「03」天使にはなれない「終盤数分の堂々たる姿や」13:10~13:30

呑気に渋谷のロッテリアで仕事の整理して、ゆったりカフェでランチ食べていたら、すっかり対バン開演から経ってしまっていた。なのでトリ曲、しかもその後半部分しか観れなかったものの、どのメンバーも自信持って堂々とパフォーマンスしている姿が印象的だった。と書いているのは、参戦終えて帰宅してのこと。続くレポは総じて、ライブ観た直後にツイートしたものがほとんどである。なら別に意味無くない?となりそうだが、ブログで、しかも1記事でまとまっていれば、後日参照したい場合などに都合が良いだろう。それに、ツイートなので明らかに書き切れていないものばかりだ、どうしても文字数制限に引っ掛かってしまう。それほどに、どのアイドルも素晴らしいライブを展開してきたので、つい最近まで、本当に中身の無い、ブログタイトルに反する記事ばかり書いてしまっていたのが申し訳なくなってくる。そして次回こそは、てんはなももっと中身濃い内容を書ければ。

 

 

 

「04」IIIIIIIDIOM「抗いの無我夢中」13:30~13:50

座席無しコールOKのライブでもフロアがさほど沸いてなくて、他と比べて現場力で突き放されたか。 実力的にも未熟ではあるが、そんな現状への葛藤や抗いとして最後の無我夢中は良いメッセージ性だった。まだ若いし、未来は有望だ。これからも互いに高め合って、頑張ってほしい。とはいえ、メンバー同士の相性面などで良く遂行できているアイドルグループは、ライブアイドルだけでも数多い。何かユニークな魅力が欲しいところだが、改革には時間がかかるものだ。ひとまず待ってみよう。

 

 

 

「05」衛星とカラテア「最後の3人体制」13:55~14:15

3人体制観るのは今回が初だったけど、全員小柄というルックスの統一感。実力面では、誰が当たっても歌唱力高め、少数精鋭かつゆるふわアイドル、さらに趣深い楽曲は健在。フロア活気も素晴らしかった。現体制最後は複雑な想いもあるけど、メンバー加入によるパワーアップを期待したい。だとしても倍増だ。何か策があるのだろう。楽しみにしておきたい。

 

 

 

「06」テンシメシ「声出しOKを活かす現場力」14:15~14:35

やっぱりコールOKなイベントと相性が良い!他目当てのヲタク含めて、みんなで楽しく沸けるのが良い!コロナ明けて徐々に現場活気戻ってくると、もう少し時間かかるかなと思ってたけど、このスピード感は凄くありがたいですね、ええ…。。。

 

 

 

「07」Lily of the valley「待望の活気現場」14:35~14:55

テンシメシからの流れもあって、最高だった!専ヲタも他目当てもみんな沸ける、楽しかった。コロナ禍で制限厳しい中、沸かしづらい中でもスタンス変えずにライブ頑張ってのも何度も観てきたから、なんだか感動してしまうなぁ…

 

 

 

「08」ZUTTOMOTTO「新参とは思えない高歌唱力集団」14:55~15:15

全員歌うますぎるから観賞徹しても全然アリだなーと思っていたら初恋リバイバル。沸き確定案件。ありがとうございます。きつねな新曲、振りコピ楽しかったし、いろんな楽しみ方させてくれるライブ、素晴らしかったなぁ…

 

 

 

「09」ピコリモード「物販重視の偶像完結と捉えるべきか」15:20~15:40

凄く解釈が難しい。対バン出れば物販あるし、コンセプトとしても偶像完結ならあれで全然アリだけど、にしては経験者が実力出し惜しみ過ぎないか感。出番順的にも不遇だったのは否めない。今後はインフルエンサー系アイドルが連なるイベントに絞った方が相乗効果としては良いと思った。今の時代、それも十分、戦術として成立し得るからこその提案である。

 

 

 

「10」しろもん「涙を連想させるトリサビ歌唱の震え」15:40~16:00

表情含め、また一段とパフォーマンスが柔軟になってた。楽曲や衣装など、各プロデュース要素に一貫性があるから魅力として際立つ。一方で、トリ曲のラスサビの震えが印象的だった。微細な心情変化も、良きグラデーションとしてライブを昇華させる。醍醐味として楽しめる。と称したが、何があったのだろうか。若干心配になるが、杞憂に終わってほしい。

