「01」夢幻クレッシェンド「尖った方向性と捉えれば納得」

あれ、SE変えてきた?ここから既に専ヲタ手拍子でちゃんとしてきてる感。語彙力。さて、今回は素晴らしい瞬間に出逢えるのか。期待している。いきなり煽り、最前ガラッガラなのに。

337拍子な初手曲。お祭り。左右の移動があって元気な曲調でもある。ただ、自己紹介ちとはいえ外部からするとすごい退屈。コールあるのかな、この先。そう火力高くないし。ただ、ステージ注視してみるとちゃんとステップ踏めているし、悪くない。与えられている振りが単調が続きそのスキルが十分に活かされているとは言い難い感じではあるが。間奏のダンスが非常にお粗末でこの箱で刻んできた出演者に失礼なほど。ダンス、と銘打って勝負するからにはもっと良いもの見れると思っていたのだが。まずい。初手から書く気が全然起きない。

早々にMC。自己紹介直後のメンバーコールの有無はちゃんとしてほしい。それぐらい日々鍛えているはずなんだが。良い朝ですね、という矛盾濃い発言に苦笑。

手先の止めが上手い初手。MIXも気合入れて3連打てているし。Aメロの手拍子もちゃんと叩いてきてる。やっぱり現場ありきなグループに関してはそれ無くしてはもはや土俵に立てていない感があるからこそ。間奏が多めだったがサビへ。あれ、振りこれもそう難しくない?フォーメーションダンス感濃いのはアリかもしれないけど如何せん持ち駒少ないのでは。オレンジの表現力良き。黄色の表情も同等に良きかな。赤がフォーメーション移動で一瞬迷いが感じられた2番サビ手前。このダンスでよくプロデュースしようと思えた感すら思えてしまう。

3曲目。初手の振りはちゃんとしてるかな感。いきなり手拍子煽るとは。地蔵箱に抗うのは相当の実力つけてからにしてほしいところ。止めの軸が甘い。楽曲は確かに耳に残るかもしれないけど。となると、観客一体のつもりで見ないと期待は裏切られるばかり、といった感じか。終始退屈な筆者だ。歌詞がそう伝わってこない歌い方は別に本グループに限った話ではないが。プロデュースの方向性、研究室の後輩曰く「お気持ち」を理解しないと酷評に転じてしまうのは記す立場からすると気を付けていかねば、という気付き、と考えればそう悪くない初手なのか。なんとも回り道繰り返した結論だが。にしても、これで歌やダンス頑張っているとは言われたくない。

鑑賞箱とか地蔵箱といったスタンスに抗うライブや現場だった所感。鑑賞のつもりで執筆を始めたのでこんな総評になってしまったが、その逆境に挑む姿勢というものは学ぶ価値があるのかもしれない。

 

 

 

 

 

「02」パピプペポは難しい「地下新規に優しくかつ易しい」

SEは変わらず。今まで記した限りではそう面白いもの書けそうにないが。と思っていたら手拍子の火力安定感高めじゃん。GW最終日なのにお勤めご苦労様です。

初手MIXが開始甘すぎ。にしても、あのタイミングで打つのは楽曲判定に要する時間も考慮したら現実的ではないのでは。いきなり盛り合わせ無理矢理感。オーイングが通常火力といった感じか。典型的な声援の運びでまあ特に惹かれるものは。間奏初手の腕の軌道が滑らかでそこは感心した。世界観のための衣装ではあるが、濃くするためには一般的には長袖とかロングスカートとかで要は着ているだけでも体力もってかれる。常人を超えるスタミナでない限りはそれでいて鑑賞に値するパフォーマンスをこなすというのはまず無理かと。サビで軸甘くない?足コツコツするだけなのに。ターンは綺麗。

