わが家のフローリング、普段は特に不満もなく快適に使っているのですが、
時々やってくるのが「節抜け」という小さなトラブルです。
木の節の部分がポロっと取れてしまい、そこだけ小さな穴があいたようになってしまう現象。
見た目も良くないし、素足で歩くと「ん?」と違和感があって気になるんですよね。
先日もまた、その節抜けが発生しました。
今回は抜けた節がとても小さく、しかも形がいびつだったため、
以前のように節そのものを戻して接着する方法は使えません。
そこで、欠けた部分をすべてパテで埋める方法に切り替えることにしました。
パテ埋め作業は、やり方自体はとてもシンプル。
まず穴の周りをきれいに掃除して、ゴミやほこりを取り除きます。
それからパテを少し盛るように詰め込み、表面をヘラで平らにならす。
あとは乾くまで待つだけです。
…そう、乾くまで、何もなければ静かに時間が過ぎるはずだったのですが——。
ここで登場したのが、わが家のにゃんこ。
新しいものや見慣れないものにはすぐに反応する性格で、
今回も例外ではありませんでした。
「ん? なんか床に変な白いのがあるぞ…?」と、目ざとく見つけ、
そろそろっと近寄って、前足でカリカリ…。
まさに“好奇心は猫を動かす”の瞬間です。
まだ固まっていないパテは柔らかく、少しの力で削れてしまう状態。
私は慌てて「だめだめだめ!」と声をかけ、
急いで猫を抱き上げ、別の部屋へ避難してもらいました。
にゃんこは不満そうにしていましたが、
さすがにこのまま任せていたら、修理前より大きな穴になっていたかもしれません…。
そんな小さな事件を乗り越え、ようやくパテがしっかり固まりました。
しかしこのままでは、色が白っぽく浮いてしまい、
どうしても周囲のフローリングと馴染みません。
そこで、木目に合わせて色を塗る「偽装作業」の出番です。
細い筆で木目を描き足すように色を乗せていくと、
少しずつ周囲の色に溶け込んでいくのが分かります。
この工程は地味ですが、仕上がりを左右する大事なステップ。
気を抜かず、ちょっとずつ色を重ね、微調整を繰り返しました。
そして完成。










