「晴れは、気持ちが軽く明るくさわやかな気分で
雨は、気持ちが重く暗くすっきりしない気分だ」
そう、大人から教わった子供は、大きくなってからもそう考える。
「ハレハ、キモチガカルクアカルクサワヤカナキブンデ
クモリハ、キモチガオモククラクスッキリシナイキブンダ」
しかし、
「晴れは、気持ちが重く暗くすっきりしない気分で
雨は、気持ちが軽く明るくさわやかな気分だ」
と教えられたら、そう、考えるだろう。
深夜、十数年前、社会現象を巻き起こしたアニメの再放送で、上記のような言葉(こんなに長くない。ほんの少しの単語だった)が流れた。
私は「確かにそうだな」と思った。
必ずしも、教えられたことだけに固執するわけではないだろうが、一里言える。
私たち人間はその殆どがまず親から世界を教わる。
空は青い
海も青い
朝焼けは赤い
夕暮れも赤い
葉は緑
芝生も緑
そしてそれをただ一つの真実だと信じ、生きていく。
考え方一つで変わる、脆弱な真実。
東京の空は曇っている。
これを、「憂鬱だ」と考えるのか、「素晴らしい」と考えるのかは、気持ちのあり方なのだ。