GW補正かかって手拍子火力高めな二曲目初手。ただ声援、MIXはそう高くない。メンバーコールは良きな火力。普段の対バンもこれぐらい動員できていればもっと人気出るのだが。楽曲とかキャッチ―なダンスは確かに記憶に残りやすいが、そこから想起させられる諸々がそう良いものではなかったら結局の評価はそう高くないというものだ。振りに未だに迷いが感じられる。場数ですか、唯一に近い解決策は。以前と比べて歌唱声量は大きくなったものの歌詞が未だに伝わってこない。端のポニーテールのダンスパートに切り替わる瞬間がオンオフあって面白いと思ったが筆者の執筆位置からしたら反対側が多い。

数秒経っても書くことが見つからない初手。前述の通り、楽曲重なったことも相まってそう魅せられないダンス。楽曲のメロディーしか記憶に残りそうに無くて泣きそう。これは参戦後に追記が必要になりそう。と嘆いていたら前述のポニテの子が見えたものの非情な一瞬。そういえば、筆者の後方にカップルが座っていた。確かに現場が強要されないという点では本グループのようなアイドルを応援するのが正しい選択とも思える。何も考えずにライブを観れるので。まあ、それで満足できるのは序盤だけだが。

あっ…、15分枠だったか…。想像以上に全然書けなかった…。この出演者に限ってはここからは参戦後記。その理由を推測すると、やはりそこまで新奇性が無かったからだろうか。別に現場が大きく変わったわけでもなく、ライブもまたそこまで何か変化があったわけでもなく。あとはGWのような休みに動員が殖えるのは自明なので上には記さなかったものの、加えて言うのなら動員殖えても加勢スキルそこまで高くなかったら、ただ単にファン多いだけで現場形成とかまで考えていない、さらに酷な言い方をすればライブは形骸化されてファンだけでなくアイドルをも物販が主目的なのかとすら思えてしまう。そんな思考に陥らないように筆者はこうして物販回収を制限しているのである。

 

 

 

 

 

「03」MOBIUS「評価者極少下での作品の価値」

今回が初見。SEは赤い感じ。いや照明やんそれ。トリコロールな配色だが3人でどう魅せる。

初手のパンチな振りが気合入っている。そう生半可では書けない。青の無表情で完璧に舞う姿が美しい。サビでも無比な振りでこなす。後方のカップルが騒がしい。赤は配色ではありがちな無駄な注力無くシンプルにこなすのがまた面白い。白は白で鋭い目つきなのが惹かれるものがある。場内煽るような瞬間あったもののそれはあくまで振りの一環程度のテンションで進めるのはプロだ。高音が対処しきれてない感あるので浅いのかとも思えるがこのダンスの安定感は練習積んだ証なのか。

MC。自己紹介時点で個性が三者三様だ。最後まで盛り上がっていきましょう?

初手から感情的な振りだ。そう簡単ではない振りだが簡単そうにこなすあたり青の上手さ。手先もまた上手い。Bメロでは面白いメロディーの運びできた。ただサビでありきたりなテンポとかで萎えて。そうダンスも難しいものではなくなって。ちなみにここまで現場は形成してこないというスタイル。赤が歌きつそうな感じの歌い方だったがただ声量はここまでの出演者とは比にならない大きさ。本グループであれば一つ高いレベルで議論できるあたり感謝したい。気怠い感じには見えないものの二回連続となるとそう見えてきてしまうので良い意味での変化が欲しい。ラスメロでは世界観濃い振りが再び。

曲名に見合わない変わらなさ。三曲目。青の振りが見事な注力でその集中力の高さに圧巻。サビは地下典型的なもので再びの退屈。場内煽るが地蔵箱の洗礼は受けてほしいと感じる筆者だ。キャンズー専ヲタ、動き出し早いぞ。現場形成させないのが順当な流れだと思っていたので。にしても、やはり振りがまだ難しいもの付加できそうな実力有しているので今後に期待したいところ。相変わらず後方の女子連れの若者が五月蠅い。そういえばここまで振りが映えるのはそのスタイルの良さかと。

