最終調整でノイズを除去しました。
最後まで2mV 程度の残留ノイズが残りました。それまで各ポイントのノイズを確認しながら、どこに原因があるのかを明確にしたのですが、結局最終段のカソードフォロアー段でノイズが発生していることが分かりました。
対策はこの回路部分をアンプから除外すること。
これによりノイズは両チャンネルとも0.2mVになりました。やれやれこれでまともなアンプになりました。
初めにEL34 PPアンプにつないで試聴。
ノイズは全く感じません。
MC入力にカートリッジFR-2をつないで試聴開始。
スッキリしています。MCトランスに付帯するハムを心配していましたが杞憂でした。
くっきり鳴ります。
しばらく聴いて、今度はパワーアンプにPX4PPをつなぎました。
まあ情報多く、鉄琴にマレットが当たる瞬間の状況が確認できます。これはPX4が褒められるべきなのでしょう。
CDもMCダイレクトもキチンと動作します。
サイテーションⅣとは趣きが違いますが、近代管球プリとしてはまずまずなのでしょう。
これはもうすぐオークションに出品します。
大したアンプなのですが、どれくらいになりますでしょうか。
これをもってジャンクプリのシリーズは終りにします。



