年度末が押し迫る、3月28日。
プライベートで起きたことや、仕事の事、
いろいろと心にささくれだったものを抱えていた私は、
満開の吉見桜が見たくなり、
有給休暇を消化してサクライドを急遽決行!!
みんなだってあるだろう!?
夜の校舎窓ガラス叩いて回りたくなることが!!
盗んだバイクで走り出したくなるときが!!
(いや、盗んでないけどもだ。)
そんなこんなで、荒川の入り口へ。
この日はそんなことを抜きにして、
本当に最高の自転車日和。
天気は最高。気温もほどほど。
草花は元気に春を告げています。
そんな環境も伴って、
走り出すと一気に身体が洗い流されました。
どうやら都会の空気というのは、
ずっと吸いすぎると身体を蝕んでしまうらしい。
生活や現実や、そういう視野角の狭い範囲しか見えなくなって・・・
つまらないイヤな男になってしまうらしい。
必死にペダルを回すでもなく、だらだらと。
ただただ、桜を目指してクランクを回していくと、
一面の菜の花が僕に教えてくれる。
「いま感じているストレスは、そんなに拘らなきゃならないこと?」
そして満開の桜道が僕にやさしく語りかける。
大きな傷は大切な思い出のように思え・・・。
ここから折り返すことに決め、
最後までゆっくりと心の整理をしながら帰ってきました。
思い出し笑いをしてニヤニヤしてみたり、
夕日を見て突然泣き出してみたり・・・。
相当怪しいオヤジだったと思いますが、
それができちゃうのがロードバイクと荒サイの良さですね(笑)
でもゆっくりとサドルの上で過ごした事で、
いくつか僕の中で答えが出せたような気がします。
そんな優しいライドでした。
優しいなら100キロにオマケして欲しいものだが・・・。
その他、写真たちです。
ロードバイクはこれからも人生と共にあるべきだと再確認できました。
みなさん、自転車って本当にいいものですね。
それでは、さよならっさよならっ