参戦後記:一言コメントを念のため説明しておく。どんなにステージングが素晴らしかろうと、それを認めてくれる者がいない場合では当然彼女たちの市場価値というものは低いまま、むしろ定義すらされないままだ。なぜそこまで指摘するのかというと、やはりアイドルが活動を続けるためには資金が必要なのであって、それは言わずもがな(特に継続するという場面では)ファンの方々による物販での消費、つまりは投資が欠かせないのである。そう断言するのは過去にそういったグループが実際にあって経たずして解散したからである。運営の方向性やメンバーの努力というものは見返りを得るだけの価値が無ければどうしても否定されるのはこの世界でも変わりは無い。

 

 

 

 

 

「04」キャンディzoo「計算し尽くされた持ち駒の揃え方」

SE変えてきたのはそう違和感無い。確かに順当に専ヲタが減っている現状なのでその低迷を脱したいのは当たり前とも思える。にしても、それが本事務所だとは。さて、こちらも3人組だが年齢は一気に下がる。専ヲタなかなか教育されてるような。

初手。落ち着いた感じのメロディーから徐々に変えて本グループらしい元気な曲調へ。かといってそこまでアップテンポではない。やはり青のキレが歳の割には高すぎる。それを踏まえて、例えば緑とか見てしまうとその不安定さが際立ってしまうが若々しさ故の溢れるエネルギーだと思えばむしろ愛せるかと。いや、それだけではないか、青のスキルの高さは。楽曲を演じるという姿勢で完成されている。リーダーな感じでは確かに配色赤なのは至極納得だ。しかも普通に上手い。キレも見事に調整されていて。間奏では楽曲が活きる抑えた振りだ。そのプロデュースは非常に計算されたもので秀逸だ。持ち駒としては前述のMOBIUSが恵まれているのだが活かし方ではこちらに軍配が上がる。

初手の歌いだし直後の振りが見事に調整されていて楽曲の良さが引き出されるものですごい。ここまでくるともはや至る語彙が無力に化す。ちなみに衣装ですがスカートはLED円形に重ねたもので確かにそれだけでも遊び要素あって目に刺さるもののそれ以上の実力で塗り替えてくるのがプロの域なのでは。場内の煽りもここまでくると大きくプラスに働く。初見ですら自然と手を叩いてしまう、そんな魔力すら与えてしまうプロデュースだ。いやはや、まさに策士と羨んでしまう戦略の巧みさだ。そして場内のサイリウム火力もえげつない。グループカラーであるオレンジで統一させて総合火力を大きく魅せる演出らしさすら。おかしい、この若さなのに作品レベルで仕上げてくるとは。

三曲目に移り、その神秘的な世界観は変わらず。Aメロだというのにこの手拍子火力!?青のステップの安定感。しかも片足だ。Bメロは続き作品に見惚れてしまう形で書き逃してしまった。三者三様らしさでは直前と同じ揃え方なのだがその差分がそう大きすぎない点は高く評価したい。総じて最低限のパフォーマンスの高さを有しているので同じ土俵で魅せれるあたり。揃えるところは揃えてずらすところは見事にずらす。足し算と引き算の調整が見事すぎる。言わずもがな、ステップは安定感高く、左右の足のズレ幅を議論できるレベルで優れている。

立て続けにきたので四曲目も書けるあたりパフォーマンスに特化させた方向性に転じたのか。筆者からすると、まるで一手先を読まれているようでなんだか悔しい。リズムを刻むその足は相当なレッスンを積んだであろう苦労が刻まれているようで。さて、筆者もそろそろ振りコピに転じるとしよう。

 

 

 

 

 

「05」LiT「着席しつつ精度よく振りコピ」

さて、本対バンでフルに参戦後記を記すのは本グループが最初になる。以前同じ箱で終始レポ執筆に携わったものの、本グループの方向性やメンバーの内面など思考を巡らせたのちに正しい行動選択ではなかったと結論づけたのであった。

