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Pleasure oasis MANAの星ゆかりです。

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今日のテーマは·····

地球の光を受け取る旅②
〜ナマハゲに泣かされた編〜


なまはげのイメージ






秋田の「なまはげ館」に

訪れた時のことを書きます。




なまはげに関して

私が抱いていたイメージは



「子どもを脅す怖い鬼」



という感じでした。



なまはげは

子どもに言うことを聞かすための

教訓的な行事なのだと

思っていました。




ですが!!



この「なまはげ館」で

実際になまはげ体験をして

その考えが全く変わってしまったのです。



ナマハゲってもしかしたらすごく怖いのでは⋯






私はここで大晦日の夜に

実際に行われているという

「ナマハゲの風習の実演」

を体験することになりました。



体験希望者は時間になったら

古民家に集合することになり



それまでナマハゲの展示を見たり

敷地内を散策していました。





そして、


ナマハゲ体験の行われる
古民家のあたりを散策していた時


突然古民家の中から


ガタン!!
バシン!!
ウオォォォオ!!

キャー!!

という世にも恐ろしい
大きな音と唸り声と
悲鳴が聞こえてきたのです。



(ちょっと待て。
ナマハゲは
子ども騙しではないのか!?

一体あの中で
何が行われているんだ!?)


と、ビビりな私は
途端に怖くなり、夫に



「ね、ねえ、ナマハゲって
もしかしたら凄く怖いのでは⋯」


と、弱気な発言をかまし



さらに
閉暗所恐怖症の私は



(もしかしたら古民家の中は
真っ暗なんじゃないか!?

もしくは

ナマハゲが出て来た瞬間に
演出で明かりが消えるんじゃないか!?


そんな逃げ場の無い状況で
突然ナマハゲに襲われたら
過呼吸で死ぬぞ!!)



と、豊かな妄想力で
どんどん怖いイメージを
ふくらませていきました。



(こ、これは
事前に確認しなくては
安心してナマハゲを楽しめない)


と思った私は施設の人に確認して
不安を解消した上で
ナマハゲを体験することになったのです。
(幸い、明かりの消える演出はありませんでした)



そして⋯泣かされた





そんなこんなで
古民家の中でナマハゲ体験が
始まったのですが



開始早々から私は
ナマハゲに
泣かされてしまいました。



そんなに怖かったのかって??



いいえ、違います。



ナマハゲを通して見えてきた
人が人を想う心
に感動して泣いたのです。




ナマハゲたちは
それこそ最初は突然


「ウオォォォ!
悪い子は
いねぇが!!」


と、大きな音で
戸を叩きながら現れたのですが



「まぁまぁナマハゲさん
今年もよくおいで下さった。
お酒でもどうぞ。」
(実際は秋田弁)



みたいな感じで
家の主人にお酒を振る舞われながら


そこに住む家族一人一人の様子を
聞いていくんですよ。


ばあ様は元気か?
嫁はよく働くか?
子どもは勉強してるか?


などなど。


これ聞いた瞬間
号泣しました。



だってこれは
村というコミュニティの中で
一人一人がお互いを
大切に想ってなければ
決して出来ないことだから。



都会では
隣に住んでる人の
顔や名前さえ知らなくて
孤独死なんて
ざらにある時代なのに


山の神様の使いである
ナマハゲに扮した村人が
一軒一軒家を訪ねて


家族みんなのことを気にかけて
来年も元気でしっかりやれよと
激励していく。


昔はそれが
当たり前だったのかも
知れないけど


今はそういうことが
なかなか難しくなってると思います。


だからこそ


ナマハゲって
めちゃくちゃ優しいんだな。

人が人を想う心って
こんなにも温かいんだな。

人の心ってこんな風にして
後世へ遺していけるんだな。
日本の風習って素晴らしいな。



って感動して
涙が止まらなくなったのです泣くうさぎ




最初はビビり散らかしていたけど
ナマハゲを体験してみて
本当によかったです。



まさにこれは
人の心に宿るだと
感じました。



最後に
ナマハゲが着ていた
藁を拾って頭に巻くと
頭が良くなるらしいので
やってみました。




「それがすでにバカっぽい」
By 夫



⋯ということで次回は
熱狂のねぶた祭り編
をお届けしたいと思います。

お楽しみに飛び出すハート