温水洗浄便座なる発端は1964年アメリカンビデ社のウォシュエアシートの輸入を発端として、1980年TOTOがウォシュレット、1980年半ばにINAXがシャワートイレ(いずれも商標)を出し、2000年には一般へ普及していき今日での普及率は70%というところ。
温水洗浄便座は電化製品の一つとして、メーカー及び業界団体では、10年以上使用しているものに対して、火災・感電・漏水の事故防止のため、点検や取替えを勧める告知を行っているらしい。
少しだけ知識を足した前置きからスタートしたが、今日は経済産業省 資源エネルギー庁の出した「省エネ性能カタログ 2012年夏版」より入るとする。
先日の温水洗浄便座のブログを書いているとき、もう少し突っ込んでみたくなったのだ。
ここから省エネ庁からの資料の抜粋だ。
エネルギー消費効率改善について以下改善が確認された。
●エアコン
1997→2004 67.8%改善
2005→2010 16.3%改善
●電気便座
2000→2006 14.6%改善
●照明器具
1997→2005 35.7%改善
●テレビ
2004→2008 29.6%改善
●電気冷凍庫
1998→2004 29.6改善
2005→2010 24.9%改善
年代の新旧や期間が一定でないため各々での比較はできないが、総じて省エネ化が行われてきた、ということだ。
温水洗浄便座に於いては、節電機能を使うと18%~34%節電が可能であることも確認できた。
また、使わないときはプラグを抜く、というのがあるが、効果は1~2%であることも分かった。
そして、2000年8月に「省エネルギーラべリング制度」がJISにより導入された。この「省エネルギーラべリング」はカタログ、製品本体、包装など見やすいところに表示される、とされるが???デジタルカタログでこの数値を見つけるには大変苦労する。
達成している製品は堂々と機能比較の枠内に収まっていて誠に見つけやすい。しかし、達成率の悪い商品のそれは、見えにくい場所にこっそり表示されているからだ。メーカーの姑息な手段が嗅ぎ取れるようだが、性能比較表においては重要なポイントを占めるから、取りこぼしのないような構成をメーカーに改心してもらうしかないのだ。
エアコン、照明、冷凍庫…などの省エネ化は、すでに我々の周知の事実ばかりだが、
さて、分かっちゃいるけど、灯台下暗しってヤツで、大損こいてるのに気付いていない貴兄はいないだろうね?
なかなかいい例が無いので苦労するのだが、例えば、Panasonicのウェブにあったのを引用すると、20年前のDL-C55という温水洗浄便座は年間電気代が7,500円もかかるらしい。このことを頭に置いておくんだ。
さてさて、ここからが問題点だ。
省エネ庁からの資料に掲載されている中で、最も達成率が低いのがこれだ。これが非常に気になったのだ。
INAX(現行LIXIL)のリフレッシュシャワートイレのDWT-MM85なる製品は、現在でも販売されているものだが、年間6,090円、節電機能を使用していない場合は7,990円もかかるのだ。当然省エネ達成基準率は65%!100%以下の未達成にはオレンジ色が付けられるらしいが。


これって、電気代はパナ製の20年前と同等じゃねえか!
しかも、価格.comで調べたら最安値価格が¥129,620で売っていた!
こんなのは勧めちゃいけねぇ。
買っちゃあいけねぇ。
売っちゃあいけねぇなあ。どうよ!?どう思うよ?
此方人等(こちとら)プスプスと、毛穴から湯気が吹いてくらあ。
世の中いろいろありすぎるけど、騙されちゃなんねぇな、ったく。
では、今日はこの辺で。(キリッ)
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