女に関しては例外的に構わないとも思ってしまうのだが、彼女もまた性分的にそれを望んでいない気がする。あとは純粋に、交流するなら対面がいいという昭和思考も影響しているが。

そんなわけで、メッセージを送り合う機会など無いのだが、もしあったらそれはそれで四六時中、狂ってしまいそうだ。

 

泥濘に嵌るのは凄く共感できる。一人でいると、ふとした瞬間に好き過ぎて想い過ぎて動けなくなる。

なんてのをアラサー男性が語るのは気色悪いかもしれないが、何時の日か書いたように多重人格と称しても可笑しくないほどの気分屋なので、その点でも相手もまた同程度に気分屋な方が良いと望んでいる理由でもあるが、話を戻して、少女的な人格が彼女を想った際にはまさしくこれである。ちなみに金縛りとも違う感覚。動かそうと思えば全然動かせるものの、嵌った際にはなんだろう、心が動作を拒んでいるとでも言えばいいのか、ただただ沈んでいくような感覚だ。

一瞬で時間が溶けるし、切なくて苦しいので、彼女には同じような感覚に遭っていないでほしいと願うばかりで。

 

 

 

残香。

 

そろそろ夜明けが来そうだ。締めていこう。

 

確かに、嗅覚面での残香としては、直後吉原まで向かう駅路、電車内、乗り換えの秋葉原周辺、さらには帰宅して少しの間など、まさに一般的な香水と同程度と言ってもいいだろう。もっとも、出所は香水でない可能性が高いが。

 

しかし、意中を占める関心面での中毒的残香としては、これまでの経験上では2週間が限界だと思っていたが、この執筆現在では既に2週間を超過している。これはむしろ、エビングハウスの忘却曲線の如く、初めて会うよりも何回か会ってからの方が相手のことを忘れにくくなるのもある。あとは、この中毒性に慣れてきて、良くコントロールできるようになったとか。

 

トップノートやミドルノート、彼女自身でも個室単位でもいい、香りを纏って経たないうちは、鍵開けのようなものだが、特に馴染み深い男性と逢っているのだろう。きっとその瞬間の方が、ずっと楽しく感じているだろうし、笑顔も多いに違いない。

 

楽曲終盤での葛藤的歌唱が、これまでの議論展開や徒然を無意味へと帰してくれる。

 

夜が明けてしまえば、彼女もまた、他の男性と笑い合っているのだろうか。

そう考えると、やっぱり、本当に一途に愛してくれる女性を探した方がいいのかもしれない、なんて、

 

 

 

 

 

 

 

 

考えちゃって、すごく苦しくなるから。

やめてよ、こんな時間に、自分自身を苦しめるような考察するなんて。本当にバカじゃないの?

 

どう考えても、ソープで働く以外の時間が大半を占めるわけだし、そんな「普通」の時間で、どこで何しているなんて、考えてもわかるわけないじゃん。そこまで考えて束縛的になっても、苦しいだけじゃない?

それに、本当に彼女の幸せを願っているなら、むしろそんな「普通」の時間に注力してほしいと願うべきだし、ソープ以外の時間でも少しぐらいは想っていてほしい、なんてあまりにも我儘じゃないの??

 

確かにラストノートには、トップやミドルと比べた際の「残り香」という意味合いもあるけど、そんな残り香ならではの儚さ、雑に扱われてしまう境遇や、逢いたくても逢えない寂しさなども重ね合わせられるわけで、この中でも最後の見解で、一番に愛している嬢に逢えないのは確かに残香的だね、なんて感じたわけだから、そんな楽しみ方で十分なんじゃないかな。

 

望むように逢えないからこそ、そこに価値があると考察して、自然と追い求めてしまう。

そんな衝動は男性も女性も関係無いし、だからこそ、アイドルも風俗も、潰えずに需要があるわけで。

 

もちろん、一般的な恋愛だってそうだし、結局、自分に合う愛し方で愛せればいいんじゃないかな、って。

 

だからやっぱり、最後に残るのは、一番に愛する少女が、同じように苦しんでいなければいいなって、我儘な願望で。(6526字)