16日の午後にやっと完成しました。一部実体図に間違いを発見し訂正しました。

想像はしていましたが、段々と込み入って、密集配線、サーカス配線になりました。

 

 

 

そして今回はコンデンサーにバンブルビーを使いました。

問題になるのは絶縁リークです。何しろ70年~60年前の部品です。

 以前私は勘違いしていました。絶縁はテスターを当てて40MΩ以上なら大丈夫と判断していました。本当は絶縁抵抗計で500Vをかけながら、そのときの抵抗値を測定しなければならないのです。

 今回使ったものは確認した結果、最小でも1MΩ、大きい物は10MΩあります。

動作条件が200V程度ですから、リークは1MΩの物でも0.2mAなので大丈夫でしょう。他にもバンブルビーは手持ちがあるのですが、0.7MΩとかまるっきり0Ωのものもあるのです。湿気の多いところではこのアンプは使用しない方がいいかもしれません。

 またリードが短く、根元から継ぎ足したものも今回使用のものにはあります。

 

もう一つの目玉は、やはりカップリングコンデンサの一部にWestern Electricのロゴの入ったものを使いました。これらは絶縁も無限大で、テスト後に電荷が残っていて感電しました。嬉しい感電です。

 

 

やっとアンプのエンジン部ができあがりました。動いてくれるでしょうか。この基板ユニットを家族に見せたら、爆弾みたいと言われました。おかしな感性です。

 

さてもう1枚の基板、アクセサリー用も今から頑張ります。

 

なんとなくですが、残りの人生でプリアンプはあと5台。電源トランスやスイッチ、可変抵抗の在庫と私の気力などから5台が限度しょうか。

 過去7台作りました。イコライザからみた内訳はCR型が4台、マッキンタイプが2台、マランツが1台です。

 次はマッキンで行きましょうか。その前に、CR型のこのサイテーションⅣを完成させなければいけませんね。