ということで、最前最右という位置取りは変えること無く振りコピに集中。ここでは荷物を膝の上に乗せて行ったところ、下ろして行うよりも脚の動きが無理矢理制限されて上半身の振りに集中できるという新たな発見。ただ、途中から荷物を水平に保つのが若干集中力を切らす要素になったためそんな振りコピを行ったのは本グループに対してだけである。

正直なところ、そこまで難易度は高くないのだが、サビでは大きく動かす振りがメインとなるような楽曲が多いため、多少思い切って振りコピを行う度胸のようなものが必要となる。筆者からすると払拭された要素ではあるが、振りコピの立ち回りを始めたばかりとかそもそも地下現場に足を踏み入れたばかりとかの段階ではある意味一層難しい振りなのかもしれない。

かといって、一応筆者の位置としては最前に当たる。端ゆえに他人の妨害と化さないため構わないかもしれないが、後方スタンディングの方々からして気が散る要素とならないように若干ながら抑え目に振りコピした次第だ。それでももしそれなりに目立つようであればその精度の高さなのではないだろうか。

若干反則だと自覚はあるが、決して初見ではない。過去に遡ればDUOのSHIBUだんじょんやSELENE SUPER LIVEなどなんだかんだで見る機会は多いかと。なので振りのおおまかな流れは朧気ではあるが覚えているかと。

筆者がそんな位置で振りコピしていたからか、専ヲタの方々の地蔵箱に対する謙虚的なものが払拭されたようでライブ後半は盛り上がりが強まって、勝手ながら幾許か貢献できたのではと自負している。

物販回収もしたいと純粋に思えるアイドルではあるが、なんせスケジュール開示面では以前調べた限りでは若干の難ありといった感じであった。スケジュール確認できる限りでは、筆者が現時点で定めている正式な推しと比較するとその対バン頻度の低さがどうしても目についてしまう。ただ、かといってこれからすぐに方向転換するとかは若干危険かと。現時点での頻度で変わらずにいて正解かと。その場合だと一つ一つのライブや物販を一層大事にできるという点ではプラスに転じるので。あとは単純に、ライブ会場が有限であることからそう簡単には箱押さえられないだろうし。そのため、次いつライブ見れるか、というのが後述に記す彼女に対してのものよりも現実味を帯びてくるものだ。

 

 

 

 

 

「06」全力少女R「動員自体はここがトップか?」

ダンス力ではもはやZeppレベルの巨箱でないと振りコピが厳しいぐらい。なので今回はあえて執筆という方向性で。現場の安定感は今でもそう高くないはずだし。あと火力も。ただSEは変わらずといった感じだ。

初手は懐かしいような一曲。相変わらずダンスが激しすぎる。そう少人数ではないというのにここまで全員ダンスこなしているのはやはりそう穏やかではいられない。ターンが高速なんですよ、地下の中でも相当速い。あれ、MIX火力高いぞ?マサイもなんとか観測されて地蔵箱にも屈しない勢いだ。緑は笑顔が絶えないのが恐ろしい強さだ。しかもダンス上手い。目まぐるしく入れ替わるフォーメーションにもはや筆者の執筆追いつかない。靴飛ばす勢いな、いや、これは振りコピしてみるか。この曲終わったら振りコピに立ち回り変えて堪能するとしよう、この世界観を。生執筆が非効率なので。

ということでここからが参戦後記。座ったまま振りコピするのはそう簡単ではない。と思っていたのだが、実際は本グループのダンスに関してはこれが功を奏した。今まで振りコピしていた際は(十分にスペースが確保できたと仮定して)どうしてだかかなり難易度が高く感じた。エネルギッシュに忙しなく動き続けているため、単純に体力が持っていかれるというだけでなくターン多めな点も大きい。

