幻冬舎より出版の文庫本型小説、「阪急電車」をここ4日くらいで一気に読んじゃいました。![]()
著者は有川浩さん。
トレンダーズさんのモニター企画で読ませていただきました。でも、この本は普通に本屋さんで買ってもいいというくらいおススメ。![]()
阪急今津線の8つの駅を舞台にそれぞれの駅で異なった人物のストーリーが繰り広げられています。
そして折り返しがあるので全部で16の短編連続構成になっているのです。
図書館カップル、
わけありの結婚式帰りの翔子、
一味違ったおばあちゃんと孫、
恋人の暴力に耐えながらも付き合い続けるミサ、
たわいもない話で盛り上がる高校生グループ
大学生のほんわかカップル
どれも読み応えアリです。
個人的には翔子のストーリーが一番印象に残っています。
阪急電車と言えば関西(大阪)では有名なローカル線。
子どもの頃、関西に住んでいたこともあり、阪急電車は何回か利用したことがあります。![]()
関西でも田舎に住んでいた私。
たまに都会で買い物したくて電車に揺られて大阪まで足を伸ばしていました。
о(ж>▽<)y ☆
いつものっている電車はより多くの人が座れるように設計された4人が向かい合わせに座るコンパートメント型。
大阪まで来るとコンパートメント型ではなく、より多くの人がのれるように設計された、横長座席型。
これを見ると、都会にきた!っていう感じがしていました。
そして大阪あたりの電車はいつもにぎやか!
いろんな人の会話があちらこちらで聞こえます。![]()
JR環状線の周りにはいろんな路線が通っていますが、小説の舞台は阪急電車。
阪急電車は大阪のターミナル駅である梅田を中心に繰り広げられる線ですが、その中でも特にローカルな今津線という路線。
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宝塚と今津を結ぶ線で、駅はたった8つ。所要時間は15分という短い路線。
子どものころ阪急電車にのり、路線図で今津線を発見すると、大きな駅を結ぶんでいるわけでもないこの路線は絶対に地元の人しかのらないような路線だなぁ、一度のってみたいなぁという思いがよぎりました。![]()
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宝塚に行く人は梅田から宝塚線にのるだろうし、三宮(神戸)だって神戸線にのればいいし、特に用事もない限りのらないだろうなと。
そして一度だけのってみた阪急今津線。どうってことはない阪急の一路線だなぁという印象。
でも関西の電車は面白い。
何が面白いって乗客が話している会話が面白いんです。
自然と耳に入ってくる会話もほんとにおもしろい。
そんな場面がこの小説にも登場します。![]()
そんな路線が小説にでてきてちょっとうれしかったです。![]()
車体はあずき色のようですが正式にはマルーン色というそうです。
とってもレトロでいい味だしてますよ~。
さて、小説はというと出だしから気に入りました。
「電車に一人で乗っている人は、たいてい無表情でぼーっとしている。」
(小説より抜粋)
まさにそうです。共感しまくり。
座っているときは寝たりできるけど、たっているときは大変。
まえの人に目がいきがちだけど、じーっとみてるのも失礼だし、電車内の広告をみたりしてぼーっと過ごしちゃいますよね。
o(^▽^)o
この小説のおもしろいところは、焦点が当てられている人物が次々に変わる事。
読んでいて飽きません!!
本好きのカップルが主役かと思いきや、すれ違い様に乗り込んできた結婚式帰りの女性に焦点があてられ、本好きカップルの会話を聞いているという状況になったり、次々と主要人物が変わり、それぞれにストーリーがあって面白いです。
ただ、各主要人物が小説に2度3度と出てくるので、ちょっと混乱してしまいます。しかも高校生~若いカップルが多い!
4組目ぐらいまでは覚えていられますが、5組目あたりから、この人なにしてた人だっけ?というように頭がパンクしちゃいます。
ですが、阪急電車は映画化が決定したので映像化されれば人物がはっきりとわかるので混乱しないですみそうです。
映画化は4月23日(全国29日)からです。やはり阪急。
関西は23日からと一足早く公開。![]()
中谷美紀さん、戸田恵梨香さん、宮本信子さんなどが出演!
↓クリックすると阪急電車のサイトへ飛びます。試写会のプレゼントやイベント情報も追加されるようですよ☆
■映画情報■
公開日:2011年4月23日(土)関西先行公開
2011年4月29日(金・祝)公開 全国東宝系
キャスト:中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、他。
キーワード:阪急電車
それほど一冊の小説の中でいろいろなストーリーが繰り広げられる「阪急電車」ですが、わたしのお気に入りは「小林駅」です。
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小林と書いて「おばやし」と読みます。
老婦人から「いい駅だからここで休憩していったら?」とすすめられ、主人公が降立ちます。![]()
一見駅は古いし、どこがいいんだろうと思う主人公。
でもすぐにいい駅という意味を理解する彼女。
その駅はローカル線らしいアットホームな駅なのです。
「今年もやって参りました。ツバメが巣立つまで温かく見守って下さい。」
という張り紙。
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駅員さんのやさしさが伝わってきて、ローカルのいい雰囲気がただよっています。
いいですねぇ。時間の流れがちょっとゆっくりで、そんなに急いで駅を駆け抜けなくても落ち着いて待っていようという気になる駅ですね。
そんな小林駅のように電車の中でちょっと心が温まる光景を見るときがあります。
それは若い人がお年寄りに席を譲っている光景。
東京でもけっこういますよね。
このまえ台湾に行った時にもこんな光景を目にしました。
台湾の若者は優先席が空いてても絶対に座らず、いつその席を必要としている人が乗り込んできてもいいようにに?優先席を空けてあったのです。
日本とはちょっと違うけど、こういうのっていいですよね。思いやりが伝わってきますね。
そういうのを目にしたり、自分が席を譲ったりしたら、その日一日ハッピーです。![]()
o(^▽^)o
さてさて、この映画にサブタイトルをつけるとしたら?
という質問があったので考えてみました。
小説にでてくるそれぞれの登場人物が個性があっていいんですよね~~
ヘ(゚∀゚*)ノ
こんなのどうでしょ、
「阪急電車~私を変えたあの日の乗客~」
「阪急電車~ありがとう、見知らぬ誰かさん~」
「阪急電車~忘れられないあの日の乗客~」
ちょっと長いかな。。。。
早く映画みたいなぁぁぁぁぁ
ヾ(@°▽°@)ノ
