クリックノイズが出ない配線 | トニーのゆっくり回覧版  真空管アンプ自作のブログ

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プリアンプで低域をカットする場合。

 

2択のスイッチを使って、ノーマルと低域カットモードを切り替えます。結果的に回路にコンデンサー数百PFを入れるのです。

 

このとき、ダメな配線をすると、ボッと大きなノイズが出てしまいます。低域はとくに派手な音が出ます。

 

その防止のための配線方法があります。

 

これをご覧ください。

 

 

上側の配線は、ノーマルの1から、2へ切り替える瞬間、接点が浮いてしまいます。このとき盛大なノイズが出ます。

 

下側の配線なら、1から2へ切り替えた瞬間、もっといえば1から接点が離れた瞬間、コンデンサーが回路に入ってしまいます。なので浮く瞬間がなく、切り替え時は無音です。

 

こういった回路を自作する人も減ってしまいました。プリアンプからレバースイッチが消えてしまっていますから。

 

 

でも今回のジャンクプリには、ラウドネスコントロールを設けましたけど、これがすこぶる調子がよくて、小音量時でも低域が持ち上がって、心地よいのです。

 

 

これは簡単に回路を成立させるにはボリュームにセンタータップが付いていないと実現できないのですが、やはりレバースイッチが必要です。

 

やっぱり私はレバースイッチいじりたい派なのです。