曇天 | Die letzt Tauschung

Die letzt Tauschung

役者を目指すあきこがお送りする、日常。

桜の咲く季節、空は鼠色であることが多い。

青空を背景に桜を見るのもいいが、鼠色を背に映る桜というのもまた良いものだ。

大学にある桜の木はほぼ満開になっていた。

ここ最近降る雨にも負けず、桜色が校内に広がっている。


金曜日、私の通う大学では新入生対象のクラブやサークルの勧誘をメインとした

新入生歓迎式のようなものがある。

昨年私はこれを体験する立場だったが、今年からは提供する立場になる。


立場というのは、ちょっとした期間で変わってしまうものだ。


入学式、自分が新入生であったのに、1年経つと次に入ってくる新入生の先輩となっている。

卒業式、自分は送り出す立場であったのに、数年経つと自らが卒業生となっている。


これは勿論、学生に限ったことではない。


これから先、私はどんな立場で、どんな人々を迎え、どんな人々を送るのだろうか。

考えれば考えるほど、わくわくするような、不安になるような。






取り敢えず今は桜が全て散ってしまうその前に、お花見をしたいなあなどと思っているのだが。