TVドラマ「アンチヒーロー」をみて | のんびりと。ゆったりと。

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統合失調症の回復が長年の課題ですが、なんとなくいい感じになりそうな気がしています。
自分の気づきで幸せな世の中になるように願っています。
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TVドラマの「アンチヒーロー」が終わりました。

※登場人物は全員が私の「弱さ」「強さ」を体現しているように感じました。


いろんな思いが、私の中で引き起こされる印象深い物語でした。

①世の中は弱肉強食で、一度世の中から外れると「踏みにじられ、這い上がれない」

②自分の心の中の弱さを、まっすぐにみつめる強さを持つことは難しい…

③自分にとって「正義」とは何か?それを実行するためには「自分はどう生きていくのか?」

④見た目には「黒」に見えるものも、ずっと突き詰めていくと、本当は「白」かもしれない。

⑤世の中は「不条理」だが、「暗闇を照らす人」も存在する。


私の人生において深く関わった女性の父親は、法務省で受刑者の矯正教育をされていた方や、また他の女性の父親は、弁護士として国選弁護人を引き受けて弱い立場の人の弁護をされている方もいました。


私の亡くなった父親は、屋台の中華そば屋を通じて、社会から疎外された出所後の受刑者や、一般では就労の難しい方の労働の場を提供していました。

※固定場所での屋台営業は、道路交通法違反なので、父親の従業員さんが警察に捕まり、地方検察庁に送検されたことがありました。

父親は出頭して「私が命令しました」と証言して、軽い処罰で終わりました。

検察官が、その時、父親に「頑張ってくださいね」と言っていただいたそうです。


私自身も統合失調症になって、さまざまな「区別」を感じる機会がありました。

その際に、自分の心の中をまっすぐにみつめたから、今がありますし、これからも、みつめ続けたいと思います。


生きていくのに、いろいろと厳しい世の中ですが、自分の納得できる人生を、私も皆さまも送れるといいように思います。