もちろん上記のような理由もあるのだが、一番の理由としてはステージからの距離が遠くて振りの視認に時間がかかっていたことだ。もちろん物理的な距離の大小でその動きを見極められないほどに視力が悪いわけではないが、距離の近い方が微細な動きまで気付きやすい。ん、こうして書くと結局は視力の問題な気がしてきた…、確かに毎年視力が少しずつ低下しているのは事実だが…。

いずれにしろ、今回は間近で振りを細かく分析できておかげで振りコピ精度が飛躍的に向上した。それに初見曲でもそう問題無くこなせたあたり自画自賛である。それにしても、見ず知らずの人が最前端で精度良く振りコピしてきたらアイドルからするとどう見えるんだろう…。

とはいえ、大きく悔いの残る曲が一つあって、それが『閃光ライダー』。もちろん初見ではない。ただ、上記の逆のようなことが起きたわけで。細かく見えることによって、細かく振りを再現しようという極め甲斐が新たに見えてしまって、如何に上半身、特に両腕、両手を動かせばいいのかかなり苦戦した。そんな苦労はどうにか楽曲が終わる前に解決して終盤は問題無くといった感じ。念のため書いておくと、相当な過疎だったからこんなことができたわけで、おそらく同日の夕方以降の対バンであればまず不可能かと。

 

 

 

 

 

「07」藍色アステリズム「初手曲の手を置くタイミング」

「物販1」藍色アステリズム「配色無し」倉田もか「やっぱり人数変更が所以なのか…」

シャンデリア、サヨナラ、曖昧、シュレーディンガーだった今回のライブ。一言コメントは一曲目に関した内容である。間奏部分では欅感溢れるテイストで本楽曲特有の声援を楽しめる一曲である。そんな楽曲でのサビ終盤では横一列または同様に並び隣にいるメンバーの肩に手を置くという振りがあるのだが、最後のサビで事件は起きた。

筆者らしからぬミスでタイミングを間違えた。発足当時から歌われている楽曲ゆえに佐藤の欠員により振りが変更になったことでそのタイミングが若干変更となり、過去を知る者からするとある意味難易度が上がったようなものだ。ただ、負け惜しみみたいな感じで言い訳をさせてもらうと、筆者は完全には手を置く振りは間違えたタイミングでやったわけではなく、少し上げそうになった瞬間で必死で止めた。とはいえ、直後に顔を真っ赤にした筆者なのでミスをしたという自覚は消えなかった。これは本当に大いなる反省点。

ただ、ステージ上はステージ上でドラマがあり、(最も最近本楽曲をライブで見たときも同様に観測されたが)西谷が何か語るようなアイコンタクトを送っており、どうにか間違えずにタイミング良く手を置いた倉田であった。ということは、と思い物販で尋ねてみると、やはり継続的な欠員が始まって間もないからこそミスしてしまいそうになるようで。それにしても、どうして筆者はそこでアイコンタクトではなく目の圧と表現したのか…、かなり力づくではあったが笑い誘えたから悪くは無いかと←

ちなみに今回もメンバーコール選ばずにこなせたので完璧に名前と顔一致した感じ。とはいえ専ヲタを誤って誘導するわけにはいかないので現場の火力を随時様子見ながら声量調整して叫ぶ感じ。

そういえば書いたがどうかは記憶は定かではないが、正式な推しに追加しようと最後まで迷ったのは星野である。自然なあどけなさは惹かれるものがあったが、どのようなファンがいるかでアイドルを補足分析してしまう筆者からして、自分のような存在で彼女の市場価値を下げるわけにはいかないと真剣に考えて断念という運びとなった。これは別に杞憂ではなく、実際過去にそうしてアイドルの卒業を早めた過去があるので。

なので真の推しは彼女みたいなものだと思ってもらってもそう間違いではなく、実際シュレーディンガーのサビ手前の振りでは振りコピする際にいつも彼女の振りを参考にしている。飾らない不器用さがありながら全力で取り組む姿は本当に愛おしいからこそ、手の届かない存在と認識している。一応グループ内では女子ファンを得る鍵となると思っているのでイベントによっては動員面で彼女が極めて重要な存在になっているのでは。

