先日、福岡のカホパーツへ足りないパーツ、小物を買い出しに行きました。
その前に、ジュンク堂に寄ってみたのです。もう私の好きそうな雑誌もあまり置いてないというか、出版されてる数が減ったのでしょうね。
1Fから2Fへ。ここは文具売り場、3Fへ上がると専門書のコーナーなのですが、ちらちら本を見た後に、奥の方を見ると中古レコード販売コーナーがあります。
「GROOVIN」が出店していました。
吸い寄せられるように入っていくと、JAZZ、クラシック、ROCKなどのレコードが。
1枚1000円ちょいくらいのものが多く、5枚選んで購入しました。
いつものことですが古い物ばかり選んでしまいました。
1945年から1955年頃のものばかり。
基本はサックスが好きなのです。ジョニー・ホッジス。コールマン・ホーキンス。
古い録音のものを聴いていると、サイドメンであまり聞かないプレーヤーの名前があり、それもまた新しい発見で嬉しくなります。
その中の1枚。コールマン・ホーキンス/レスター・ヤング。
ジャケットの裏はレスター・ヤングです。
ビブラートを聴かせながら、精力的に吹くコールマン・ホーキンス。ゆったり柔らかく吹くレスター・ヤング。
なんとなく自分の中でテナー・サックスの系譜があり、あのプレーヤーとこのプレーヤーは同系統かなと考えることがあります。
たとえば、ベン・ウェブスターのアクの強い音をもっと減退させると、ラッキー・トンプソンに似てくる。例えばうねるようなソニー・ロリンズの男性的な音をソフトにスムースにするとドン・バイアスに似てくるとか。
まあ、私はサックスが好きなのです。
ラビット・ジョニー・ホッジスはとても軽快で色っぽい音色がウリです。彼も大好きです。
もちろんサイドで頑張るトランぺッターたちも好きですが、この年代のペット奏者は押しなべてハイトーンで元気のよい演奏が多いなあと感じています。
さてこの最近のJAZZは、感性的なフレーズが多く、現代音楽との垣根が分からくなっているような気もします。
構いません。相変わらず好きな音を選んで、どの時代のものでも聴いていきます。
FRのカートリッジとALTECで。


