アボルブという前立腺肥大の薬の勉強会があった。
薬剤師をソコソコしていても、この手のホルモンの話を患者さんからお伺いすることは少ない。自分だって話したがらないだろう。苦手な分野である。自分の頭皮に手を当て、髪の毛をいじくりつつ、少しばかり考察してみようと思う。

男性ホルモンの作用を簡単にまとめると、大体以下のようになる。成人の場合。
①禿げ
②たんぱく同化
③にきび
④リビドー亢進
⑤前立腺肥大

アボルブという薬は男性ホルモンの作用を抑える薬で、前立腺を物理的に縮小させる。そして、その薬理作用から、禿に効果を示し、リビドーを減少させる(リビドーなんて語彙、どの程度みんなしっているのだろう)。副作用の記載はなかったが、蛋白異化をおこすと想像する。

さて、あまり真面目に話をしてもつまらないので、ここで女性にもてる男性像というものを考えてみたい。

女性が好むであろう男性像(あくまで肉体的に)
①筋骨隆々
②禿ではない

もうお分かりであろうが、ここに一つの矛盾が現れる。
男性ホルモンの薬理作用上、この二つは相反してしまうのである。
もし世の女子どもに禿げについて指摘されたときは、こういってはどうだろう。

「私、禿げは嫌いよ!」
「君を、お姫様だっこするために禿げたんだよ」

ちなみに、wikipediaによれば、前立腺の役割は未だよくわかっていないそうです。