 

 

 

「11」テラス×テラス「新旧ギャップ無き等身大な魅力」16:00~16:20

メンバー新旧間の差がすっかり無くなってた。互いに魅力を引き出し合える関係性、そして環境無しでは、あの柔らかな笑顔は観られなかったに違いない。しろもん直後だったので、40分間で正統派や成長系を、事務所や現場などの違い込みで楽しめる。本当に贅沢な時代になったものだ。対バンというのは、こうした偶然も一つの醍醐味だ。だからやめられない。

 

 

 

「12」twinpale「圧倒的オーラと唯一無二で抜群なペア」16:20~16:40

開始数分で世界観。安定感とオーラが凄かった。深く信頼し合える関係性は阿吽のステージを創る。唯一無二のライブだ。ショートケーカーズのBメロ後半の歌い方が印象的。1番は俺様的な攻めで、2番では滑らかに展開。終盤に白雪氏の無邪気な表情も眩しかった。欲を言えば、ガチャやバッドトリップなども聴きたかったので、セトリガチャで再び参戦したくなる。

 

 

 

「13」ハニースパイスRe.「不動の現場力」16:45~17:05

最高の盛り上がり。昔のコールも聴こえたので、専ヲタの方々には感謝しかない。おかげでたくさん叫べて楽しかった。パフォーマンス的にはそこまでメンバー格差無かったので、次回参戦までには全員名前覚えて、もっとコールしたい。参戦してよかった…

 

 

 

ここでゼロプロが出演していたものの、過去参戦全てで酷評だったし、それからそんなに時間経っていないので、もはやライブ観ることすら避けた。このタイミングで並行物販やっていたのは、テラテラとツインペイル。共に回収断念。テラテラはいまいち推しが定まっていない。ライブでは赤担当の二葉茉由が特に良いとは感じていた。観客の応援によって、一気に笑顔が弾ける。高身長でアグレッシブなパフォーマンスで魅せられているのも凄く良かった。ただ、普段SNSで自然と目にするのは小野﨑などになるし、要はもっと総合的に情報得た状態で推し選定したい。もうグループ内推し変などしたくない。一方でツインペイルは、二人両方開拓するのはワンチャンあったが、いざブースへ赴くと予想通り十分賑わっていた。待機列並んでいる間の界隈同士の会話や暗黙の雰囲気などあるだろうし、そこに筆者が混ざるのは違う気がした。ということで結局、早々にフロアへ戻ったわけだ。

 

 

 

「15」kimikara「仲間外れと化さないことを願って」17:25~17:45

月詩氏が特に素晴らしかった。端々のピッチも安定しているし、高音低音共に問題無く、煽りなどの積極性も誰よりも頑張ってた。逆にグループ全体でのバランス考えれば浮いてた感も否めないので、移籍なども考慮してもっと活かしてあげたい。時期尚早だと信じたいが、もし筆者の推測が的中していれば、間違い無く、アイドル同士、魅力を打ち消し合うことに他ならない。それはアイドル人財の喪失という観点からも、是が非でも避けるべき事案だ。彼女たちの運命や、如何に。

 

 

 

「16」のんふぃく!「[MVP] ライブを楽しみ尽くす虹色の笑顔」17:45~18:05

出番順も影響して、チームとしての結束力だけでなく、共にライブを楽しみ合える仲間と共にステージを紡げることが一層と眩しく映った。観賞特化でも全然楽しめた。全員歌唱力高いし、一段と柔軟なパフォーマンスで視覚的にも楽しい。今後も人気増して忙しくなるだろうけど、仲間がいる。大丈夫だ。彼女たちの未来に大いに期待したい。

 

 

 