 

 

 

 

 

「08」ゆるっと革命団「課題が散見されたステージング」

「物販2」ゆるっと革命団「ピンク」日向りおん「名称記憶と振りコピと微炭酸」

そもそも、本対バンで彼女を物販回収できるかどうかは、同日対バンの潤沢さによる過疎、そして10連休GWという異例の過密のどちらが大きく働くかという点でそう易く読めるものではなかった。もう少し具体的に言うと、藍アス物販回収に何分要するかというのが今回の回収可否を決定する鍵であった。もし20分以上要するのであれば、倉田と話し終わった時点ではフロア内はルルネージュがライブをしている最中ということになる。ここでゆる革をも回収するとなるとそれは経験上待機列の個別内訳次第で五分五分であり、万が一ゆる革で大きく時間を要した場合はしすあにのライブに間に合わないこととなり、ここ最近での参戦状況からして絶対に避けたい事態だ。

ただ、実際のところは藍アスの倉田を回収するにあたって要した時間はわずか15分であり、一見多く見えるが本グループの物販人気からしてこれでもだいぶましな方だ。もちろん、推し含め地下アイドルが多くの人に愛されるのは嬉しいことなので悪しからず。

さて、ゆる革に焦点を当てると、一番嬉しかったのは、物販に出向いた直後であった。ちょうど物販運営が撮影に追われているタイミングで、そこで物販購入を請け負ったのが赤担当の新川であった。思い返せば、ゆる革で筆者が現在含め単一で推した長さでは2番目か3番目に当たるメンバーであり、それは現時点での正式な推しを超える長さだ。現場の様相や諸々踏まえて自身の方向性を変えて今があるのは重々承知しているが、だからこそこの一瞬は本当に嬉しいものであった。しかも、どうせりおんでしょ、みたいな感じで言ってくれたあたり、かつて正式に推していたことを憶えているかはともかく、今回のライブ中に記憶の片隅にでも残っていたのかと思うとその嬉しさは増すばかりであった。もはや新川と撮りたくなる気持ちすらこうして参戦後記を記している今では浮上するぐらいだ。

おかしい、予定の分量の半分を余裕で超えてしまった。なので一言コメントはライブの方だけ説明するとしよう。『フリージア』の2番初手が鮮明に記憶に残っている。どうしてだか新川以外のメンバーで同時に歌おうとする者がいてそれを他のメンバーが気付いて止めるという。もちろん遠征直後(だったっけ?)の疲れやGWの異例の長さで多忙を極めているのも理解はできるが、本会場は筆者の中では「鑑賞箱」と位置付けるほどにステージングの質が要求されると思っている。今回はそこまで内外含めて動員多くなく他にもミスはあったがそう多くの者の記憶に残らずに済んだのは不幸中の幸いだと思っている。おそらくこの後に出演する無銭ReNY対バンで盛り上がってそういった記憶は払拭されると思うが、どうか次FMHALLに出るときはその質の高さを享受したい我儘を最後に溢しておきたい。

 

 

 

 

 

「10」ルルネージュ「優勝と思わせる自己肯定力!」

本グループは5人組アイドルグループだが、一人だけでも楽曲に深く酔える者がいるだけでそのライブの存在感というものは対バン全体を考えたときに強く際立つものだ。こちらは良い内容であるためそう感じた者を書いておくが調べたところ百華というメンバーらしい。彼女の魅力はライブにあると思っているので実際に足を運ばなければその真髄は知り得ないかと。それほどに、陶酔力がずば抜けて高い、本対バンの中でも屈指のレベルだ。

