昨夜、バイエルン州立歌劇場バレエへ行ってきました。
プロコフィエフ作曲のロミオとジュリエットです。
演出は今は亡き、ジョン・クランコ(John Cranko)。

いつもオペラばかりなのですが、いつも売り切れのバレエも少し気になっていたのです。
ある日なんとなくチケットサイトを開いたとき、いきなり一列の舞台真ん中4席が売り出されていたので旦那をさそって行くことしました。

年末にそういえば、
メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」バレエも見に行ったのですが、その演出も34年前のもの。とはいえ、斬新な演出で古めかしさはまるで感じませんでした。かえって34年前なんて、斬新すぎてブーイングだったんじゃないかなぁ、と思わせます。

その演出といい、今回のロミオとジュリエットといい、
昨今のミュンヘンオペラ演出とはまるで正反対、
舞台も衣装も綺麗、人気があるのも頷けます。

指揮:Robertas Šervenikas

配役:
Julia: Polina Semionova
Romeo: Friedemann Vogel
Tybalt: Matej Urban
Graf Paris: Erik Murzagaliyev
Mercutio: Javier Amo
Benvolio: Léonard Engel
Graf Capulet:Cyril Pierre
Gräfin Capulet:Séverine Ferrolier
Faschingsprinz:Ilya Shcherbakov
Julias Amme:Elaine Underwood
Pater Lorenzo:Peter Jolesch

こう記載しても、あまり私にはピンときません。
ジュリア役のポリナ・セミオノワは日本でも有名のようですね。
彼女はバイエルン州立バレエには2012年からゲストプリンシパルとして定期的に出演しているようです。

さて、待望の一番前の真ん中に勇んで座ったのはいいのですが、なんと私の席は本当にど真ん中。いきなり私の前に、指揮者の頭が・・・ 舞台真ん中の視野を邪魔しています。
うわぁぁぁぁ
アインザッツの時の息遣いとか、小さな唸り声とかもろに聞こえてくるし。
それに、曲が派手になるとバレエの踊りに合わせて、指揮者も踊り出す(指揮棒を振り回す・・・・)。 さらになによりも私はオーケストラの音が気になって、バレエを見るのも忘れてしまう始末。 チェロチェロなんてやることが無いと振り返って、鼻の下を伸ばしながら舞台に見とれていたり・・・。そんな、どうでもいいことがいちいち気になってしまい、もう大失敗。
それに舞台を少し見上げるような恰好だったしいろいろなことが重なって、とにかく疲れる鑑賞でした。

まぁこうやってどこの席がいいのかが明確に分かるようになるんですね。こればかりは経験してみないことには分からないことのようです。 


年末、うちにホームシネマとしてやってきた3Dのプロジェクター。
それとともにいつくかのDVDを購入したわが旦那。
もちろん、3Dでない映画も入っていました。その中の一つです。
この映画、ドイツでは昨年秋に公開されました。
予告編を見たときは、ぜひとも見たいと思っていたのに、
忙しさにかまけて時すでに遅し。
映画館へ行こうと思っていた矢先にDVDが発売となってしまったのでした。

ネタバレになるようなことは書きませんが、
見終わったときには、
こんな悲壮感の漂う希望のない内容なのに、
不思議と心が暗くなる事はありませんでした。
もちろん、心は重くなりますが・・・。

日本では2月から公開とあります。
多くの方に見てもらいたいな、と思う映画でした。

年明けて第1回、旦那とのおでかけです。
ミュンヘン中央駅近くにあり、昨年改装が終わって新しくなったドイツシアターにて、ブタペストオペレッタ・ミュージカル劇団の公演に行ってきました。

昨年新聞批評を読んだ旦那が是非行ってみたい、というのでチケットを購入。
今日はまだ冬休み中ということと、演目が子供向けということで、会場は小さい子供たちを連れた家族連れで大賑わい。 こういうときのトイレは最悪・・・長蛇の列です。

なーんてことはいいとして、前から5番め良い席。さらに私の前は誰も座らない!ラッキーと思いきやいきなり端の方から大男が移動してきて、舞台の1/3がみえなくなってしまいました。 

そして頭上には大きなスピーカーがぶら下がっています。オペラと違ってミュージカルってマイク使うのよねぇ・・・。なんとなく嫌な予感がしたとおり、かなりの音響・・・。途中で耳を塞ぎたくなるような大音量の時もありました。その最中にもちろん舞台効果で爆発音がしたり、バンバンと音がなったり・・・、最後には電気さえもピカピカと輝き・・・、子供には良くないんじゃないの?と思ってしまいました。

生演奏はなかなか素晴らしかったです。ミュージカルなので、シンセサイザーも交えてでもしっかり弦楽器や金管楽器も少人数ながらきっちりそろっています。さすが東欧?!金管楽器がうまいです~。(なーんてこの期に及んでもしっかりと聞いてしまう悲しさ・・・)

さて肝心の舞台、台本。
これはディズニーがコーポレーションということで、我が家にあるアニメ版映画とほとんど同じ。
聞きなれた、見慣れた舞台で、隣のおじさんはなんと途中、気分が向上したのか、有名メロディーを役者さんと一緒に口ずさみました。  一瞬びっくりしたけれど、オペラじゃないしまぁいいか、とおもしろおかしく聞き流すことに。(爆
舞台装置はやっぱり移動ミュージカルということで、ロンドンで見た常設のミュージカルとは比べものにならないくらい簡単なものでしたが、工夫はされていました。
でも衣装はとっても綺麗。とくにテーブルナプキン役の女性ダンサーたちの衣装が白で光沢のある布に青地の模様がセンス良く施されています。衣装担当とか小道具の人って、こういう仕事楽しいでしょうねぇ。

上演はフランス語訛りのドイツ語でしたがしっかりと聞き取れました。その中でタッシロ役の男の子9歳ぐらいの子かなぁ、とっても発音に苦労していたけれど、とってもかわいくて微笑ましくなります。

ミュンヘンで始めてかな?ミュージカルを見たのは。あの大音響さえなければいいんですけれど・・・。この次、なにかのミュージカルへ行くときはカテゴリーを落として後ろの方にしてみようかな、と思ってしまいました。

さて、次回旦那とのおでかけは、二週間後ドイツオペラ座のバレエ、プロコフィエフ、ロミオとジュリエットです。ずーっと立ち見席しか残っていない公演だったのに、先日何気なくチケットのところをクリックしたら一番前のど真ん中が4席売り出されていたのです。VIPのために残してあった席だと推測されます。今からとっても楽しみ~。