ここで少しだけジャパナリも観たものの、明らかに出番順が悪かった。新進気鋭のきみから、そして陽なエネルギーで突破するベテラン集団ののんふぃく、この2組の直後である。挑戦者としても、防衛者としても、よりレベルの高い、または斬新な魅せ方が求められるところだが、そんな発見は無かった。ツイートした中でも、イディオムやきみからは結果的に酷評の部類だが、もはやツイートに起こすことすら躊躇ってしまうほどに無味であった。まあ、ライブ観て頭フル回転させて、時折コールやMIXなど力強く叫んで、さらには振りコピなどもすれば、疲労困憊と陥っても不思議ではないだろう。ただ、逆に言えば、対バン後半で出演するアイドルというのは、同対バン他アイドルによる既出魅力に限らず、その点でも不利だと言えるわけだ。一昔前であれば、対バン終盤は動員も活気も堅いアイドルを固めていたが、昨今ではそれもあくまで定石に留まり、毎度そう言えるわけではなくなってきた。本対バンもまさしくそうだ。終演待たずに途中離脱、これといって後悔の無い筆者である。

 

 

 

「18」SAI²Rium「成長をも等身大で」18:30~18:50

どの楽曲もサビの混ざりが凄い綺麗になっていた。表情やダンスは柔らかみを帯びて、誰もが自然にライブを楽しめていて良かった。 他の成長系と比べると、無理の無い成長速度が良い気がする。だから、少女としての魅力が喪われない。今後の成長も非常に楽しみだが、高頻度で参戦してしまわないようには留意したい。万が一やってしまっても、並行物販な立ち回りで。

 

 

 

「19」脳内パステル「満を持して遠征」18:50~19:10

歌もダンスも凄い安定感だった。この安定感があるからこそ、馴染み初見関係無く、安心して沸ける。楽しめる。初見振りコピしたけど、キャッチーな振りが多いから、初めてでも全然楽しめる。楽曲経るごとに増す笑顔も印象的だったなぁ…。。。

 

 

 

「20」UtaGe!「律儀で情熱的な加勢でフィニッシュ」19:10~19:30

盛り上がりがえぐい。ただ女子ファンもいたのが印象的で、スペース考慮など律儀に沸いているような印象だった。コロナ前によく見たピンチケとは違うものだろう。個人的にはワールドカオス対抗としてCCSMIX3連打てたのが最高だった。次回までにメンバーもっと覚えて、コールでも沸きたい。いや、それより先に、体力つけて耐久できるように頑張ることか。。。

 

 

 

ということで、うたげで沸きまくって、満身創痍。事前に調べていた渋谷ストリームの飲食店へ赴いたものの、年度末ということで飲み会、それ抜きにしてもデートなどで、すっかり埋まってしまっていた。残念極まりなかったが、街が賑わっているのは良いことだ。コロナ禍参戦での、帰路の寂しさを思い返せば猶更といったところだ。

 

とはいえさすがに何も腹に入れずに帰るのは、と思って、星乃珈琲店へ。道中、桜まつりということで、こちらもカップルが多かったが、やはり賑わいを感慨深く思ってしまう筆者だ。耽るのを避けて店へ入ったものの、ジャニーズファンの女子二人組の愚痴トークがかなりきつかった。まあ、アイドルを愛する情緒は同意できるが、プライベートまで調べて結果否定するのはなんか違う気がする。もっとシンプルに愛せないものだろうか。なんだか可哀想になってきてしまう。

 

まあ、筆者も筆者で、女性ライブアイドル各位、歌唱力やダンス、衣装や楽曲、表情など、要素分解して気難しく捉えてしまっている。なので筆者が言えた身ではないかもしれないが、ただこの場合だと、長い目で見れば、アイドル界の改善が実現できる可能性があるし、実際、女性アイドルは数年前と比べても、かなり良い世界になったとは思っている。

 

もはやコロナ云々言わなくなっているぐらいに、解放的で日常奪還された今日だが、だからこそ一層と多種多様な客に対応できる力が求められるだろう。ただ、大丈夫だとは思っている。散々鍛えたアイドルたちだ、そう簡単にへこたれることは無いと信じている。そんなわけで、筆者も筆者だ、アイドルのライブへの探究心はすっかり復活した。今後も無理の無いペースにはなるし、今回のように簡易的な内容に留まってしまうかもしれないが、改めて、アイドルの魅力を発信していきたい所存である。(4987字)

 

 

 

日時:2023年3月19日(日)、12時30分~20時55分

会場:渋谷ストリームホール

タイトル:Liven up IDOL Vol.5

出演組数:24組