ちなみに参戦直後に記したまとめツイートでは、歌唱力では後述のSKOOL GIRL BYE BYE、ダンスでは全力少女R、プロデュース面ではキャンディzoo、そして現場ではルルネージュを高く評価したが、実を言うと、本グループに関しては現場だけでなくその陶酔力も評価しているので厳密に言えばライブでも高く評価できるという結論となる。また、あえてGW最終日のFMHALLの昼帯を狙って出す点ではプロデュース面でも当然高く評価できる。本現場を活かすためには対バンの様相をある程度予測して出演の有無を決定しないといけない。言わずもがな、FMHALL夜帯であればFreeKとONE to ONE Agencyがメインとなりアウェー極まりなく、無銭ReNYでは無銭厨により現場形成可能性という点で危うくなる。本当に秀逸な選定だと頭が下がる思いだ。ダンスに関してはキャッチーなものを取り入れて振りコピしやすくなっている。あれ、おかしいぞ、全項目で絶賛できる結果となってしまったぞ…。。。

LiT同様、物販回収は迷ったもののスケジュール開示面でどうしても正式な推し追加には至らないので今回は断念。あとは1対バンにつき3人までという制約面でも致し方ない。それにしても、物販終盤で専ヲタの方々が回収終えたからこそその場に居残っていただけかもしれないものの、もしもレートが高くて回収がそう安くは行えない、と考えてみると、もしかしたら1kとか2kとかそんなレベルではないレートの高さなのか、もしくはそもそも2shotチェキが撮れないようなメニュー構成なのか。そんなことを考えると、やはりあそこまでメンバーが暇を持て余していたのは尋常ではない。

いや、単純に考えて内部動員に限界があったのか。となると、物販時間を使いきるような会話時間の配分ができていないという点で運営の手腕に若干の欠落がある、ということになるのか。いやいや、本運営に限ってそんなことは無いはずだ。となると、会話時間の制限が厳しいドリキスが内外問わない物販動員を実現させているあたり、やはり真の知名度という点では後者に軍配が上がることになるが、それでも筆者は現場を堅く固めるような時代の流れに逆らうような現場形成に務める者を応援していきたい。ツイートに本グループを登場させたのはてもでもの救いだ。

 

 

 

 

 

「11」Sistersあにま「師と思える者の存在性について」

「物販3」Sistersあにま「青」渡辺もも「総じて語彙力の著しい欠如」

まずはライブから。新曲披露直前のライブのため、当然夜帯の方に動員が集中する感じでなんとも寂しい場内ではあった。如何に他の同事務所のグループの影響が動員面で大きいかが窺える。それは実のところは声援火力、いわゆる現場形成でも言えることで、先導火力を意識することなど今回の参戦までは無かった。特に本現場に関しては。なので本参戦で火力調整測ったのはそう言いたくはないが残念である。

ただ、そんな逆境らしき状況でも新たな発見があって。それが一言コメントに登場させた「師」と呼べるような存在である。本会場ではスタンディングは座席よりも後ろに位置しているのだが、やはりライブは立って応援するものであるがため座席エリアは専ヲタはかなり少ないのが本現場に限らない現状だ。それでもやはり距離は無視できず、メンバーコールの際に前に進み出る者が現れる現場が時折存在する。それが本現場でも観測されて、そのためその方の一助になりたいと強くメンバーコールするのであった。そう大きな声では言えないが、正式な推しとして定める渡辺よりもその声援火力は自然と高くなってしまった。ちなみにどのメンバーかというと、ピンク担当、結城である。

ステージ上でも「師」と呼びたくなるような存在はおり、赤担当の香月である。筆者の座っていた位置からだとスピーカー脇からも最端一人見えたのだが、そこに彼女が就いたときに筆者に対してレスを飛ばすという。機材に紛れることなく、かつファンを魅了する意識を終始絶やすことなく、ステージングに務める姿勢は誰彼問わず輝かしいものだ。

