8年前東日本大震災の時
あたしは地元の病院で働いてました

あの日あの時身をもって
あたしは震災を目の当たりにした


仕事して帰る途中スーパーにもコンビニにも
もうすでに日用品や食べ物が
ほとんど置いてなかった


食事もガソリンも薬さえも
次の供給が決まらない日々を過ごした
いつ停電になるか不安な中で仕事した


供給がないからこそ
患者さんを選ばなきゃいけない可能性と
隣り合わせ
そんな中で仕事した


被災者の方々が
母子手帳以外何も持たずに病院を訪れてた


あの日あの時



あたしは自分の無力さを知りました



あたしの仕事や知識は病院という
なんでも物が揃ってる場所でしか
何の役にも立たないことに気づいた


薬を使えないと
器具が揃ってないと


結局はなんもできない自分がいた



あたしはあの日
自分に絶望したんです



目の前に生理痛がしんどい人がいても
製薬会社が作った薬がなければ
どうすることもできない


滅菌された器具がなければ
点滴がなければ
抗生剤がなければ
麻酔薬がなければ
処置をすることも、手術をすることもできない


器具がなければ
薬がなければ


医師免許なんてなんの意味も持たない
医師免許を持ってたって
薬がなければ、ものが揃ってなければ
誰かを助けることも
誰かのしんどさをとってあげることもできない


漢方の知識があっても
薬草の知識があっても

薬草をそのまま使えるわけでも
薬草の毒性をなくして薬効を高める処置が
自分でできるわけでもない


手持ちの薬がなくなれば
なんもできない


生理痛でしんどい子にできることなんか
水分とって暖かくしてね

って言葉をかけるぐらい(笑)


んなこと、誰でも知ってるわ💢


震災真っ只中
そもそも水分だって限度がある


避難所では
ナプキンやオムツの供給が行き届かず
クレームが殺到って報告を耳にしたし
ニュースでも流れてた


ナプキンが足りないならタンポンも足りない


こんな時は経血カップ!?


飲み水すら確保するの大変なのに?
キレイな貴重な水で洗う?煮沸する?

ナプキンもタンポンも経血カップも
今の豊かな環境があればこそ使えるもの


あたしからしたらただの贅沢品


布ナプキンだって洗えないから
確かにあんな状況なら
紙ナプキンがいいとは思う、思うよ?


衛生面考えたらね?


でも一番いいのは結局
経血コントロールだとあたしは思うのよ


紙ナプキンも
タンポンも
経血カップも
布ナプキンも

何も使わなくていい状態


何も使わないまでいかなくても
最小限ですむ状態


あたしはあの時それが理想だなって
心から思ったし


あんな状況になった時
薬やものを使わなくても
どうにか症状を軽くすることはできないかと
自分実験して模索しまくった結果が


膣トレ+骨盤ストレッチ
肩甲骨はがし
おっぱいマッサージ
胸鎖乳突筋マッサージ


生理痛でもひどい人は
のたうち回ったり、失神したりする人がいる

でも

その痛みが生理痛ってわかった瞬間に
後回しにされる可能性がある

しんどさは重症患者と同じくらいしんどいのに


過多月経だって下手したら
手術でする出血ぐらい出血してる人もいる
1、2時間で200-300ml出血してる人もいる

でも

その出血が生理だとわかった瞬間に
後回しにされる可能性がある


なんか理不尽じゃない?


だからいつ何があっても対応できる
サバイバル対応の体をあたしは作りたい(笑)


あたしはあの日
薬やものに頼らずに治療できる医者になろうと
心に決めました



必要な時はもちろん使うよ?使うけど
最終的に目指すのは


薬に頼らない体
ものに頼らない体


本来の機能をちゃんと生かせる体作り






薬がなくても正直
これ全部毎日ちょっとずつでも地道にやればPMS、生理痛、過多月経、ニキビ、アトピー
おそらく全部よくなるよ

PMSとニキビとアトピーは
一時的に悪くなるけど
それでも地道に続ければよくなるよ
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