このごろ学校のお勉強?!やテストに追われていて忙しく、少しストレスに押されぎみでバイオリンの練習にも気が入らない長男君。挙句に先生のところで出される曲が難しく、集中して練習しないので仕上がらず、発表会を逃すことが何回か続いていました。

でも、学校でのクリスマスコンサートは別に気合を入れずとも、やんやといつも拍手喝采してくれるやさしい?!聴衆ばかり。バイオリンの先生関係とはまったく別世界なので、長男君はいつも気楽に弾きます。
今年は最年長学年とあって、クリスマスコンサートへの出場ももちろんこれが最後、何を弾くのかと思ったら、チャルダッシュどお?と音楽の先生からお声がかかりました。二年前はヴィヴァルディのコンチェルトをしたのが、私の記憶に残っています。

チャルダッシュかぁ・・・、ピアノ弾き次男君と波長の合う日は、遊びで弾いている曲。弾くのは簡単だし華やかで聞いてる方も弾いてる方も飽きる前に終わる短い曲なので、長男君にはありがたい限り。

しかし、この12月のクリスマス休み前は大きなテストがバンバンと続き、挙句にオーケストラなどもあって大変そう。プラスα、レッスンにも行って落ち着く暇が無くちょっと息切れぎみ?!こんな時にチャルダッシュなんてやってられるか~、とでも思ったのでしょう。練習している様子は皆無です。
発表会一週間前に学校で、伴奏してくれる先生と合わせをしてきた午後、私が「ママも聞きにいくからねぇ~」と宣言。すると、すごく嫌な顔をする長男君。せっかく最後なんだし、チャルダッシュといえどもいい記念に聞かせてもらうわよ!!

するとボソッと一言「ママが来るなら、ちょっと練習しなきゃ・・・・」

はぁ、どうりで練習しないと思ったら、観衆が学校関係だからあまりきちんと弾かなくてもいい、ぐらいの気持ちだったよう。
そりゃだめだよ、聞いてくださる方々に失礼でしょ、と言ったって「ふん!」生意気盛りのティーンエイジャー。しかし、まだまだかわいいティーンエイジャー、うるさいママが聞きにくるとなればやっぱりちょっとはきちんと練習しないと・・・、と気分が変わったみたいです。

それでも学校のストレスがあって、何回か?!弾いた程度。まぁ、派手な間違いはしないだろうし、みんなが楽しく聞いてくれればいいかな、ぐらいに私も気を静めました。

当日、彼の出演は休憩前の最後から二番目。前半に大きな生徒たちの出演が続いたと思ったら、小さな子達がバイオリンをキコキコさせたり・・・。みんな人前で発表えらいえらい、上手じゃなくても私には楽しいほほえましい出演が続きます。そうこうするうちに長男君出番。

音楽の先生と出てきました。音合わせして・・・、あれ?譜面台ないじゃん。
袖から譜面台を出してきた先生に、「暗譜でしますから」と、一言。
えぇ?あんなに練習してなくて暗譜出来てるの?そりゃ繰り返しの多い曲とはいえ・・・、大丈夫なのかなぁ、と半分心配。でも本人大丈夫っていうんだから、平気なのかな、と頼もしくも思いました。

曲の出来はご愛嬌です。指が少しもつれたり、音が当たらなかったりあったけれど、全体的に満足のいく出来だったのに加えてなによりも、彼自身がとても舞台を楽しんでいる様子が印象的でした。クラスのお友達も大勢聞きにきていて、終わったときはヤンヤの大騒ぎ。このごろ溜まっていた日常のストレスもここで少し解消されたようで、帰りの車は上機嫌。

暗譜にしたのは、暗譜で練習したことなかったけれどたぶん大丈夫だと思ったし、その方が自由に弾けるし、なにより少しぐらい気を引き締めた方がいいと思ったのが理由。
そういう冒険するのもティーンエイジャーだなぁ、と半分呆れます。

あとからお友達のお母さんに言われたのが、「あんなにラフに緊張感もなく挙句に笑顔で”当たり前”に弾いて、本当にかっこいいわね!!」でした。

長男君は以前、新しい曲が出されたときにYouTubeでヴェンゲロフの演奏探し出し、それを見ながら「どうしてこんなに楽しそうに苦労してる風でもなく、笑顔でラフに弾けるんだ!それも完璧にだよ!!」と尊敬の眼差をしていたのを思い出しました。それを少し真似したのかなぁ?

曲のレベルはまったく違っても、舞台慣れしてきたのか自分で気をつけているのか・・・。そんな長男君を見ると大きくなったなぁ~、と私の気分も上々。

今年の12月は子供たち二人の発表会が上手く行って、私も楽しいクリスマスと年末年始が迎えられそうです。
去年に引き続き今年で二回目の、子供のためのコンサートに参加した次男君。
毎年、前の先生のお友達、今の先生の同僚?!とでもいう方が、子供による子供のためのクリスマスコンサートをオーガナイズしています。
とても小さなコンサートですが、ミュンヘン音大内の小ホールで行われるので環境的にはばっちり。ピアノも割合きちんとした?!スタインウエイが置いてあるので、次男君お気に入りの場所です。

そのコンサートは進行役のオーガナイズ先生のお話に添って、生徒達が曲を演奏するというものです。
今年もそのお話をいただいたとき、すでに暗譜が終わっているベートーベンのソナタから一つ二楽章に決めました。

その曲は今の先生になってからの初宿題で出され、夏休み中に暗譜しておいでともらった曲でした。そう、そして今は12月です。なんとこんな短い曲を4ヶ月間も温めて、先日ようやく発表会へと漕ぎ着けたのです。