さて、物販の方は一言コメントにあるように初手での語彙力の喪失が本当に酷かった。もちろん筆者自身における内容で、券を渡す時点での彼女の喜びを目の当たりにしたら、いや、これは平静を保つのは厳しい、と判断したのであった。それに、彼女の等身大の嬉しさの表現を他愛無い言葉で軽視してしまうのは可哀想だと思ったので。時々そうして予想外の行動をしてくるから本当に好きすぎて困る。はぁぁぁ…。。。

新曲発表直前ということでこれで20分枠に対抗できると嬉しそうに言っていた記憶。そういえば、予約特典で即動画撮影していただいたのだが、周囲に十分な場所が無くて自分以外の人が映るなどで場所を模索していた点がプロ意識を感じさせるもので感心したのであった。撮影する姿が愛おしかったのは言わずもがな(推し補正)だが、彼女に惹かれたのは自身の立場に対する意識の高さだけでなく、かつて神秘性という言葉で表現していた、未だに全貌を掴めない人としての賢さだろうか。ここまで傾倒して評価するようでなければ、アイドル以前に人として好きだと彼女に想いを伝えることはなかったであろう。

 

 

 

 

 

「12」SKOOL GIRL BYE BYE「歌を浴びる感覚に溺れてみる」

一応今回が初見。抑え目のSEで眠ってしまいそう。ただ、前歴ある子が多かったような、そうでないような。さて、良いものが記せればといった所感。

比較的アップテンポな初手曲。地蔵箱らしからぬ選定では。赤の表情の付け方良い。Bメロでいきなり楽曲負けを起こしていて残念に感じる。若干の移動含めたターンは上手い。紫のキャラ確立感が強力で普通に戦える。というかアイドル以外でも勝てるような感じで。自分に自信ある姿が。キレが秀逸で止めのオンオフが上手い。ピンク担当が逆にキャラに圧し潰されそうな感じで。赤の声量が凄まじい。鳥肌レベルで。これはボーカルとしては逸材かと。あとは味のある声かどうかみたいなサブ要素。地下だとそもそも声出せるのかが問題なので。

初手のダンスの軌道が滑らかな初手。小柄なターンでコンパクトに魅せてきたピンクだ。Bメロに移り赤のダンスが表情合わせて悪くない。あれ、ピンク味ある声じゃないか。それに声量もそう悪くない。紫はBメロも引き続き歌っていたが歌詞がちゃんと判明する歌い方でこれは他の地下アイドルと比べるのが失礼に値するぐらい。それにダンスだって他のメンバー含めて上手いし。トリとしては良すぎる。落ちはピンクが担うが負けること無く安定した歌いで素晴らしい。赤は圧出せるのと同時に抑揚まで付けれて歌唱力はかなり高い。もちろん、アイドルという枠組みでだが。ピンクの高音が今一つ。

MCに移る。少女から大人へ、というコンセプトらしい。MC明けでは青も加わってライブとのこと。

break first clubな三曲目。MIXあるということは一応界隈存在するのか。与えられている振りが普通に攻略し甲斐あるようなもので良き。左右のステップも安定感ある。無駄な動きがそう多くないあたり練習積んだのでは。そういえばトリで何度か見てきたハピアニも4人組で歌唱力高めでダンスもそう簡単ではなくそういった点では似ている。しかもグループとしての色がしっかりしていて誰もが自信持ってステージに立てているあたり。再び赤がサビを担う。体で歌を浴びるとはこのことか。刺すような振りも清々しくかつ美しい。

四曲目初手が軽いカノン。赤が前メロで場内煽るセリフ言い切るのは大変なはずな短さだが見事にこなしてくる。どうしてだか、全員ライブをしているのが非常に楽しく見えた、場内は先ほどと比べれば相当な過疎なはずなのに。歌とダンスが根から好きでなければここまでの作品を仕上げることは叶わなかったであろう、そしてひたむきな努力と支え合う美しさ。笑顔に満ちた専ヲタには驚かされた。そうか、彼らもこの瞬間を楽しんでいるからなのか。如何なる状況だろうと楽しみ尽くす、その姿勢。筆者も学び取らねば。(12689字)