今朝、TwitterでTL漁っていたところ、レディキスワンマンで最前管理チケットを100kで発売するとかで話題になっていたので、今回は最前管理について、さらに今回のその創意工夫()の理由や今後について考察していければと思います。

 

 

 

まずは、そもそも最前管理とはなんぞや、といったところから。

対バン形式のライブでは、目当てのアイドルが必ずしも初めに出るとは限らない。大体の場合は、序盤に出るのは不人気なアイドルばかりなので、最前、つまりアイドルや推しに対して最も近い位置、または、前に誰もいないつまり視界が誰にも邪魔されない場所、ということで、まとめると、最前を望むのは当然でかつ中盤から終盤にかけて最前を望む者が最も多くなる傾向。

しかし、その最前は結局初めに来た人たちで占拠されてしまう。オールスタンディングが普通で別にエリアが区切られているわけでもないので、とにかく早く来た人が最前を独占できる。

そのため、知り合いに最前にいてもらって、目当てのアイドルになったら場所を替わってもらう。その仕組みが管理染みているので、最前管理という名前が付いたと考えられる。

もちろん、対バン総じて最前を好む者が存在しない、または最前は専ヲタに譲って然るべきだという考えを持った者しかいない場合、は最前管理は存在しない。ちなみに筆者の体感としては、最近になって最前管理が増えたような気が。

 

 

 

さて、最前管理についてなんとなくわかったはずなので、お次はレディキスのワンマンについて。

READY TO KISS。地下アイドルの中では一応人気ある方だが、知名度の高いイベントに出ない方かと思われる。まあ知名度の高いイベントに出て名声を得るのではなく、日頃の地下対バンで地道に人気を集めるといった感じが今年は特に強い。

そんな感じの運営。ちなみに筆者と似た考えだと勝手に思っている←

なので、最前管理を忌み嫌うのも納得はできて、今までも運営がTwitterで最前どうこう言っていたことはあったのだが。まさかチケットに反映させるとは。

 

 

 

で、問題なのはその金額にもあるかと。100k、つまり10万円である。

普通買わないのだが、最前に行きたい人は、せっかくのワンマンだし、ということで買う人は確実にいると筆者は断言する。

ワンマンにおける需要供給は日々の対バンとは大きく違ってくるので、おそらく遠征民などがしれっと買っていくのでは。

運営は儲けもんだし、買う側は最前が担保されるわけだからWIN-WINである。

 

 

 

しかしそういった目的でこのチケットを定めたわけではなく、100kほどの金額なら誰も買わないよね、といった最前管理を排斥する姿勢があるのだと。おそらく1000kならそれが叶うのかもしれないが、つくづく思うけど、この世界にいると金銭感覚が狂うので。

で、ここからがこの記事の真骨頂。

 

 

 

仮に誰も最前管理チケットを買わなかったところで、本当に最前管理は撲滅するのか?

もちろんワンマンに限った話ではあるが、しかし買わなかったところで、最前管理エリア以外でのエリアでの「最前」は確実に存在するし、その「最前」を管理しようと躍起になるのではないかと思うのである。

なので、本当に最前管理を撲滅したいのならスタンディングではなく座席にして指定するのが安直ではあるが真っ先に考えられる解決策である。となると、動員できる人数がかなり減ってしまうので、大きめの会場に変更するために運営はより多くの金を割かないといけなくなるんですが…。

何かしらの欲求を満たすために金が必要になってくるのは自然かと。

 

 

 

あと、そもそも最前管理エリアを設けることでキャパが微妙に低減するよね、とは思う。

となると、おそらく女性専用も関係者専用も相変わらず設けることだろうから、結局キャパより少ない人しか呼べなくなって…、いやはやもうこの先考えたくないですね…。。。

 

 

 

ということで駆け足で書いてみました。さすがにこういった内容をTwitterで晒すのはリスキーなので。

ちなみに、筆者はワンマンには行かないスタンスなので、どう創意工夫()してこようとなんとも思いません。

行かれる方々には安全第一で楽しんでいただければと思います。

くれぐれも、せっかく行くのなら、推しを悲しませないように、と、経験者として忠告しておきます。(1765文字)