自転車趣味のちいさなブログ

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人類が増えすぎたローディをサイクリングロードに移民させる
ようになって、既に半世紀が過ぎていた。 西暦2014年
23区で最も遠い都市イタバシはイオン公国を名乗り、
ロードバイク業界に独立戦争を挑んできた。
戦争は膠着状態に入り
八ヶ月あまりが過ぎた。

娘が前後ブレーキが両方とも効かないというので、本日はブレーキシューの交換です。

娘は塾までのチョイノリしかしないし、まだ交換して一年経ってないんだけどなぁショボーン

前回はワイヤーもシューもシマノだったんですが、今回は変えてみました。ワイヤーは傷んでしまっているのがリア(後輪)だけなので一本だけ注文。シューは4本注文です。

こちらになります。お買い得品です。

ケーブルキャップが付いていないワイヤーだったので買い置きしていたこちらも使用します。

 
 
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このブレーキシューは4本セット。前後交換します。

 

当然Amazonで注文。安いし早いしねぇ。

 

エンドキャップ無い人はこちらもどうぞ。イオンバイクの自転車パーツはかつてフォグリアでした。

 

ブレーキシューの交換はとっても簡単です。工具もこれだけあれば充分。ワイヤーカッター、アーレンキーセット、シリコンスプレーです。

 

特にマルイのシリコンスプレーは超お勧め。現在2本目ですが、なんと最初に買ったスプレーは中学校の時に買って、つい最近まで使えていました。ガス漏れしないんですよね。

そもそもはエアガンのメンテナンスに買ったのですが、便利なんですよ。油じゃないので素材を傷めずなんにでも使えます。ドアの音鳴りとか、戸のきしみや網戸のワッシャーとか電子機器とかなんでもいけます。

 

リアブレーキ。ワイヤーの先がちぎれてしまっています。Vブレーキが錆びてきているせいもあるのかなぁショボーン

 

アーレンキーで緩めて外します。

外したらワイヤーの引き抜き作業です。

 

ブレーキレバー側の作業があります。

 

ブレーキレバーの裏側を除き、溝がまっすぐになるように調整ツマミを合わせます。写真がまっすぐになっている状態です。

 

溝からこのようにワイヤーが外れます。

タイコと呼ばれる丸い玉がレバーに挟まってますのでそれを外します。

 

外れました。

 

アウターワイヤーの各所にシリコンスプレーをぶち込んでおきましょう。

 

ブレーキシューを外しましょう。

 

ルーラーのブレーキシューは台座が再利用できるのはいいところでした。でも減りは早いように感じましたねぇ。今回は4つセットで購入したので全部変えちゃいます。

 

BBBのブレーキシュー。台座とシューが一体型です。進行方向に合わせた向きがあるので注意してください。とりあえず仮止めしておけばOKです。

 

次はワイヤーを通します。今回購入のワイヤーはMTBタイプとロードタイプの共用商品。タイコと呼ばれる留め具の形が違います。写真の右がロード用、左側がMTB用のタイコです。VブレーキはMTB用になります。右のタラちゃんを切り離します。

 

ワイヤーカッターの出番です。切断面がほつれにくいのです。

 

ブレーキレバーの内部にある枠に丸いタイコを嵌めてワイヤーを通していきます。

 

タイコを通しました。

 

シリコンスプレーを吹いておくことでワイヤーの先端で内部を傷つけることを防ぎ、かつ、使用中の摩擦も軽減し、内部の錆びも防ぎます。しっかり吹いておきましょう。

 

どんどんくぐします。

 

あ、そうそう。これ忘れがちなのでちゃんと通しておいてくださいね。ダウンチューブとワイヤーの接触を防ぎます。

 

あっと、ここでトラブル発生。Vブレーキガイドにワイヤーが通りません。

中で詰まってしまうようです。古いからなぁもう。

 

ぐりぐりしてたら先がほつれてきてしまいました。早めに判断したほうが良さそうです。

 

蛇腹型のがおススメです。フレキシブルなのです。

 

 

安いです。それなのに便利。買い置きしといてよかった。

 

まっすぐにしてこのとおり。簡単に通りました。

 

こんな感じで台座にあわせます。良い感じですね。

 

さて、ここまできましたらワイヤーをVブレーキに張るのですが、ここはほぼ一発勝負です。きつくしすぎても緩くし過ぎてもいけません。締める前に注意して欲しいのはちゃんとワイヤーセッティングができているか。再確認しましょう。例えば↓

 

↑こんなんなってたらアウトです。

このようにしっかり嵌めておきましょう。

 

ブレーキ調整ダイアルも一番緩めたところにしておいて、後で締められるようにしておきましょう。

グリっと締めます。サビサビなのが心配。次はVブレーキ本体の交換かなぁ。

 

ブレーキシューを仮止めから本締めします。この際は、ブレーキレバーをがっつり握り、フルブレーキングの状態で行います。今回、このままやっちゃってますが、完璧に合わせたい方は、ブレーキシューの後ろ半分にレシートなどの紙を挟み、少しトゥーイン気味でセッティングするのが正しいです。制動力が上がり、かつ、片ベリを防ぐことができます。

 

小径車に対してVブレーキシューは大きいので、合わせるのに苦労します。タイヤに干渉しない、かつ、ホイールリムから外れず、かつ斜めにならないように合わせます。緩んではいけませんから、アーレンキーできつく締めるのですが、締める際に傾いてしまう事が多いです。そのためのフルブレーキングしながらの固定となります。

 

調整が終わったらワイヤーを切り離します。

 

エンドキャップはワイヤーカッターのココでかしめることができます。

 

できました。

 

今回、YouTubeで見たのでこれを使ってみます。

 

こんなことやってたんですよ。この方がエンドキャップがどっかいっちゃたりしなくて良さそうだなって。試してみます。

 

次はフロントブレーキです。

 

開放状態にします。

 

外してみたシマノのブレーキシュー。良く見るとどちらもひび割れが起きています。野ざらしだからゴムが硬化してしまったのかも。

再度の注意ですが、新しいブレーキシューをつける時はこのような状態では行わずに、

しっかし調整ダイアルを締めておきましょうね。取り付け後に調整する際にこうしておかないと後で困ります。

 

ブレーキシューにこのようなマークがあるタイプは進行方向が決まっています。矢印が進行方向ですからね。間違わないようにしましょう!

また、写真下部に見えるサビサビのプラスネジですが、これを回すとVブレーキの初期位置が調整できます。締めると余白が拡がり、緩めるとブレーキがリムに近づきます。左右ブレーキを同じくらいに合わせられるようにしましょう!

 

以上、今回はブレーキシュー交換でしたチュー