こないだに引き続きまたまた衝撃的な事実を
改めて東洋医学の古典から学んだから
忘れないうちにアウトプット


今日読んだ古典のある処方を書いた中に


中気の不足、飲食労倦し、清気下陥し
以て脾胃虚弱、発熱頭痛、四肢倦怠
心煩し肌痩せ、日に日に漸く衰弱する

ちなみに

中気の不足=消化機能の低下
清気下陥=元気がなくなる
脾胃虚弱=胃腸が弱る

って意味を表してて

『消化機能の低下を放置し
飲食でさらに胃を疲れさせると
いずれ元気がなくなり、発熱や頭痛
全身倦怠感、心の病気、肌つや悪くなり
やせていき、日に日に衰弱していく』

って書いてある


で、さらに同じ処方の別の古典には


内傷による諸症、ならびに
諸症で気が下陥(衰える)するものを主る

って書いてあった

これは
『内傷によって起きたいろんな症状を
そのまま放っておくと
どんどん気が衰える、なくなっていく』

って意味を表している



あたしはこの内傷って
『内臓を傷める』=内臓全般の機能低下
だと思って今日まで古典を読んでた


ちなみに
外傷(がいしょう)って言葉は

外からの要因でできた傷のことで
切り傷、擦り傷、打撲とか全般を指す


でも

この内傷(ないしょう)って

内傷の『内』
内臓全般のことじゃなくて
胃腸のことを指してるんだって!
内臓全般じゃなくて胃腸のみ


外傷って言葉はあんなに広範囲なのに
内傷は胃腸だけっていうピンポイント(笑)


それがあたしの中でなんかすごい衝撃的で


今までも胃腸が大事なことは
ブログでも講座でも何度も伝えてるけど


古典を読むとこんなに医療が発達してるのに
何千年、何百年前から大事なことは
変わらないんだなって改めて実感する


どの古典を読んでも
胃腸を立て直せばほとんどよくなる
って書いてある

中には

およその諸病で何とも見分け難き症
或いはあやしき病の類は
痰(水毒)と見なして治療せよ

って書いてある古典があるんだけど


あやしき病=よくわからない病、未病は
たいてい水毒(水滞)が原因である

だから水毒の治療をしろって書いてある

でも

じゃ何を処方するかってとこには
胃腸を立て直す薬が書いてある(笑)

つまり

結局、大事なのは胃腸ってこと

水毒やむくみなど
水の停滞すら胃腸の機能低下ってこと
つまりは
胃腸を立て直さなきゃ意味がないってこと


ここにその処方を書くことは簡単なんだけど
そもそも胃腸が弱い人
胃腸が弱りきっている人の中には

胃薬飲んで胃もたれする

って人も多い

漢方薬だから副作用がないって思い込みで
胃もたれしながら薬飲んだら

本末転倒(笑)

だからあたしは安易にブログに
オススメの処方は書かないようにしてる

でも

堀江さんが12月26日に
食べ方の本を出版されるみたいで
こないだゲラを
ちらっと読ませてもらったんだけど


あたしは薬を飲むことより
この本を読むことをオススメします


薬を飲んでも食べる物の質を上げても
食べ方や噛み方の質を上げることや
胃腸へのそもそもの意識が変わらなきゃ
全然意味がない


ぜひ読んでいろいろ見直してみてください




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