★過剰品質の良し悪し・・?  「その2」 | 桐生でネット事業をする社長のブログ

桐生でネット事業をする社長のブログ

桐生在住のネット事業を営む男が熱いビジネストークを語ります。
独自な視点からのビジネス考査は、面白いと感じて頂けると自負しています。プライベート日記も兼ねますので内容は多岐に渡ります。

こんにちは。


昨日の続きです。「その2」です。

中国などで展開するイオン・イトーヨーカードなどは富裕層に人気で活気も賑わいも明らかにカルフール・ウォルマート等よりあります。


果物・惣菜・・。食料品の質の高さは評判良いです。

ここでも日本的なキメ細かいサービスが支持されているようです。ようは例によっての「過剰品質」です。アジア圏の勝ち組の人達は感覚が日本と似ていて丁寧な包装とか厳重なパッケージング。商品の品質(果物・野菜の形、色、キズなど)に関心を寄せます。


この品質を生産農家の現場から考えると非常に無駄で少し形が歪なら出荷金額が下がり、虫食い、キズなどは出荷そのものが出来ない。よ~く考えれば愚かな事で虫食いは農薬・薬が余り掛かって無い証拠だし自然に作れば形も色も多少は変わります。それを避けると言う事は遠まわしに薬漬けにされコスト高で生産された農作物を大衆が望んでいると言う事です。


こういう部分でも生産性は落ちます。分別する人の給料も加算されるのでコストも高くなります。生産から店頭陳列での物流の背景を知らないとこういう所で無駄金を浪費しているのです。

また健康的な視点から考えても余り良い事とは言えません。


ちなみに私はスーパーなどでは積極的に値引きされた虫食い野菜・果物を買います。薬掛かって無い証拠だし味も美味しい事も多い。昆虫や鳥などは本能で味を識別する能力がありますので全然違います。実家からカラスが突付いた長野産の林檎を貰うのですが中心部分は蜜で黄色くなっていて普通の林檎など食べられません。



これもカラス突付き跡が無い林檎は蜜が少なく余り美味しく無い。

一般人は蜜が入ってないマズイ林檎を御丁寧に購入しているのです。たかが外の一部が鳥に突付かれているというだけで。本質が分からない人は、どの分野でも損するように出来てるんですね(苦笑)


本題に戻ります。つまりアジアしか受けないのです。日本式のサービスは。勿論、「お持て成しは」レクサスで受けていますので全ての日本式が駄目とは言いませんがこと、スーパーの大量消費の小売事業では失敗している訳です。

コストコなどは最たる物で体育館みたいな素っ気無い巨大店舗で電動カートに大量に食品を入れ買物していく。余分な梱包やら従業員の笑顔云々は後回し。


なるべく安く、大量の食品を効率良く捌けるか? です。また企業側も英語がろくに出来ない移民でも誰でも基本労力として使え人件費が安ければ良い。建物も壊れなくコスト掛からず直ぐに建設出来れば良い。全てが効率です。


そこにIT投資だけは思い切り金掛けるので仕入れ自動化とか倉庫管理とかは全自動でグルグル廻している。挙句の果てにはセルフレジで客に清算までやらしている。

利益率が高い筈です。


こういう小売と戦っているのですから勝てない筈です。基本戦略が違い過ぎだから。

まぁウォルマートはこの手とは少し違いますが・・。

だから日本の良さを出すには必然的に富裕層に照準を合わせる事になる。


日本では圧倒的な強さで、世界で勝てない理由は、こんな事からも見えて来ると思います。



PS:キズ付き野菜&果物はポップで「薬使って無くて美味しくて健康的!」とか書けば直ぐに売れると思いますけどね。