「赤ちゃんの一言」


ある男性は経営する工場の業績が悪くて、追いつめられていました。

言葉を覚えたばかりの2歳の娘さんと一緒にいるときも、そのことが頭から離れないで考え事をしながら、娘さんの面倒をみていました。

「パパはえらい」

と突然、娘さんが彼に話しかけました。

じっと娘の顔を見つめると

「パパはえらい、パパはえらい」

と笑顔で繰り返しました。


どうしてそんな言葉を覚えたのだろうと不思議に思って奥さんに聞いてみると、彼が仕事で遅くなって寂しい時に、奥さんが自分に言い聞かせるように娘さんに

「パパはがんばって働いてえらいですね。
パパはえらい、
パパはえらい!」

と笑顔で話していたそうです。


その後、彼は工場を立て直すことができました。




大切な人からの支えてくれる一言があれば、どんな困難も乗り越えられると思います。



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