もしトランプが大統領に復活したら

 

 先日「もしトランプが大統領に復活したら」というベンジャミン・フルフォードの最新刊行された本を買って読んでいます。

 

https://tkj.jp/book/?cd=TD054081&p_bn=yoyaku

 

 まだ,第1章までしか読んでいませんが,現在のアメリカの状況がトンデモナイことになっているということが具体的に書かれており,例えば,その中の一つに,ニコ動だったかYouTubeだったか忘れましたが,ある金額(14万円以下)までは,万引きしても罪に問われないという趣旨のことと,これによるサンフランシスコなどの都市がゴーストタウン化しているというようなことが動画でも発信されておりました。

 

 また,ディープ・ステートとトランプ改革派米軍(反ディープ・ステート、主として空軍,本では「米軍良心派」と表現されてる。)の戦いなどが国際ジャーナリストならではの視点で書かれており,現在のアメリカと世界情勢を知るにはいいと思います。

 

 しかし,ディープ・ステートの手先であるバイデンに言いなりの岸田政権の下でのDS側の日本大手メディアによって,「トランプ=悪」などのように思い込んでる向きにとっては,おそらく,信じられないことばかりであるため,陰謀論だと思うでしょう。

 

 さて,この本の冒頭部分が以下のとおり書かれております。

 

はじめに

 今,世界は鉄道列車が脱線事故を起こしているような状況にあり,我々はその様子をスローモーションで見ている。すべてのものが一斉に飛ばされていって,そのあとには,これまでとまったく違う光景が広がることになる。激動の只中を生きていると,物事のすべてがゆっくりと動いているように見え,実際に何が起こっているかはわからない。しかし,未来の歴史学者が今の世界を見れば,「あっという間に世界が変わった」と言うだろう。

 本書はそのような,今後起こるであろう世界の変革について解説している。今,目の前で起きているトピックの一つひとつはすべてが繋がり,いずれ大きななる。

 この時に,キーマンになるのが,第45代アメリカ合衆国大統領にして次期大統領候補のドナルド・トランプだ。

 トランプは,アメリカやヨーロッパの劇的な変化や,ウクライナや中東で起きていることの結末においても,その象徴的な存在として影響力を持つことになるだろう。

 ただし,これは「トランプが世界を変える」というシンプルな話ではない。世界を変革しようという勢力はトランプを救世主としてまつり上げ,逆に,これまでの世界を牛耳ってきた別の勢力はトランプを諸悪の根源として糾弾することになる。

 よく「トランプは世界を分断する」と言われるが,すでに分断は起きている。トランプは,その分断によってエリートに虐げられてきた一般の人々の声を代弁し,これまでエリートが築き上げてきた世界を破壊する狼煙となる。そしてこの破壊は,世界の大半の人々にとって悪いことではない。

 日本の報道はあいかわらずトランプを「独善的な暴君」のように伝える。日本の大手マスコミは独自の判断能力や権限を持たず,世界を支配してきたエリートたちに都合のいい大本営発表をそのまま報じるだけだからだ。

 よく私の使うたとえ話に,次のようなものがある。―動物の言葉をしゃべる男が動物園へ行ってジョークを言うとみんなは笑っているのにロバだけは黙っている。次の日,他の動物たちはみんな静かになっていたが,ロバだけが笑っていた。それで「何を笑っているのか」と尋ねると,ロバは「昨日,聞いたジョークの意味がやっと今わかった」と話した。

 日本の大手マスコミは,このたとえ話のロバのようにものすごく遅れている。たとえば「移民受け入れ」「昆虫食」などの方針が世界を動かすエリートから伝えられると,疑いなく報じる。そこに大局観はなく,世界の風潮も読めないため,その方針が時代遅れになっていたとしても,そのまま繰り返し報道するだけになる。日本の大手マスコミは,海外の大手マスコミに比べておよそ1年は遅れているとみていい。いまだに SDGsがどうこうと言っているのは,もはや世界のなかで日本だけである。

 だから日本のテレビも新聞も,現在の米政府の意を酌んでトランプ批判一辺倒なのだが,「トランプがいかに間違っているか」という報道も,よくよく内容を聞いてみれば具体的にどこが間違っているかは言わない。米政府に「トランプは悪いヤツだと言え」と誘導されて,それをそのまま言っているだけなのだ。日本人には英語を読解しない人が多いため,このやり方がこれまでは通用してきた。

 マスコミにかぎった話ではなく,政治家も同じだ。米軍が管理するニュー山王ホテル(東京都港区に所在する在日米軍の施設)から出る指令に唯々諾々と従っているだけだ。

 本書を手に取った読者には,そんな日本のマスコミ報道や政治家の言葉を鵜吞みにせず,自らの目でトランプを知ろうとしてほしい。トランプ周辺の動きを見れば,現在のリアルな世界情勢はより明確になる。そう,激変する世界を生き抜くために,今こそ真のトランプを知ることが必要なのだ。

 

 2024年4月

                 ベンジャミン・フルフォード

 

 因みに,元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏が書かれた「知ってはいけない現代史の正体」という本の新版が発刊されましたが,自虐史観に陥っている向きには,目から鱗となる本だと思います。

 

 私は,旧版となった方を読みましたが,それに最近の新しいものが追加されたもののようです。