今日もいいお天気、長男の(元)バイオリン先生と次男の(元)ピアノの先生のコンサートへ行ってきました。でも今回はコンサートの話でなく、その後にあったちょっと気になる会話を・・・・。

先日友達から:
今度友達の娘(バイオリン)がコンクール出場するのに一緒に組むピアノの子は16歳。でも未だにパパが一緒にレッスンついてきて、練習も一緒にやって、毎日30分ぐらいの練習でなんでも出来てしまうそう・・・・。そんなパパさんから一緒に練習お願いします電話が来て、私は大爆笑してしまった。

こんなメールをもらいました。

へぇ、16歳でパパ!!がレッスンについてくるんだぁ・・・・。
よく反発しないでおとなしく(それもプロではないらしい)パパの言うことを聞いて練習するな、とまずは関心してしまいました。

日本なら?!ありえるかもしれません。でもドイツではちょっと珍しいかも・・・。
普通のドイツ人の子供たちはある程度の年になったら、親になにも言わせないぞ!的な態度で挑んできます。ちょっと言おうものなら、不機嫌にドアをバタン!
「その音はずしたよ」などと言おうものなら
「分かってるよ、でも難しいんだよ。弾けないのにそんなこと言わないでよ。ちゃんと練習してんだから!」と、反発。

そんなふうになると、私の頭はカッカッカ・・・、そしてイライラ状態に。
でも思春期ならそれも当たり前・・・、と深呼吸をして自分を落ち着かせる日々でした。(今は諦めて本当になにも言わなくなった、成長したのは親の方です。)

さて、今日コンサートの後のお食事会にたまたま話の会う音楽家の方がいらして盛り上がりました。オーケストラの話に指揮者の話、そして子供の話・・・。

その方は息子さん二人、11歳と7歳、上がバイオリン、下がピアノ。うちと同じ構成です。楽しく楽器を弾いている日々らしいです。
うちの18歳になったバイオリンをやる息子はドイツで有名なバイオリニストのデイヴィットガレットが大嫌い。

ちなみにガレットは、若きころ神童で売り出し、その後ぷっつり消えたかと思ったら、このごろオリンピックスタジオなどでライトショープラス大きなオーケストラやバレエ団を引き連れて、誰でも楽しめる?!ショーでお金を稼いでいます。
しかし、批評家から言わせれば、彼はエンターテナーであって、バイオリニストとはあまり認めたくないようなので、彼のショーは散々叩かれます。それでもチケットは完売に近いということは彼を好きな人がたくさんいる、ということです。

私はある時、本屋さんに彼の等身大の写真が飾ってあったのを見て嫌悪感を覚え、後ずさりしたことがあります。(爆 その時は彼のCDが発売されたときだったようです。

長男は、ガレットがバイオリン片手に汚い恰好をしてただたんにギガショーをやるだけなのに”世界的バイオリニスト!”と銘を打たれることに納得いかないのです。そして適当に弾いているとしか見えないバイオリン演奏を聞かせるなんてもってのほか、と毛嫌いしています。


話は戻りますが、私はその音楽家の方に聞いてみました。バイオリンを弾く彼の息子さんはガレットのことをどうおもってるのか・・・。
そうしたら、息子さんでなく彼自身が実はガレットをとっても可哀想に思っている、というのです。

まだガレットが14、5歳の思春期真っ只中、まだ神童といわれていた”とっても上手なバイオリニスト”だったころ、ガレットのソロの後ろでオーケストラ伴奏をしたことがあるらしいのです。

”その時ねぇ、練習合わせの時から、彼のご両親ががっちりガード、びったりガード。いつも親の顔を気にして弾いててさぁ、それを見てたら本当に可愛そうになっちゃったよ。その後、テレビインタビューで知ったんだけれど、親から離れてアメリカ留学したころから、子供時代に無かった自由を取り戻したらしい。今じゃ、クラシックじゃなくて、ショーイベントみたいにしてああやって売り出しているけれど、それが自分なりに選んだ道なんだよねぇ。”

私はすかさず、五嶋みどりの話をしました。
彼女も母親のせいで(とみどりさん言わないけれど)、バイオリンが弾けなくなるぐらい精神的不安定になり、一時病院で治療しなければならなかったことを話しました。

日本じゃよく知られている話ですが、ドイツ人はあまり知らない様子。彼女は頑張って克服して、今ではコンサートの傍ら慈善事業に精を出しています。

やっぱりねぇ、親がつきっきりで子供をスターに仕立て上げることって、罪意外のなにものでもないよね、と言う話に行きつきました。

子供がやりたいことをサポートするのと、子供を引きずって引っ張っていくのは大違い。

それにしても親からの受けた”スパルタ”教育で、同じような苦しみを味わったのちに、その試練を克服して無事?!音楽家として成功した二人を比べてみると、ガレットはお金儲け、みどりは慈善事業と雲泥の差。

これって、国民性?それとも人間性なのかな?それともやっぱり親の育て方?!