でも4ヶ月といっても、その間には指の使い方練習用にバッハをもらったり、和音の暗譜練習用にメンデルスゾーンの小品が宿題に出たりと、すべてが平行して進んでいきました。
中で一番大切なのは、音階の練習。ハノンではありません。
主要和音を各調でなるべく速く、それが出きるようになったら、右手と左手を交互に使って、各調アルペジオ。そしてそれからカデンツァへ。
今はリズム読みの弱い次男のために、リズム練習の本が加わりました。

これだけの宿題の中、毎回一時間のレッスンで曲を弾く時間というのは少ない感じでした。家で曲の練習をしてもあまり力が入っていないのが分かり少し心配に。発表会があと一ヶ月ぐらいなのに、メロディーの感じとか強弱とか右左の和音のバランスとか全まったく出来ていないので、ある時口を出してしまいました。

ちょっとさぁ、それ、左手大きすぎない?そこはさぁ、少しゆっくりになって・・・・などなど・・・。
それを聞いた次男は怒ったように、だってさぁ難しいんだよ、先生にちょっとは言われたけれど・・・。それにさぁ、長く弾きすぎなんだよ、こんな短い曲を長い期間弾いてたら、よくわかんなくなっちゃってさ・・・・ぶちぶち・・・・。

そんな会話があった週のレッスン後、家に帰ってきて傷心している様子の次男。どうしたのかと思ったら、その日のレッスンで、一ヶ月後に迫った曲を録音して聞いたらしいのです。

こんなに下手に弾いてるとは思わなかった・・・・、
すごくひどいんだよ・・・・

自分なりに気をつけているようでも、何かが足りなかったらしく、今まで以上に考えて練習するように、そして発表会まであと2回のレッスンを残すのみとなりました。
それでもまだまだ仕上がってない感じですが、ここで(私が)ジタバタしてもしょうがない。暗譜はしてあるんだから、当日間違えずに弾ければいいか、ぐらいに考えることにしました。

残り2回となった日のレッスン後、うれしそうに帰宅の次男。今日は一曲だけを重点的にレッスンした様子です。

そのうれしそうな理由が次の日の練習中に判明。
あれだけ心配していたのがうそのように、細部まできちんといろいろなところに手が加わっていたのです。音の強弱のみでなく、音の流れや和音の出し方、右左のバランス、なによりメロディーが生き生きと流れているのがはっきりと分かります。

最後のレッスンは発表会の一日前、それまでの一週間の間、仕上げてもらった曲を自分のものにしていくさまが日々の練習で聞きとれて、私は感動すら覚えました(うぅ~おおげさぁ)。

暗譜ももちろん終わっている、自分のやっていることが分かっている、弱い箇所も自分で確認している、それをどういう風に弾いたらいいのかを一回でばっちりとやり、それを固めて発表会。曲を仕上げるのに長い期間レッスンでやる必要なはし、本格的に仕上げるときは一回のレッスンで、という方針なようです(様は音大生のマスターコース)。

発表会一日前のレッスンではたいそう褒められたらしく、意気揚々と帰宅した次男でした。

肝心の発表会では、やっぱりティーンエイジャー。子供たちが多い穏やかな会場で、短い曲をきちんと仕上げてあり、本人なりに自信があっても、やっぱり緊張からは免れません。7月のミニコンクール発表会での失敗(2曲とも暗譜したはずが、2曲とも途中で忘れて最後は楽譜を見て弾ききった)が、走馬灯のように頭の中をぐるぐると回っている様子。


もちろん、聞いている私も緊張しました。でも無事に上手に弾けて、拍手をたくさん。自他ともに大満足の仕上がりに足取り軽く会場を後にしました。

その帰りにはお気に入りのイタリアンで二人しておいしいものを食べ、楽譜屋さんに寄って(なんと)映画音楽集を購入。年末時期のご褒美となった発表会でした。




毎年恒例、クッキー作りです。
去年も(こちら)たくさんつくりました。
今年も同じものを同じぐらい作りましたが、毎年やってるとなんとなく新鮮さがありません。ですので今年はちょっと違うことをしてみました。
まず、バタークッキーのバターから。
有機スーパーで生クリームを2リットル購入して約700gのバターを手作り。(しかしこれだけじゃ足りないので、足りない分は普段使いのスーパーのものを250gx6個別途購入)
そして、アーモンドプードルも購入せずに、有機栽培アーモンドを買ってきて、皮を取ってミルで挽きました。(このミルもこれ用に購入!!やりすぎか?!)
ここまでくると自己満足ですね。

いろいろなものにこだわって合計15種類ほど・・・。

このお皿にあと5種類ほどプラスです。


とにかく焼いているときの幸せ感といったらありません。
作りたてバターで焼き上げた時の香ばしさ、アーモンドの挽き立ての香りは今までとは違うことは確かでした。
しかし出来上がって見ると、味自体は去年と比べてみて感動するほど変わっていることはないようです。比べられないのが残念なんですが・・・。
こうやって少し苦労をして作ってみても、食べる方としたらあまりそんな苦労も風味も感じずに”ワシワシ”、”バグバグ”と口に運んでくれます。まぁそれもいいのかな?

違う種類のものも挑戦しましたが、やっぱり本のレシピ通りというのはいまいちですね。味が好みでなかったり、固さがいまいちだったり、作りにくかったり・・・・。気に入ったものが出来上がったときはうれしいものがありますけれど。それも滅多にはないです。定番はお友達に教えてもらったものや、もちろん義母から受け継ぐレシピ、そして自分なりに変えて作り出したものがほとんど。

11月の終わりから始めて今日でようやくとりあえず、一段落。
あとは残りの粉砂糖やチョコレート、ナッツを使ってケーキを焼いておしまい。これでクリスマスに一歩近づきました。