今日は、ロックの日。やっぱり、ロックの日にはBOΦWYを聴きたい。17歳の時に出会い、俺の心を虜にした伝説のロックバンドBOΦWYを。
俺にとってのBOΦWY元年は、今から34年前の、1988年。高校3年生の時。その年の2月3日に発売されたBOΦWY最後のアルバム「MORAL+3」を聴いて、ぶったまげたのがきっかけ。17歳の少年にとって、あのアルバムは余りにも衝撃だった。人の心の赤裸々さがストレートに表現されてたから。
ロックの日に俺が選んだ曲は、「MORAL+3」の4曲目に収録されている「ELITE」。この世の富を搾取しているエリート達への挽歌。所詮、道徳を気取っても、結局は反道徳的な行動によってしかエリートにはなり得ない、という歌だと認識しています。
「お前等 いい思いをしてる奴を真似るだけじゃ
イヤなのさ スキがあれば足を引っぱって
苦しむ顔を見たくてウズウズ
そのくせ決まった顔で道徳を気取りやがって
自分に火の粉がかかりゃ
置きざり裏切り何でも OK!」
作詞作曲氷室狂介の、痛快な反骨ロック。
置き去り、裏切り。
実は、カール・マルクスが、資本家の心情としてその著作「資本論」の中で指摘している事項と酷似している。
神と富とに仕えることはできないと聖書に記されている通り、富に仕えた資本家は、残念ながら、神からは程遠い存在とならざるを得ないのだろう。
何はともあれ、やっぱり、ヒムロックは、俺にとって、永遠のヒーローですね😊