いろいろと興味深く考えさせられる日でした。
ミュンヘン郊外はどの方向へいってもきもちのよいドライブコースがたくさん。
今日は昨日に引き続きお天気が良かったので、
久しぶり夫婦でSKLカブリオレに乗っておでかけです。
日曜日なんだけれど、仕上げなければいけない仕事があるから、往復でも2時間ぐらいのところ、という旦那からの注文です。

高速道路を使えば往復2時間だと意外と遠くまでいけます。
ただそれじゃあドライブの意味があまりないので郊外の下道を使いますが、
うちから往復2時間となるといける場所が限られてきます。

ちょっと調べてみて、今日決めたところがKloster Schäftlern(シェフトラーン僧院) と言うところです。ミュンヘンの市街地、中心から車で20分ぐらい。

そこは小高い丘のような山のようなところにあります。
ですから、そこへいくまでにはくねくね道あり、谷あり、おまけにイザール川越えまであり・・・・。ドライブにはもってこいです。そして日曜に開いている僧院直営店(主に僧院自家製ワインやビール、お茶など扱っている)にも寄れます。
私たちが住んでいるところからは下道を通って一時間。
晴れていたせいかサイクリングをしている人たちがたくさんいたので、少し怖い思いもしましたが、とても気持ちのいいドライブでした。


ちなみにお土産は、カシスリキュールとクリスマスにホットで飲むワイン(グリューワイン)。

しばらくよいお天気が続きそうです。

11月1日毎年恒例、カトリック教会では亡き人を偲ぶ日(本当は諸聖人を偲ぶ日)。初めに教会の中でミサが行われ、その後外のお墓でミサが行われます。
毎年霧深かったり、冷たい風邪が吹いたりして寒い思いをするのですが、今年は朝からきれいに晴れて気持ちのいい外出日和でした。

我が家もお義父さんと義理の妹さんお墓が別々の場所にあるので、午前と午後の二回に分けて二場所でお墓参りミサに参加です。
教会ミサに参加せず、お墓の前に集まり、みんなで神父さんのお祈りというか、お話を聞きく人が大半です。我が家もお墓でのミサだけ参加。

お昼近い午前中に義理の妹さんのお墓。これはお義理母さんのうちの近くにあるので車に乗って行かなければなりません。

昨夜からお友達のうちに徹夜で遊びに行ってる次男を朝10時に迎えに行き、普段のお休みはお昼すぎにしか起きない長男を10時半に起こしたあと、最後までコンピュータの前に座り込んで仕事をしている旦那に声を掛け、私は5分間でお化粧をして無事に11時ちょっと過ぎに車を出せました。

もう8年も前、急性のリンパガンで36歳でいきなり逝ってしまった義理の妹さん。その当時、義母の悲しみ様は尋常ではありませんでした。でも時が経って精神的に元気になった義母の相手をしていると、一安心です。

敬虔なカトリック教徒の義母はこの日のためだけでなく、春、夏、秋(今日)、クリスマスと年に4回お墓を綺麗にします。義理の父のお墓が我が家の町にあるので、そのお墓も同じように年4回の手入れです。

そんなお墓参りも、カトリックから抜け出た旦那、宗教に反発を抱く長男に言わせると「他にやることがあるのに!何も今日じゃなくて、本人が行きたいときにお参りすればいいじゃないか!」
それはそうだけれど、でもこんな機会でもないと、他の町にある義理の妹さんのお墓なんて行かないでしょ。それに何よりも、義理の妹さんのお墓の前だけ誰も訪問者がいなかったら義母が悲しみます。
私はあまり普段行かないお墓だし、こういう時ぐらいいいかなぁ、ぐらいの感覚ですし、お墓をきれいにする義母の気持ちも考えると、やっぱり行ってあげないと、と思うのです。

宗教とのつながりをがっちり考えすぎて、そういう行事にものすごく違和感を感じ、嫌悪感を覚える人もいるようですが、私はあまりそういうつながりは考えないようにしています。でないとここに住んでいて違和感がたくさんですもの。

さて、これが終わると11月30日からのクリスマス期間アドヴェントが始まり、各町に12月24日までクリスマス市が出ます。その間、12月6日のニコラウス行事、プライベートの忘年会、クリスマス会などなど行事が目白押し。そしてクリスマスのち大晦日と、連日パーティー続きです。
しばらくはそれまで、何もない日々が続きます。年末の飽食期間に入る前、少しは体重を落としておかないと・・・。この4週間が勝負。無事にお墓参りが終わるといつもそう思うのです。